【詐欺メール注意】三菱UFJ eスマート証券「お客様のパスワード流出が確認されました」は偽物!口座緊急凍結を装うフィッシング詐欺
2026年11月2日、三菱UFJ eスマート証券を装い、「【注意喚起】お客様のパスワード流出が確認されました」という件名の不審なメールが確認されました。
メールでは「異常なアクセスを検知した」「口座パスワードが流出している」「口座を緊急凍結した」などと説明し、本人確認やパスワード変更を求めています。
しかし、メール内に表示されたURLと実際のリンク先が異なっており、三菱UFJ eスマート証券の公式サイトとは無関係とみられる外部サイトへ誘導される仕組みになっています。
今回のメールは、証券口座のログイン情報や個人情報を盗み取ることを目的としたフィッシング詐欺の疑いが極めて高い内容です。
メール内のリンクを開いたり、ログインID・パスワード・ワンタイムコードなどを入力したりしないでください。
実際に届いた詐欺メールの画像

三菱UFJ eスマート証券を装った不審メールの実例
不審メールの件名・送信元・本文全文
受信日時:2026年11月2日(月)10:46
件名:【注意喚起】お客様のパスワード流出が確認されました
表示された送信者名:三菱UFJ eスマート証券
送信元メールアドレス:akrso@lvshuyun.com
三菱UFJ eスマート証券
当社を装った不正なフィッシングサイト(不審メールを含む)が多数確認されており、入力されたお客様情報が悪用される不正アクセスの事案が発生しています。
お客様のログイン時のIPアドレスから、異常なアクセスを検知いたしました。お客様の口座パスワードが流出していることを確認いたしましたため、口座を緊急凍結いたしました。
損害の拡大を防ぐため、下記URLより本人確認とパスワードの変更を実施してください。
https://www.kabu.co.jp/update
本人確認のため、三菱UFJ eスマート証券にご登録の内容を入力してください。あわせて、パスワード再設定に必要なワンタイムコードの通知先を入力してください。
ワンタイムコードは、ご登録済みの携帯番号へSMSでお送りします。
【お客様サポートセンター】
■電話番号:0120-230-230(固定・携帯)
(050で始まるIP電話からは、03-4221-1222/有料)
■営業時間:平日 8時~17時
※上記は実際に確認されたメールの文字起こしです。本文中のURLは安全のためクリックできない形式で掲載しています。
公式サイトを偽装した不審なリンク先
今回のメールで特に注意したいのは、本文に表示されたURLと実際の接続先が異なる点です。
メールに表示されていたURL
https://www.kabu.co.jp/update
「kabu.co.jp」は三菱UFJ eスマート証券の公式サイトで使用されているドメインです。
しかし、メールに表示されている文字列が公式サイトのURLでも、実際のリンク先まで同じとは限りません。
実際に確認された不審なURL
https://youngasianboy.com/report/wupvileyj
※注意喚起のため文字列のみ掲載しています。アクセスしないでください。
今回のメールでは、リンクにカーソルを合わせると、上記の不審なURLが表示されました。
このドメインは三菱UFJ eスマート証券の公式ドメインではありません。
公式サイトに見える文字列を表示しながら、実際には別のサイトへ誘導する手口は、フィッシング詐欺でよく使われます。
このメールがフィッシング詐欺と判断できる5つの理由
1.送信元メールアドレスが公式ドメインではない
送信者名には「三菱UFJ eスマート証券」と表示されていますが、実際の送信元メールアドレスは次のとおりです。
akrso@lvshuyun.com
このドメインは三菱UFJ eスマート証券の公式ドメインとは異なります。
メールの差出人名は偽装できるため、企業名が正しく表示されていても信用してはいけません。
2.表示URLと実際のリンク先が異なる
メール本文には公式サイトに見えるURLが記載されていますが、リンク先は別のドメインです。
このようなリンクの偽装は、受信者を偽サイトへ誘導するために利用されます。
3.「パスワード流出」「口座緊急凍結」で不安をあおる
メールでは、口座パスワードの流出が確認されたとして、口座を緊急凍結したと説明しています。
証券口座が使えなくなったと思わせることで、受信者を焦らせ、十分に確認しないままリンクを開かせようとしている可能性があります。
4.本人確認情報とパスワード変更を要求している
メールでは、本人確認のために登録情報を入力し、パスワード変更を行うよう求めています。
偽サイトでログインIDやパスワードを入力すると、第三者に情報を盗まれ、証券口座への不正ログインに悪用されるおそれがあります。
5.ワンタイムコードに関する情報を要求している
本文には、パスワード再設定に必要なワンタイムコードの通知先を入力するよう記載されています。
ワンタイムコードは本人確認のための重要な認証情報です。
不審なサイトに認証コードを入力すると、第三者による不正ログインや設定変更につながる危険があります。
想定される被害
今回の不審なURLの接続先で実際にどのような情報が収集されるかは確認できていませんが、証券会社を装ったフィッシング詐欺では、次のような被害が考えられます。
- 証券口座のログインID・パスワードの盗難
- ワンタイムパスワードや認証コードの詐取
- 氏名・住所・電話番号などの個人情報流出
- 証券口座への不正ログイン
- 保有株式などの不正売却
- 本人の意思に反する不正な取引
- 盗まれた情報を利用した別の詐欺被害
不審メールが届いた場合の対処法
- メール内のURLをクリックしない
- ログインIDやパスワードを入力しない
- ワンタイムコードを入力したり第三者に教えたりしない
- メールに返信しない
- 公式サイトや正規アプリから口座状況を確認する
- 不審なメールを迷惑メールとして報告する
証券口座の状態を確認する場合は、メール内のリンクではなく、普段利用している公式アプリやブックマークからアクセスしてください。
すでにリンクを開いた・情報を入力した場合
リンクを開いただけの場合
リンクを開いただけで、必ず被害が発生するわけではありません。
何も入力せず、ファイルをダウンロードしていなければ、ページを閉じてください。
ログインID・パスワードを入力した場合
速やかに三菱UFJ eスマート証券の正規サイトやアプリからパスワードを変更してください。
同じパスワードを他のサービスでも使用している場合は、それらも変更してください。
また、証券会社の公式窓口に連絡し、口座の不正利用がないか確認してください。
ワンタイムコードを入力した場合
第三者が本人確認を突破し、口座へ不正アクセスできる可能性があります。
直ちに公式窓口へ連絡し、必要に応じて取引制限などの対応を相談してください。
不審な取引を発見した場合
身に覚えのない取引や登録情報の変更を確認した場合は、証券会社へ速やかに連絡してください。
被害状況を記録し、必要に応じて警察や消費生活センターへ相談してください。
よくある質問(FAQ)
Q.今回のメールは本物ですか?
A.送信元が公式ドメインではなく、メールに表示されたURLと実際のリンク先も異なっています。フィッシング詐欺の疑いが極めて高いメールです。
Q.三菱UFJ eスマート証券の公式URLが表示されているのに、なぜ危険なのですか?
A.メールでは、表示する文字列と実際のリンク先を別々に設定できます。公式URLに見える文字が表示されていても、安全とは限りません。
Q.本当にパスワードが流出している可能性はありますか?
A.今回のメールだけでは、受信者本人のパスワードが流出した事実は確認できません。公式サイトや正規アプリから口座状況を確認してください。
Q.口座が本当に凍結されているか確認する方法は?
A.三菱UFJ eスマート証券の正規アプリや公式サイトから確認してください。メール内のリンクは使用しないでください。
Q.ワンタイムコードを入力してしまった場合は?
A.不正ログインの危険があるため、直ちに証券会社の公式窓口へ相談してください。
Q.メールに記載された問い合わせ先は信用できますか?
A.詐欺メールにも実在する企業の電話番号が転載される場合があります。問い合わせ先は公式サイトで別途確認してください。
三菱UFJ eスマート証券の公式情報
不審なメールを受信した場合は、三菱UFJ eスマート証券の公式サイトから最新の注意喚起を確認してください。
まとめ|証券口座のパスワード流出を装う詐欺メールに注意
今回確認された「【注意喚起】お客様のパスワード流出が確認されました」というメールは、三菱UFJ eスマート証券を装い、口座の緊急凍結を理由に本人確認やパスワード変更を求める内容でした。
特に注意すべきなのは、公式サイトに見えるURLを表示しながら、実際には別の不審なサイトへ誘導している点です。
「パスワード流出」「異常アクセス」「口座緊急凍結」といった通知が届いても、メール内のリンクを安易に開かないことが重要です。
証券口座の確認や設定変更は、必ず公式サイトまたは正規アプリから行ってください。
本記事の運営について
本記事は、詐欺メール・迷惑電話・フィッシング詐欺などの被害防止を目的として、「詐欺被害ナビ」編集部が作成しています。
掲載したメール画像および本文は、実際に確認された不審メールをもとにしています。
不審なリンク先の情報は、確認できた画面表示に基づいて掲載しています。
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