詐欺メールの本文（受信例）

この詐欺メールのポイント（見分け方）

• 差出人が公式に見えても信用しない： 表示名や本文で「NTT」を名乗っていても、差出人メールアドレスや送信元が不審な場合が多いです。
• 電話で催促する形式： 「電話してください」と電話番号を指定して連絡を促すのは典型的な手口。通話で個人情報や金銭を要求される危険があります。
• 切迫感をあおる文言： 「至急」「確認事項があります」など、急がせる表現は要注意。
• 番号の表記が複数ある： 半角数字・ハイフンあり／なしなど表記の揺れが混在することがあります。
• 本文に不自然な改行や記号： レイアウトが雑、意味の通らない行がある、画像のみで要点を伝える等は怪しいサインです。

被害に遭わないための対処法（今すぐできること）

1. 電話しない： 指定の電話番号に絶対に連絡しないでください。通話すると個人情報や暗証番号、場合によっては手続き料・振込を要求される恐れがあります。
2. メールの削除・ブロック： 同様の差出人や件名からの再受信を防ぐため、送信元をブロックしメールを削除してください。
3. リンクや添付ファイルを開かない： メール内のリンクや添付は絶対にクリック・開封しないでください。マルウェア感染や偽サイト誘導の危険があります。
4. 連絡先は公式窓口を使う： NTTの公式サイトに掲載されている窓口や契約書に記載の連絡先を利用して、疑いがある旨を確認してください（メール内の連絡先は信用しない）。
5. 被害を受けたら記録を残す： 受信日時、差出人、本文（スクリーンショット等）を保存し、警察や消費生活センターなどに相談できるようにしておきましょう。

報告先・相談先の例（参考）

よくあるQ&A

Q. メール内の番号にかけてしまった — どうすれば？

A. すぐに通話をやめ、通話で伝えた個人情報（氏名、住所、暗証番号、クレジット情報など）があればそれらのサービス（カード会社、銀行等）に連絡して被害の拡大を防いでください。また警察や消費生活センターにも相談してください。

Q. 本当にNTTからの連絡か不安 — 確認方法は？

A. メール内の連絡先を使わず、ご契約書や公式サイトに書かれているNTTの窓口に直接問い合わせてください。公式サイトの問い合わせフォームやチャットを使うのも安全です。

まとめ

今回確認された詐欺メールは、NTTを装って電話での連絡を促す典型的な「なりすまし」の手口です。指定された番号に電話をかけない、リンクや添付を開かない、公式窓口で確認することが最も重要です。迷ったらスクリーンショットを保管し、専門窓口に相談してください。