詐欺被害の無料相談所にご注意を

詐欺被害者を救済を謳って手数料を詐取する悪質業者にご用心

最近、「会費が未納です」「動画サイト未納料金ある」と言われ高額の詐欺被害にあってしまったというニュースが多く報道されています。

 

実際、令和3年の特殊詐欺の認知件数(以下「総認知件数」という )は14,498件
(+948件、+7.0% 、被害額は282.0億円(-3.2億円、-1.1%)と、前年に比べ )
て総認知件数が増加したものの、被害額は減少。被害額は過去最高となった平成26年(565.5億円)から半減。

 

しかしながら、依然として高齢者を中心に被害が高い水準で発生しており、深刻な情勢です。

 

詐欺被害に遭わないために、様々な詐欺の手口とその対策を知っておきましょう。

 

今回は詐欺被害者を救済を謳って、手数料を詐取する悪質業者について書きとめます。
昨今、ワンクリック詐欺や架空料金請求詐欺、迷惑メールなどの電話番号を検索すると
「ご相談は完全無料・秘密厳守」とか「専門家に対象を…」といった内容のWEBサイトを多くヒットします。
大概はGOOブログ、ライブドアブログ、FC2ブログなどの無料のブログサイトです。
連絡先の電話番号を調べてみるとネットで『詐欺被害者を救済を謳って、手数料を詐取する悪質な探偵業者』といわれている
悪質な業者であることが分かります。
何故かサイトには業者名を伏せているようです。

 

上記のような詐欺に関しての専門家といえるのは弁護士と警察のみです。
既に被害にあってしまった詐欺被害者に関しては探偵業者はなにも役に立ちません。
ですから、「騙された!?」と思ったとき詐欺業者の連絡先電話番号を検索サイトで調べて、ヒットする業者名のない怪しい相談所に電話してはいけません。
詐欺師に「騙して下さい」と伝えるようなものです。

 

そんな業者にどんな名目がでもお金を支払うのは”盗人に追い銭”行為でもってのほかです。
悪質業者に暴言を与えても仕方ない事ですが、餌を与えて太らせてはいけません。

 

但し、詐欺事件一般にいわれていますが、被害金がそのまま戻ってくることはまずありません。
実際に現金を渡してしまったら、泣き寝入りをするしかありません。

 

もし、身に覚えがあってもなくてもいかがわしいと思われるサイトやメールにあってしまったら相手にしないことが最適手段です。

 

詐欺のターゲットになってしまった場合には、速やかに警察にに相談することで対処しましょう。

 

詐欺にあわないために、まずできる事は
①何かあったらその内容をインターネットで検索をする。
②業者などには、連絡先などの個人情報を教えない。
③一人で悩まず、親族や知人、近くの警察に相談する。
 を心掛け行動しましょう。
尚、インターネットに詳しくはない方が詐欺のターゲットになることが多いので
周りの方から積極的に注意かけをするようにしてください。