【詐欺メール注意】補助金ポータル「受給対象として認定されました」は偽物?住宅改修・生ごみ処理機の補助金を装う不審メール

フィッシング詐欺・迷惑メール

【詐欺メール注意】補助金ポータル「受給対象として認定されました」は偽物?住宅改修・生ごみ処理機の補助金を装う不審メール

2026年10月31日、実在する補助金情報サービス「補助金ポータル」を名乗り、「受給対象として認定されました」「あなたの受給資格が認められました」などと通知する不審なメールが確認されました。

今回確認されたメールでは、次の2種類の補助金・助成金が使われています。

  • 高齢者・障害者住宅改修費助成事業
  • 家庭系ごみ減量機器導入補助金

いずれも補助金の受給資格が認められたと案内し、受給手続きにはAndroidスマートフォン専用アプリが必要だとして、アプリのダウンロードへ誘導する内容です。

補助金ポータルを装ったフィッシング詐欺や、不正アプリのインストールを狙ったメールの可能性が高いため、リンクや添付ファイルを開かないよう注意してください。

今回確認された補助金ポータルを装う不審メール2件

項目 事例① 事例②
確認日 2026年10月31日 2026年10月31日
補助金名 高齢者・障害者住宅改修費助成事業 家庭系ごみ減量機器導入補助金
お知らせ番号 6375662 5138880
受給案内 あなたの受給資格が認められました 受給対象として認定されました
誘導方法 Android専用アプリ Android専用アプリ
Google Playの表示 あり あり

2件とも、補助金ポータルのロゴや似たデザインを使用し、専用アプリで受給手続きを行うよう求めています。

補助金名やお知らせ番号を変更しながら、同様の手口で不審メールを送信している可能性があります。

事例① 高齢者・障害者住宅改修費助成事業を装う不審メール

実際に届いたメール画像

補助金ポータルを装う高齢者・障害者住宅改修費助成事業の不審メール

高齢者・障害者住宅改修費助成事業を装う不審メール

メールの件名・送信元

受信日時:2026年10月31日(土)17:33

件名:【補助金ポータル】受給対象として認定されました

差出人:補助金ポータル

送信元メールアドレス:
xyhtb@xyhtb.xingyefuhuaji.com

添付ファイル:
GBrmVV4qH.krh(115バイト)

実際のメール本文(全文)

補助金ポータル

使いたい補助金・助成金があるなら補助金ポータル

NEW 公募中

あなたの受給資格が認められました

お知らせ番号:6375662

高齢者・障害者住宅改修費助成事業

#住宅改修 #介護予防 #個人 #無料相談

在宅での安全確保を目的とし、手すりの設置や段差の解消など小規模な改修に要する費用の一部を助成する制度です。各自治体の住宅改修費助成要綱に基づき支給されます。

このお知らせの要点

この度、補助金の受給に関する決定通知が発行されております。お受け取りの手続き方法につきましては、下部のリンク先アプリでご案内しております。

当該補助金の受給手続きは、スマートフォン専用アプリでのみ受け付けております。お手数ですが、下のリンクよりアプリを入手のうえ、画面の案内に従ってお手続きください。

Androidスマートフォンをご利用の方は、下記リンクよりアプリをダウンロードしてください。

専用アプリで補助金の受給手続きをする

タップしてアプリをダウンロード(Google Play 無料)

ご不明な点は、アプリ内のお問い合わせフォームよりご連絡ください。

運営:株式会社補助金ポータル

補助金・助成金・給付金の情報をまとめて検索できるポータルサイトです。

※本メールは送信専用アドレスから配信しております。ご返信いただいてもお答えいたしかねます。

※配信の停止は、アプリの通知設定から行えます。

メールに記載された不審なURL

画像で確認されたアプリのダウンロード誘導先は、次のURLです。

https://yuanyijc.com/X6If0hcBCh.japan.com

※画像から読み取ったURLです。実際のリンク先の動作や安全性は確認していません。

このURLはGoogle Playの公式ドメイン「play.google.com」と異なります。

Google Playの名称を使いながら、別の外部サイトへ誘導している点に注意が必要です。

事例② 家庭系ごみ減量機器導入補助金を装う不審メール

同じく2026年10月31日、「家庭系ごみ減量機器導入補助金」を案内する不審なメールも確認されました。

このメールでは、家庭用生ごみ処理機の購入費用を一部助成すると説明し、「受給対象として認定されました」と通知しています。

また、受給手続きはAndroidスマートフォン専用アプリでのみ受け付けると案内しています。

実際に届いたメール画像

補助金ポータルを装う家庭系ごみ減量機器導入補助金の不審メール

家庭系ごみ減量機器導入補助金を装う不審メール

実際のメール本文(全文)

補助金ポータル

使いたい補助金・助成金があるなら補助金ポータル

NEW 公募中

受給対象として認定されました

お知らせ番号:5138880

家庭系ごみ減量機器導入補助金

#個人向け #生ごみ処理機 #高齢者 #購入補助

家庭用生ごみ処理機の導入にかかる費用を一部助成し、高齢者の日常のごみ出しを支援します。お住まいの地域にかかわらずご利用いただけます。

このお知らせの要点

ご登録内容をもとに適用条件を確認した結果、受給対象となることが確認されました。決定内容および受給手続きは、専用アプリ内の通知をご確認ください。

当該補助金の受給手続きは、スマートフォン専用アプリでのみ受け付けております。お手数ですが、下のリンクよりアプリを入手のうえ、画面の案内に従ってお手続きください。

アプリのご利用に料金はかかりません。なお、対応端末はAndroidスマートフォンとなっております。

専用アプリで補助金の受給手続きをする

タップしてアプリをダウンロード(Google Play・無料)

ご不明な点は、アプリ内のお問い合わせフォームよりご連絡ください。

※画像に表示されている範囲を文字起こししています。

今回のメールで特に注意すべき点

今回のメールには、次のような不審な特徴があります。

  • 申請状況を確認できないまま「受給対象として認定されました」と通知している。
  • 補助金の対象となる自治体や正式な申請窓口が明確に示されていない。
  • 「お住まいの地域にかかわらずご利用いただけます」と説明している。
  • Androidスマートフォン専用アプリでの手続きを要求している。
  • Google Playの名称を使ってアプリのダウンロードへ誘導している。

家庭用生ごみ処理機の購入補助は、自治体によって制度の有無や補助対象、補助率、申請条件などが異なる場合があります。

そのため、全国どこでも同じ条件で受給できるかのような説明には注意が必要です。

補助金の対象かどうかは、メール内のアプリではなく、お住まいの自治体の公式サイトや担当窓口で確認してください。

2件の不審メールに共通する手口

今回確認された2件には、次の共通点があります。

  1. 実在する「補助金ポータル」の名称とロゴを使用する。
  2. 補助金や助成金の受給資格が認められたと通知する。
  3. もっともらしい補助金名とお知らせ番号を表示する。
  4. 受給手続きには専用アプリが必要だと説明する。
  5. Google Playの名称を使用してダウンロードを促す。
  6. 問い合わせ先をアプリ内に限定する。

これらの特徴から、補助金名やお知らせ番号を変更しながら、同じような形式のメールを送信している可能性があります。

ただし、2件が同一の送信者によるものかどうかは確認できていません。

補助金ポータルを装うメールが詐欺と疑われる理由

1.実在するサービス名を使用して信用させる

「補助金ポータル」は、補助金・助成金に関する情報を提供する実在のサービスです。

公式サイト:https://hojyokin-portal.jp/

今回のメールは、その名称やロゴを使用することで、受信者に正規の通知だと思わせようとしている可能性があります。

なお、今回のメールと実際の補助金ポータル運営会社との関係は確認されていません。

2.申請していない補助金の受給資格を通知する

補助金や助成金は、通常、制度ごとに申請条件や審査手続きが定められています。

申請した覚えがないにもかかわらず、突然「受給対象として認定されました」と通知される場合は注意してください。

3.専用アプリのインストールを要求する

今回の2件では、補助金の受給手続きにはスマートフォン専用アプリが必要だと案内しています。

しかし、メールに記載されたアプリが正規の補助金申請アプリであることは確認できていません。

不審なアプリをインストールすると、個人情報の流出や端末への不正アクセスなどにつながるおそれがあります。

4.Google Playを装ったリンクで誘導する

事例①では、Google Playの公式ドメインとは異なる外部URLが確認されています。

メールに「Google Play」「無料」と記載されていても、必ずしも正規のアプリストアに接続されるとは限りません。

5.不審な添付ファイルが存在する

事例①には「GBrmVV4qH.krh」というファイルが添付されています。

ファイルの内容や安全性は確認できていませんが、見覚えのない添付ファイルは開かないでください。

不審な補助金メールを受信した場合の対処法

  • メール内のリンクをクリックしない。
  • 専用アプリをダウンロード・インストールしない。
  • 添付ファイルを開かない。
  • 氏名、住所、電話番号、銀行口座、クレジットカード情報などを入力しない。
  • 申請した補助金については、自治体や制度の公式窓口に直接確認する。
  • 不審なメールは迷惑メールとして報告し、削除する。

リンクを開いた・アプリをインストールした場合

リンクを開いただけの場合

リンクを開いただけで直ちに被害が発生するとは限りません。

ただし、表示されたサイトで個人情報を入力したり、ファイルをダウンロードしたりしないでください。

個人情報を入力してしまった場合

銀行口座やクレジットカード情報を入力した場合は、関係する金融機関やカード会社の公式窓口に速やかに相談してください。

パスワードを入力した場合は、正規サイトから変更し、多要素認証を設定してください。

不審なアプリをインストールした場合

アプリの使用を中止し、必要に応じて端末の通信を遮断してください。

アプリに付与した権限や端末管理設定を確認し、携帯電話会社やセキュリティの専門窓口に相談することをおすすめします。

よくある質問(FAQ)

Q1.補助金ポータルからのメールはすべて詐欺ですか?

いいえ。補助金ポータルは実在するサービスです。ただし、今回のように不審なドメインから送信され、外部アプリのインストールを要求するメールには注意が必要です。

Q2.「受給対象として認定されました」は本当ですか?

今回のメールだけでは受給資格が認められた事実を確認できません。実際に申請した制度の公式窓口へ直接確認してください。

Q3.家庭系ごみ減量機器導入補助金は実在しますか?

家庭用生ごみ処理機などの購入費用を助成する制度は、自治体によって設けられている場合があります。ただし、今回のメールが正規の補助金通知であることを意味するものではありません。

Q4.Google Playと書かれていれば安全ですか?

いいえ。Google Playの名称やロゴが表示されていても、リンク先が正規のアプリストアとは限りません。

Q5.補助金の受給には専用アプリが必要ですか?

補助金の申請方法は制度によって異なります。今回案内された専用アプリが必要であるという説明は確認できていません。

Q6.添付ファイルを開いてしまった場合はどうすればよいですか?

ファイルの種類や実行状況によって対応は異なります。端末のセキュリティスキャンを実施し、不審な動作がある場合は専門窓口に相談してください。

まとめ|補助金の受給通知を装った不審メールに注意

2026年10月31日、補助金ポータルを名乗り、住宅改修費助成事業や家庭系ごみ減量機器導入補助金の受給対象になったと通知する不審メールが確認されました。

いずれも、補助金の受給手続きを理由にAndroidスマートフォン専用アプリのインストールを促す内容です。

実在するサービス名やロゴが使用されていても、メールが正規のものとは限りません。

申請した覚えのない補助金の受給通知が届いた場合は、メール内のリンクやアプリを使用せず、必ず自治体や制度の公式窓口で確認してください。

本記事の運営

本記事は「詐欺被害ナビ」編集部が、実際に確認された不審メールの内容をもとに、詐欺被害の防止を目的として作成しています。

掲載情報は確認時点のものであり、メールの送信者やリンク先の運営者を特定・断定するものではありません。

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