【詐欺注意】Amazon「段取りの状況に関するご紹介」は偽メール?不審な注文案内に注意
2026年10月22日、Amazon.co.jpのカスタマーサービスを装い、「段取りの状況に関するご紹介」という件名で、不審なURLへのアクセスを促すメールが確認されました。
送信元は「カスタマーサポート」と表示されていますが、実際のメールアドレスはinfo@france-eim.comです。
本文には「ご注文明細いただいた事項」「お手配の体制を進めております」など、不自然な日本語が使用され、注文内容の確認を理由にAmazonとは異なる外部サイトへ誘導しています。
今回のメールは、Amazonを装ったフィッシング詐欺の疑いが非常に強い内容です。メール内のURLをクリックしないでください。
この記事では、実際に届いたメールの全文と画像、送信元メールアドレス、不審なURL、詐欺の見分け方、被害を防ぐための対処方法を解説します。
実際に届いたAmazonを装う不審メールの画像

2026年10月22日に確認されたAmazonを装う不審メール
「段取りの状況に関するご紹介」メールの概要
| 項目 | 確認された内容 |
|---|---|
| 件名 | 段取りの状況に関するご紹介 |
| 送信者名 | カスタマーサポート |
| 送信元メールアドレス | info@france-eim.com |
| 受信日時 | 2026年10月22日(木)14:01 |
| 本文末尾の名義 | Amazon.co.jp カスタマーサービス |
| 誘導先ドメイン | f9022d11.poli-quimica.com |
| メールの目的とみられるもの | 注文内容の確認を口実に外部サイトへ誘導 |
| 危険性 | 偽サイトへの誘導やアカウント情報の窃取などの可能性 |
※誘導先URLはメール画像から確認したものです。リンク先の内容や最終的な転送先までは確認できていません。
Amazonを装う不審メールの全文
以下は、実際に受信したメール画像の文字起こしです。危険なサイトへの誤アクセスを防ぐため、不審なURLはクリックできない形式で掲載しています。
件名:段取りの状況に関するご紹介
送信者:カスタマーサポート <info@france-eim.com>
2026/10/22(木)14:01
様
平素よりご愛顧賜り、厚く御礼申し上げます。
このたびはご注文明細いただいた事項につきまして、ご通達を差し上げております。
現在、ご要望いただいた概要のお手配の体制を進めております。
受付内訳につきましては、下記のご案内よりご確認いただけます。
詳細につきましては、以下のURLよりご確認ください。
https://f9022d11.poli-quimica.com/9bfb4cd1
————————————————–
■ ご確認いただきたい事項
・受付内容に相違がないかご確認ください
・ご対応の準備が整い次第、改めてお知らせいたします
・ご不明な点はお問い合わせ窓口までご連絡ください
==================================================
■ ご利用にあたってのご連絡
・本メッセージはシステムより自動的に配信されております
・心当たりのない場合は、本メールを破棄していただきますようお願いいたします
・内容のご確認は上記のご通知よりお願いいたします
————————————————–
Amazon.co.jp カスタマーサービス
ご不明な点がございましたら、お問い合わせ窓口までご連絡ください。
不審な送信元メールアドレス「info@france-eim.com」に注意
今回のメールの送信元は次のアドレスです。
info@france-eim.com
送信者名は「カスタマーサポート」ですが、メールアドレスのドメインはAmazonとは異なります。
メール本文の最後に「Amazon.co.jp カスタマーサービス」と記載されていても、それだけでAmazonが送信したメールとは判断できません。
差出人の表示名や本文中の企業名は、第三者でも偽装できるため注意が必要です。
不審なURL「f9022d11.poli-quimica.com」とは?
今回のメールには、次のURLが記載されています。
https://f9022d11.poli-quimica.com/9bfb4cd1
このURLはAmazonの公式ドメインではありません。
「f9022d11」という英数字のサブドメインと、「9bfb4cd1」という文字列を含む構成になっています。
URLの形式だけで悪意を断定することはできませんが、Amazonを名乗るメールが、Amazonとは異なるドメインへ誘導している点は重大な不審点です。
このURLにはアクセスせず、Amazon公式サイトや公式アプリから注文状況を確認してください。
今回のAmazon偽メールで注意すべき5つの特徴
1.件名が「段取りの状況に関するご紹介」という不自然な表現
通常の注文確認や配送状況の案内とは異なり、今回の件名は「段取りの状況に関するご紹介」となっています。
何についての段取りなのか、件名だけでは判断できません。
このように内容が曖昧な件名を使い、受信者に本文やURLを確認させようとするメールには注意が必要です。
2.「ご注文明細いただいた事項」など不自然な日本語
本文には、次のような表現が使われています。
- 「このたびはご注文明細いただいた事項につきまして」
- 「ご通達を差し上げております」
- 「ご要望いただいた概要のお手配の体制を進めております」
- 「受付内訳につきましては」
いずれも、一般的な注文確認メールとしては意味が分かりにくい表現です。
機械翻訳や自動生成された文章の可能性も考えられますが、文章の不自然さだけで詐欺と断定することはできません。
今回は送信元や誘導先ドメインにも不審点があるため、総合的に警戒が必要です。
3.注文番号・商品名・金額が記載されていない
メールでは注文に関する確認を求めていますが、注文番号、商品名、注文金額などの具体的な情報は記載されていません。
どの注文について確認を求めているのか不明なまま、外部サイトへアクセスさせようとしています。
身に覚えのない注文案内を受け取った場合は、メール内のリンクを開かず、Amazonの注文履歴を直接確認してください。
4.Amazonの名前を本文末尾にだけ記載
今回のメールでは、送信者名が「カスタマーサポート」となっており、本文末尾に「Amazon.co.jp カスタマーサービス」と記載されています。
企業名を本文末尾に入れることで、正規のカスタマーサポートからの連絡に見せかけている可能性があります。
Amazonの名称が記載されているだけで、正規メールだと判断しないでください。
5.詳細を確認するために外部URLへ誘導
本文では「詳細につきましては、以下のURLよりご確認ください」と案内しています。
しかし、誘導先はAmazon公式サイトではありません。
このようなメールでは、リンク先でログイン情報やクレジットカード情報を入力させるフィッシング詐欺につながる可能性があります。
なお、今回のURLが実際にどのようなページを表示するかは確認できていません。
Amazon公式が案内する不審メールの確認方法
Amazonは、同社を装ったフィッシングメールへの対策として、公式サイトのメッセージセンターを確認すること、送信元を確認すること、不審なメール内のリンクをクリックしないことを案内しています。
Amazonのメッセージセンターでは、Amazonから送信された注文やアカウントに関する通知を確認できます。ただし、一部対象外のメールもあります。
参考:Amazon公式|フィッシング詐欺メールによる被害を防ぐ3つのポイント
Amazonの注文状況を安全に確認する方法
- メール内のURLをクリックしない。
- ブラウザでAmazon公式サイトを直接開くか、公式アプリを起動する。
- アカウントの注文履歴を確認する。
- 必要に応じてメッセージセンターを確認する。
- 不明な点がある場合はAmazon公式サイトから問い合わせる。
Amazon公式サイト:https://www.amazon.co.jp/
不審メールを受け取った場合の対処方法
- メール内のURLをクリックしない。
- 送信元アドレスを確認する。
- メールに返信しない。
- ログイン情報やクレジットカード情報を入力しない。
- 注文状況はAmazon公式サイトから確認する。
- 不審なメールを迷惑メールとして報告する。
偽サイトにアクセスしてしまった場合
URLを開いただけの場合
個人情報を入力していない場合は、ページを閉じてください。不審なファイルをダウンロードしたり、アプリをインストールしたりしないでください。
Amazonのログイン情報を入力した場合
Amazon公式サイトからパスワードを変更し、二段階認証の設定やアカウントの利用状況を確認してください。
同じパスワードを他のサービスでも使用している場合は、そちらも変更してください。
クレジットカード情報を入力した場合
速やかにカード会社へ連絡し、不正利用の有無を確認してください。必要に応じてカードの利用停止や再発行について相談してください。
Amazonを装った詐欺メールの報告方法
Amazonは、不審なメールやSMSについて、公式サイトからの報告を案内しています。
Amazonアカウントを持っている場合は、公式サイトの不審な連絡の報告機能を利用してください。
Amazonアカウントを持っていない場合は、Amazonが案内している報告用メールアドレス「reportascam@amazon.com」へ転送する方法もあります。
詳しくは、Amazon公式のフィッシング詐欺対策案内をご確認ください。
フィッシング詐欺へのセキュリティ対策
Amazonを装う詐欺メールでは、注文確認、支払い方法の更新、配送状況の確認など、さまざまな理由で偽サイトへ誘導する手口が確認されています。
不審なURLを開かないことに加え、OSやブラウザの更新、二段階認証の利用、セキュリティ対策ソフトの活用など、複数の対策を組み合わせることが重要です。
ただし、セキュリティ対策ソフトだけですべてのフィッシング詐欺を防げるわけではありません。
よくある質問(FAQ)
Q.「段取りの状況に関するご紹介」はAmazonからの本物のメールですか?
A.今回確認されたメールは、送信元がinfo@france-eim.comで、Amazonとは異なる外部サイトへ誘導していることから、フィッシング詐欺の疑いが非常に強い内容です。
Q.info@france-eim.comはAmazonの公式メールアドレスですか?
A.Amazonの公式ドメインとは異なります。メール本文にAmazon.co.jpと記載されていても、正規のメールとは判断できません。
Q.f9022d11.poli-quimica.comは安全なサイトですか?
A.Amazon公式のドメインではありません。今回の画像だけではサイトの内容や安全性を確認できないため、アクセスしないでください。
Q.Amazonで注文した覚えがない場合はどうすればよいですか?
A.メール内のリンクをクリックせず、Amazon公式サイトや公式アプリの注文履歴を確認してください。
Q.メールを開いただけで被害に遭いますか?
A.メールを表示しただけで直ちに被害が発生するとは限りません。ただし、不審なリンクへのアクセスや個人情報の入力、ファイルのダウンロードは避けてください。
Q.Amazonの注文確認メールはどこで確認できますか?
A.Amazon公式サイトや公式アプリの注文履歴、メッセージセンターで確認できます。なお、一部のメールはメッセージセンターの対象外となる場合があります。
まとめ|不自然な注文案内とAmazon以外のURLに注意
2026年10月22日に確認された「段取りの状況に関するご紹介」というメールは、Amazon.co.jpのカスタマーサービスを装ったフィッシング詐欺の疑いが非常に強い内容です。
送信元は「info@france-eim.com」で、本文には不自然な日本語が使われています。また、注文番号や商品名などの具体的な情報がないまま、Amazonとは異なる外部URLへ誘導しています。
Amazonの注文や受付内容について不審なメールが届いても、メール内のURLをクリックせず、Amazon公式サイトや公式アプリから直接確認してください。
本記事の運営
詐欺被害ナビ編集部
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