「6億円の生活福祉金を受け取れる」という案内に注意
「全国福祉協議会」や「大橋みなえ」を名乗り、生活福祉金として6億円を受け取れると案内する不審なサイトが確認されています。
サイトには「日本政府の調査機関」「厚生労働省公認」「受取資格証明番号」などの表現が使われていますが、公的機関を装って信用させ、銀行口座や住所、電話番号などの個人情報を入力させることが目的とみられます。
6億円を受け取れるという案内を信用して、口座情報や個人情報を入力しないでください。
不審なサイトに表示されていた内容
確認されたサイトには、以下のような文章が掲載されていました。
一般社団法人 全国福祉協議会
no name 様
ID:1000231830
所持Point:0
日本政府の調査機関にて、医療・年金・金融機関等の情報提供からあなた様が低所得者として選ばれました。
受取資格証明番号【469875】
生活福祉金として6億円のお受渡しを行わせて頂きます。
厚生労働省公認「生活福祉金」を担当しております、大橋みなえと申します。
あなた様の生活福祉金6億円のお受け取りが確定いたしました。
このような形で連絡をしたのは、すでに生活が安定している生活福祉金の窓口を登録にお受け取りいただく為です。
6億円のお受け取りにつきましては、現金配送または口座振り込みのいずれかからお選びいただけます。
振込で受け取る
✔ 24時間お引き出し可能
✔ 完了後、10分ほどで送金可能
全国福祉協議会 → あなた様
▼口座情報を入力する▼
①金融機関
②支店
③口座番号
④口座名義
⑤携帯電話番号
お振込み先情報の送信
配送で受け取る
✔ ご自宅以外でも受け取り可能
✔ 即日受け取りが可能
全国福祉協議会 → あなた様
▼配送先情報を入力する▼
①お名前
②住所
③携帯電話番号
配送先情報の送信
皆様からの記念写真のご紹介
受け取りを完了された皆様からの記念写真です。
あなた様もお受け取りを完了でき、幸せな未来を築いてください。
6億円を配送で受け取る
6億円を振込で受け取る
生活福祉金とは
生活困窮者・孤立者・被害者、数十年後を見据えて国民の皆様を救済することを目的として、内閣府特命担当大臣を筆頭に厚生労働省を交え、数年前から実施された国民救済制度です。
全国民の皆様を一同に救済することはできませんが毎月、数名~十数名の方々を順々に訪問確認後の厳正な選出し、「生活福祉金」をお受け取り頂いており、全ての皆様が順々に輝かしい、明るい未来を手にされていっております。
あなた様の七億までだけでなく、そのお子様や孫の世代にまで続く充実ある生活、ゆとりある生活がこの制度ではお約束されております。
低所得者、高齢者、障害者、借金などがあり生活が困難な方々を優先的に支える「生活福祉金」の被承認者がこの度あなた様に決定となりました。
▽安心安全をお約束▽
一般社団法人 全国福祉協議会
よくあるご質問はこちらを押してください。
この度の生活福祉金6億円は政府、金融機関、非営利団体を運営されている方々の協力で行われておりますので安心、安全、確実にお受け取りいただけます。
また資格証明番号【469875】をあなた様専用に政府より発行済みでありますので、政府協力の元で全国金融機関、その指定配送公的機関が全面協力し100%間違えなく6億円のお受渡しを実行させていただきます。
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「全国福祉協議会」は実在団体に似せた名称の可能性
実在する福祉関係団体は、「社会福祉法人 全国社会福祉協議会」です。不審なサイトに表示された「一般社団法人 全国福祉協議会」とは、法人格や名称が異なります。
実在する団体に似た名称やロゴ、公的機関を連想させるデザインを使用し、利用者を信用させる手口に注意してください。
この案内が危険と考えられる理由
- 申し込んでいないにもかかわらず、6億円の受け取りが確定したと説明している
- 「日本政府の調査機関」「厚生労働省公認」など、公的機関との関係を強調している
- 根拠が確認できない「受取資格証明番号」を表示している
- 銀行名、支店名、口座番号、口座名義の入力を求めている
- 氏名、住所、携帯電話番号などの個人情報を集めようとしている
- 現金を受け取ったとする写真を掲載し、信用させようとしている
- 「100%間違えなく6億円を受け渡す」など、現実には保証できない表現を使用している
今後、手数料を請求される可能性があります
この種の支援金詐欺では、最初は「無料で受け取れる」と案内し、手続きを進めた利用者に対して、次のような名目で金銭を要求することがあります。
- 受取手数料
- 本人確認費用
- 口座登録料
- 配送費用
- 保証金や税金
- 電子マネーやプリペイドカードの購入代金
一度支払うと、別の理由をつけて追加請求が繰り返されるおそれがあります。少額であっても支払わないでください。
入力や支払いをしてしまった場合の対処法
サイトに個人情報を入力したり、金銭を支払ったりした場合は、次の対応を行ってください。
- 相手との連絡を中止する
- 追加の支払いや電子マネーの購入に応じない
- サイトのURL、メッセージ、振込先、決済記録を保存する
- 口座情報を入力した場合は、利用している金融機関へ相談する
- クレジットカード情報を入力した場合は、カード会社へ連絡する
- 同じパスワードを使用しているサービスのパスワードを変更する
- 消費者ホットライン「188」または警察相談専用電話「#9110」へ相談する
まとめ
「全国福祉協議会」「大橋みなえ」を名乗り、生活福祉金として6億円を渡すという案内は、個人情報の収集や金銭の請求を目的とした支援金詐欺の可能性が極めて高いものです。
政府や公的機関との関係を強調されても、案内に記載された入力フォームへ銀行口座、住所、氏名、電話番号などを入力してはいけません。
「高額な支援金を受け取れる」「あなただけが選ばれた」という連絡は信用せず、サイトを閉じてください。
本記事の運営
詐欺被害ナビ編集部
詐欺・迷惑電話・SMSの情報を分析し、被害防止を目的に運営しています。
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