【詐欺メール注意】「個人データの漏洩およびアクセス権限について」自分のメールアドレスから届く脅迫メールと偽Windows警告
2026年10月9日、詐欺被害ナビでは、自分自身のメールアドレスを差出人として表示した不審な脅迫メールを確認しました。
件名は「【警告】個人データの漏洩およびアクセス権限について」です。
メールでは、Webカメラの録画ファイルやブラウザの閲覧履歴が外部サーバーにアップロードされたと主張し、48時間以内にビットコインで身代金を支払うよう要求しています。
さらに、本文中の「証拠動画の視聴および公開差し止め手続」というリンクをクリックすると、Windowsを装う偽のウイルス感染警告サイトへ誘導され、050-3095-4311(05030954311)への電話を促す画面が表示されました。
個人情報流出を装う脅迫メールと、偽Windowsサポート詐欺を組み合わせた疑いが強い事例です。
確認された詐欺メールの概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 件名 | 【警告】個人データの漏洩およびアクセス権限について |
| 差出人 | 受信者自身のメールアドレスを表示 |
| 要求 | 48時間以内にビットコインで身代金を支払うよう要求 |
| BTC送金先 | bc1qdsuc9qalrj9v05sc9xpmdfz6lxvz6ac2r37xem |
| 電話番号 | 050-3095-4311 |
| 誘導先ドメイン | wasapevuyu.z43.web.core.windows.net |
| 確認日 | 2026年10月9日 |
実際に届いた脅迫メールの全文
以下は、今回確認されたメールの全文です。
件名:【警告】個人データの漏洩およびアクセス権限について
こんにちは。
あなたの差出人アドレス()を使用してこのメッセージを送っています。
あなたのPCから抽出されたプライベートデータ(Webカメラの録画ファイル、ブラウザの履歴)が外部サーバーにアップロードされました。
作成されたアーカイブ:
・Webcam_Recordings_2026.mp4
・Personal_Browser_History.pdf
身代金の支払期間として、このメールの受信から【48時間】の猶予を与えます。
支払い先ビットコインアドレス:
BTC: bc1qdsuc9qalrj9v05sc9xpmdfz6lxvz6ac2r37xem
公開を停止し、アップロードされた動画ファイルを直接確認するには、以下の管理リンクにアクセスしてください。
——————————————————————————–
[証拠動画の視聴および公開差し止め手続 <https://wasapevuyu.z43.web.core.windows.net?phone=050-3095-4311> ]
——————————————————————————–
※48時間のカウントダウンが開始されました。時間内にアクションが確認されない場合、ファイルは自動的に全社へ配信されます。
——————————————————————————–
※本メールへの返信はできません。
※上記は注意喚起のために掲載したメール本文です。記載されたURLにはアクセスしないでください。
【要注意】詐欺メールに記載されたビットコイン送金先アドレス
今回のメールには、身代金の支払い先として以下のビットコイン(BTC)アドレスが記載されていました。
【詐欺メールに記載されたBTC送金先】
bc1qdsuc9qalrj9v05sc9xpmdfz6lxvz6ac2r37xem
通貨:ビットコイン(BTC)
要求期限:メール受信から48時間
要求内容:動画や個人情報の公開を停止するための身代金
このアドレスには絶対に送金しないでください。
このビットコインアドレスは、今回の脅迫メールに記載された送金先です。アドレスの所有者や実際の送金履歴は確認できていません。
同じアドレスが別の不審なメールにも記載されていた場合、関連する詐欺キャンペーンの可能性があります。ただし、送金先の一致だけで送信者が同一人物とは断定できません。
偽Windowsウイルス感染警告サイトへ誘導
今回のメールに記載された「証拠動画の視聴および公開差し止め手続」をクリックすると、Windowsを装った偽のウイルス感染警告サイトが表示されました。
画面には050-3095-4311(05030954311)への電話を促す案内が表示されています。
画像:詐欺メールのリンクから誘導された偽Windowsウイルス感染警告画面。電話番号050-3095-4311への連絡を促すサポート詐欺に注意。
050-3095-4311(05030954311)は何の電話番号?
【偽Windows警告サイトに表示された電話番号】
050-3095-4311
ハイフンなし:05030954311
今回確認された偽Windows警告サイトで、利用者に電話をかけさせるために表示されていた番号です。
※Microsoftの正規サポート窓口であることは確認されていません。電話をかけないでください。
一般的なサポート詐欺では、偽のウイルス感染警告で利用者を不安にさせ、電話をかけてきた人に対して有料サポート契約や遠隔操作ソフトのインストールなどを要求する場合があります。
今回の電話番号で同様の要求が実際に行われたかどうかまでは確認できていませんが、同種の手口として注意が必要です。
詐欺メールの誘導先URLとドメイン
今回確認された誘導先URLは以下のとおりです。
誘導先URL:
https://wasapevuyu.z43.web.core.windows.net?phone=050-3095-4311
ドメイン:
wasapevuyu.z43.web.core.windows.net
※安全のため、クリックできない文字列として掲載しています。
URLには「windows.net」という文字列が含まれていますが、Microsoftの正規サポートページであることを意味するものではありません。
「web.core.windows.net」はMicrosoft Azureの静的Webサイト配信に使用されるドメイン形式であり、第三者が作成したコンテンツも公開できます。
そのため、Microsoft関連のドメインを利用していても、掲載内容が安全であるとは限りません。
また、URL末尾には「phone=050-3095-4311」というパラメーターが含まれています。ページに表示する電話番号を指定するために利用されている可能性がありますが、内部処理は確認できていません。
なぜ自分のメールアドレスから詐欺メールが届くのか?
今回のメールで特徴的なのは、受信者自身のメールアドレスが差出人として表示されていることです。
これは、メールの送信元を偽装する「メールアドレスのなりすまし(送信元偽装)」である可能性があります。
メールの差出人欄は偽装される場合があり、自分のメールアドレスから届いたように見えても、必ずしもメールアカウントが乗っ取られたとは限りません。
ただし、実際の不正ログインの可能性を完全に否定するものではありません。
不安な場合は、メールサービスのログイン履歴、送信済みフォルダー、不審な転送設定などを確認してください。
Webカメラの録画データや閲覧履歴は本当に流出したのか?
メールでは、次のファイルが外部サーバーにアップロードされたと主張しています。
- Webcam_Recordings_2026.mp4
- Personal_Browser_History.pdf
しかし、ファイル名が記載されているだけでは、実際に録画データや閲覧履歴が盗まれた証拠にはなりません。
今回のメールから、実際のデータ流出を裏付ける証拠は確認できていません。
このように、プライベートな動画や個人情報の公開をほのめかして金銭を要求する手口は、恐喝型の詐欺メールとして知られています。
「48時間以内」「全社へ配信」などの表現は、受信者を焦らせるために使われている可能性があります。
今回の詐欺の流れ|脅迫メールからサポート詐欺へ
- 自分のメールアドレスを差出人として表示した脅迫メールが届く。
- Webカメラの動画やブラウザ履歴が流出したと主張する。
- 48時間以内にビットコインで身代金を支払うよう要求する。
- 「証拠動画の視聴および公開差し止め手続」というリンクを設置する。
- リンクをクリックすると、Windowsを装った偽のウイルス感染警告サイトへ誘導される。
- 050-3095-4311への電話を促し、サポート詐欺につなげようとする。
今回の特徴は、ビットコインの身代金要求だけでなく、証拠確認を装って偽のWindowsサポート窓口へ誘導する点です。
リンクをクリックしてしまった場合の対処方法
- 電話しない:050-3095-4311には連絡しない。
- 送金しない:指定されたビットコインアドレスに送金しない。
- ブラウザを閉じる:偽の警告画面が表示された場合はブラウザを終了する。
- ソフトをインストールしない:遠隔操作ソフトや不審なアプリを導入しない。
- セキュリティ確認:Windowsセキュリティなど信頼できる機能で端末を検査する。
- 認証情報を確認:パスワードを入力した場合は正規サイトから変更し、多要素認証を設定する。
リンクを開いただけで、直ちにウイルス感染や個人情報流出が確定するわけではありません。
ただし、ファイルをダウンロードした場合や遠隔操作を許可した場合は、より慎重な確認が必要です。
電話してしまった・料金を支払ってしまった場合
電話をかけてしまった場合でも、相手の指示に従わず、個人情報を伝えていなければ、被害を防げる可能性があります。
クレジットカード情報を伝えた場合はカード会社に連絡し、利用停止や不正利用の確認を相談してください。
遠隔操作を許可してしまった場合は、ネットワーク接続を切断し、信頼できる専門窓口に相談してください。
ビットコインを送金してしまった場合は、送金履歴、送金先アドレス、メール本文、関連画面などを保存し、警察へ相談してください。
暗号資産の送金は取り消しが難しい場合があります。
Microsoft・IPAなどの公式情報も確認
偽のウイルス感染警告が表示された場合は、画面に記載された電話番号ではなく、公式サイトから情報を確認してください。
被害や不審な請求に関する相談は、消費者ホットライン「188」や警察相談専用電話「#9110」なども利用できます。
まとめ|BTC送金先・050-3095-4311・偽Windows警告に注意
今回確認された「【警告】個人データの漏洩およびアクセス権限について」というメールは、個人情報流出を装い、ビットコインによる身代金を要求する不審な脅迫メールです。
さらに、メール内のリンクからWindowsを装った偽のウイルス感染警告サイトへ誘導されることが確認されています。
特に注意すべき識別情報は次の3点です。
- BTC送金先:bc1qdsuc9qalrj9v05sc9xpmdfz6lxvz6ac2r37xem
- 誘導先電話番号:050-3095-4311(05030954311)
- 誘導先ドメイン:wasapevuyu.z43.web.core.windows.net
これらは今回の詐欺メールと誘導先サイトで確認された情報です。
同様のメールを受信しても、慌てて身代金を支払ったり、メール内のリンクをクリックしたりしないでください。
詐欺被害ナビでは、今後も不審なメール、迷惑電話、偽セキュリティ警告などの情報を収集し、被害防止に向けた注意喚起を行ってまいります。
本記事の運営
詐欺被害ナビ編集部
詐欺・迷惑電話・SMSの情報を分析し、被害防止を目的に運営しています。

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