American Express「プレミアム・カード保険」無償提供開始は詐欺メール!東京海上日動との共同開発を装う偽案内
2026年11月7日、American Express(アメリカン・エキスプレス)を装った「プレミアム・カード保険」無償提供開始のご案内という不審なメールが確認されました。
メールでは「東京海上日動×アメックス共同開発」「すべての会員様へ無償提供」「1年間の安心補償」などを強調し、カード会員向けの無料保険を案内しています。
しかし、送信元メールアドレスやリンク先はAmerican Express公式のドメインではありません。
今回のメールは、American Expressと東京海上日動の名称を悪用したフィッシング詐欺メールと判断できます。「無料の補償プログラムを有効化する」というボタンにはアクセスしないでください。
同様の内容は2026年11月5日にもフィッシング情報サイト「フィッシングJP」で報告されており、送信元や誘導先を変更した類似メールが確認されています。
実際に届いたAmerican Express偽装メールの画像

画像ではAmerican Expressのロゴや青色を基調としたデザインを使用し、正式なキャンペーン案内のように見せかけています。
盗難・紛失、不正利用、ショッピング補償、オンライン不正アクセスなど、具体的な補償内容を掲載している点が特徴です。
詐欺メールの件名・送信元・不審なURL
| 項目 | 確認された内容 |
|---|---|
| 件名 | 【重要】アメリカン・エキスプレス®会員様限定「プレミアム・カード保険」無償提供開始のご案内 |
| 受信日時 | 2026年11月7日(土)7:33 |
| 差出人名 | Amex |
| 送信元 | service.americanexpress.com@d8m3ak.info |
| 送信元ドメイン | d8m3ak.info |
| 誘導先ドメイン | aexshorthoo26d.jeor9d.info |
| 悪用された企業名 | American Express、東京海上日動火災保険株式会社 |
| 案内内容 | プレミアム・カード保険を1年間無料提供 |
| 誘導文言 | 無料の補償プログラムを有効化する |
| 判定 | フィッシング詐欺メール |
メールに記載された不審なURL
メール内の「無料の補償プログラムを有効化する」というボタンには、次の不審なURLが設定されています。
https://aexshorthoo26d.jeor9d.info/2ymmlo/hepe
※画像から読み取れる範囲で記載しています。URLの一部に読み取り誤差がある可能性があります。
このURLはAmerican Express公式サイトのドメインではありません。
特に「aexshorthoo26d」という文字列は、2026年11月5日にフィッシングJPで報告された類似メールの誘導先にも使用されています。
今回のリンク先の実際の動作は未確認ですが、ログイン情報やカード情報を入力させるフィッシングサイトである可能性が高いため、アクセスしないでください。
実際に届いた詐欺メールの本文全文
以下は、2026年11月7日に確認されたメール画像の本文を文字起こししたものです。
件名:【重要】アメリカン・エキスプレス®会員様限定「プレミアム・カード保険」無償提供開始のご案内
差出人:Amex
service.americanexpress.com@d8m3ak.info
AMERICAN EXPRESS®
東京海上日動 × アメックス共同開発
【重要】すべての会員様へ無償提供
「プレミアム・カード保険」開始のお知らせ
日本最大の損害保険会社である東京海上日動火災保険株式会社との提携により、日常のすべてのカード決済に最高峰の安心をお届けします。
いつもアメリカン・エキスプレス®をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
この度、カード決済における安全性をさらに強固なものへ引き上げるため、すべての会員様(一般・ゴールド・プラチナ・センチュリオン)を対象とした「プレミアム・カード保険」をご用意いたしました。本案内よりプログラムをご承認(有効化)いただくことで、1年間の安心補償が無償で付帯されます。
PROTECTION 01
盗難・紛失・不正利用
万が一のカード盗難・紛失、カード情報の漏洩によるインターネットでの不正利用被害を1年間、全額100%完全補償いたします。
PROTECTION 02
ショッピング&返品
本カードで購入された商品の破損・盗難(最高500万円)や、購入店が返品を拒否した際の払い戻し(最高3万円)を幅広くカバーします。
PROTECTION 03
オンライン・不正アクセス安心補償
フィッシング詐欺被害や、各種オンラインサービスにおけるアカウントの不正な悪用(なりすまし決済)に対しても、会員様専用の特約窓口にてスピーディーに対応いたします。
【無料の補償プログラムを有効化する】
※本プログラムは、アメリカン・エキスプレス®の基本カード会員様(全てのカードランク)が対象となります。
※無償補償プラン(1年間)の適用を受けるには、上記リンク(マイアカウント)より事前の有効化(エントリー)手続きが必要となります。
※有効化手続き完了後、翌日の午前0時より自動的に補償が開始されます。保険証券等の郵送はございません。
※引受保険会社:東京海上日動火災保険株式会社(共同開発特約プログラム)
※詳しい補償規約、対象外となる特定のケース、および2年目以降のご案内につきましては、エントリー完了後にマイアカウント内のデジタル会員規約および保険しおりにてご確認ください。
※本文は提供された画像から確認できた内容です。メール内の誘導ボタンは安全のため無効化しています。
過去にも同じ「プレミアム・カード保険」詐欺メールが報告されている
今回のメールとほぼ同じ内容のフィッシング詐欺メールが、2026年11月5日に「フィッシングJP」で報告されています。
同サイトでは、American Expressを装った「プレミアム・カード保険」無償提供開始の案内について、フィッシングメールであると判定しています。
2026年11月5日に確認された類似メール
| 項目 | 過去の報告内容 |
|---|---|
| 確認日 | 2026年11月5日 |
| 差出人名 | AMEX CARD |
| 送信元 | service.americanexpress.com@6odm50.info |
| 送信元IP | 150.5.146.132 |
| 誘導先ドメイン | aexshorthoo26d.w287qb.info |
| SPF | PASS |
| DKIM | FAIL |
| DMARC | PASS |
| 判定 | フィッシングメール |
出典:フィッシングJP|【重要】アメリカン・エキスプレス会員様限定「プレミアム・カード保険」無償提供開始のご案内
11月5日と11月7日の詐欺メールを比較
| 比較項目 | 11月5日 | 11月7日 |
|---|---|---|
| 差出人名 | AMEX CARD | Amex |
| 送信元ドメイン | 6odm50.info | d8m3ak.info |
| 誘導先ドメイン | w287qb.info | jeor9d.info |
| 偽の保険名称 | プレミアム・カード保険 | プレミアム・カード保険 |
| 誘導内容 | 無料補償の有効化 | 無料補償の有効化 |
両者は本文やデザイン、誘導先URLの構造が非常によく似ています。
送信元と誘導先ドメインを変更しながら、同じ内容の詐欺メールが繰り返し送信されている可能性があります。
ただし、これらのメールが同一人物や同一グループによって送信されたとまでは断定できません。
今回のメールがフィッシング詐欺と判断できる理由
1.送信元がAmerican Express公式ドメインではない
今回の送信元は以下のメールアドレスです。
service.americanexpress.com@d8m3ak.info
アドレスの前半には「americanexpress.com」が含まれていますが、実際の送信元ドメインは「@」以降の「d8m3ak.info」です。
これはAmerican Express公式ドメインではありません。
メールアドレスの前半に有名企業の名称を使用し、正規の送信元であると誤認させる手口です。
2.東京海上日動との共同開発を装っている
メールでは「東京海上日動×アメックス共同開発」と記載されています。
東京海上日動火災保険株式会社は実在する保険会社ですが、今回のメールに記載された共同開発プログラムの正当性は確認できていません。
実在する企業名を使用していることだけで、正規の案内と判断しないでください。
3.1年間無料という特典で誘導している
メールでは、カード盗難・紛失、不正利用、ショッピング補償などが1年間無料で付帯すると案内しています。
魅力的な補償内容を提示し、「有効化」の手続きへ誘導している点が特徴です。
4.フィッシング詐欺被害の補償までうたっている
今回のメールでは、オンライン不正アクセス安心補償として、フィッシング詐欺被害も補償対象になると説明しています。
しかし、その案内自体がフィッシング詐欺メールと判断されるものであり、受信者に安心感を与えるために利用されている可能性があります。
5.無料補償の有効化を理由に不審なサイトへ誘導
メールには「無料の補償プログラムを有効化する」というボタンが設置されています。
リンク先はAmerican Express公式サイトではなく、「jeor9d.info」というドメインです。
ログインIDやパスワード、カード番号、セキュリティコードなどを入力しないでください。
6.過去のフィッシングメールとURLの構造が似ている
フィッシングJPで報告された11月5日の事例と今回のメールでは、誘導先URLに「aexshorthoo26d」という共通の文字列が含まれています。
このような一致は、類似したフィッシングサイトの仕組みが使われている可能性を示しています。
ただし、URLの類似性だけで運営者が同一であるとは断定できません。
SPF・DKIM・DMARCがPASSでも安全とは限らない
フィッシングJPが報告した2026年11月5日の類似メールでは、SPFがPASS、DKIMがFAIL、DMARCがPASSとなっています。
SPFやDMARCの認証が成功していても、それはAmerican Expressの正規メールであることを保証するものではありません。
攻撃者が管理する独自ドメインから送信した場合でも、そのドメインについてメール認証が成功することがあります。
なお、今回11月7日に受信したメールのSPF・DKIM・DMARCの結果は未確認です。
American Expressを装った詐欺メールの見分け方
- メールアドレスの「@」以降のドメインを確認する
- 公式サイト以外へのリンクに注意する
- 無料補償や会員限定特典だけで信用しない
- 実在する保険会社の名前があっても公式情報を確認する
- 不審なメールからログインしない
- カード情報やパスワードを入力しない
- 補償内容はAmerican Express公式サイトで直接確認する
詐欺メールを受信した場合の対処法
メールを開いただけの場合
メールを表示しただけで、必ず被害が発生するわけではありません。
リンクをクリックせず、迷惑メールとして報告したうえで削除してください。
リンクをクリックした場合
不審なサイトで情報を入力せず、ページを閉じてください。
ファイルやアプリがダウンロードされていないか確認し、不審なものは実行しないでください。
ログイン情報を入力した場合
- American Express公式サイトからパスワードを変更する
- 同じパスワードを使用しているサービスも変更する
- 2段階認証の設定を確認する
- 利用明細や登録情報を確認する
- American Express公式窓口へ相談する
カード情報を入力した場合
速やかにAmerican Expressへ連絡し、カードの利用停止や再発行について相談してください。
身に覚えのない決済がないか、利用明細も確認してください。
個人情報を入力した場合
氏名、住所、電話番号などを入力した場合は、不審な電話やSMS、メールなどに注意してください。
必要に応じて消費生活センターや警察へ相談してください。
よくある質問(FAQ)
Q.「プレミアム・カード保険」無償提供開始のメールは本物ですか?
A.今回確認されたメールは、American Express公式とは無関係な送信元や誘導先を使用しており、フィッシング詐欺メールと判断できます。
Q.service.americanexpress.com@d8m3ak.infoは公式メールアドレスですか?
A.いいえ。実際の送信元ドメインは「d8m3ak.info」であり、American Express公式のドメインではありません。
Q.東京海上日動との共同開発は本当ですか?
A.今回のメールに記載された「プレミアム・カード保険」の共同開発について、正規のキャンペーンであることは確認できていません。両社の公式窓口で確認してください。
Q.1年間無料の保険は本当に提供されていますか?
A.今回のメールに記載された無料補償プログラムの正当性は確認できていません。メール内のリンクから申し込まないでください。
Q.aexshorthoo26d.jeor9d.infoは安全なサイトですか?
A.American Express公式サイトのドメインではありません。今回の不審なメールで使用された誘導先のため、アクセスしないでください。
Q.2026年11月5日にも同じ詐欺メールがありましたか?
A.はい。フィッシングJPで、ほぼ同じ本文のフィッシングメールが報告されています。ただし、送信元と誘導先ドメインは今回のメールと異なります。
Q.メールを開いただけで被害に遭いますか?
A.メールを表示しただけで必ず被害が発生するわけではありません。ただし、リンクのクリックや個人情報の入力は避けてください。
American Express公式の確認先・相談窓口
American Expressを名乗る不審なメールが届いた場合は、公式サイトや公式アプリから確認してください。
被害が疑われる場合は、消費者ホットライン「188」や警察相談専用電話「#9110」への相談も検討してください。
まとめ|American Expressの無料カード保険を装う詐欺メールに注意
今回確認された「プレミアム・カード保険」無償提供開始のご案内は、American Expressと東京海上日動の名称を悪用したフィッシング詐欺メールです。
特に以下の情報に注意してください。
- 件名:【重要】アメリカン・エキスプレス®会員様限定「プレミアム・カード保険」無償提供開始のご案内
- 送信元:service.americanexpress.com@d8m3ak.info
- 不審なドメイン:aexshorthoo26d.jeor9d.info
- 偽の特典:プレミアム・カード保険1年間無料
- 誘導文言:無料の補償プログラムを有効化する
2026年11月5日にも同様のメールが報告されており、送信元や誘導先を変更した類似事例が確認されています。
無料保険や会員限定補償の案内を受信しても、メール内のリンクを開かず、必ず公式サイトや公式窓口から確認してください。
情報提供・口コミについて
同様のメールを受信した方や、今回の送信元メールアドレス、不審なURLについて情報をお持ちの方は、コメント欄から情報をお寄せください。
※掲載内容は提供されたメール画像と公開情報をもとに作成しています。リンク先の動作や送信者の実態は未確認です。掲載内容に誤り等がございましたら、お問い合わせください。
出典・参考情報
- 詐欺被害ナビに提供されたAmerican Express偽装メールのスクリーンショット(2026年11月7日)
- フィッシングJP|2026年11月5日の類似フィッシングメール報告
- American Express公式サイト
- 東京海上日動火災保険公式サイト
- フィッシング対策協議会

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