UCSカードを装う「4,274ポイント失効」の不審メールに注意
2026年10月、UCSカードを名乗り、「ポイントの有効期限が近づいている」として会員サイトへのログインを促す不審なメールが確認されました。
今回のメールには、「2026年10月20日をもって4,274ポイントが失効する」と記載されています。
しかし、差出人のメールアドレスはakrso@shushengs.comで、UCSカードの公式ドメインとは異なります。
さらに、メール内にはUCSカードの公式サイトを装ったURLが表示されていますが、実際のリンク先として別のドメインが確認されています。
このメールはフィッシング詐欺の疑いが極めて強いため、本文のリンクを開いたり、カード情報やログイン情報を入力したりしないでください。
確認された不審メールの情報
| 項目 | 確認内容 |
|---|---|
| 件名 | 【要確認】:CSカード ポイント有効期限のお知らせ |
| 表示名 | UCSカード |
| 送信元 | akrso@shushengs.com |
| 失効予定日 | 2026年10月20日 |
| 対象ポイント | 4,274ポイント |
| 添付ファイル | exws.png(85バイト) |
| 表示URL | https://www.ucscard.co.jp/update |
| 実際のリンク先 | bloodrootproducts.com/content/kvskcpdhbh |
| 判定 | フィッシング詐欺の疑いが極めて強い |
※件名の「CSカード」は画像に表示された表記です。本文では「UCSカード」と記載されており、表記が一致していません。
UCSカードを装った不審メールの画像

UCSカードを装ったポイント有効期限通知メール。公式サイトとは異なるリンク先に注意。
実際に届いたメール全文
以下は、今回確認された不審メールの内容です。検索による照合や被害防止のため、本文を省略せず掲載しています。
件名:
【要確認】:CSカード ポイント有効期限のお知らせ
From:
UCSカード <akrso@shushengs.com>
添付ファイル:
exws.png
85バイト
UCSカード
お客様各位
平素よりUCSカードをご利用いただき、誠にありがとうございます。
■ 有効期限が近づいているポイントがあります
お客様が保有されているUCSカード ポイントの一部が、2026年10月20日 をもって失効いたします。
対象ポイント数:4,274ポイント
期限を過ぎますと、ポイントは自動的に失効いたしますので、お早めにお手続きください。
■ UCSカード ポイントの主な使い道
1ポイント=1円として、以下のようにご利用いただけます。
・カードご利用代金への充当
・各種ギフトカードへの交換
・提携先ポイントへの移行
・オンラインショッピングでのご利用
・UCSカード オリジナル商品との交換
※ポイントの有効期限は、獲得月から24か月後の月末です。
※カードの種類により、ポイントプログラムが異なる場合がございます。
■ ポイントの確認・交換方法
以下の公式サイトにログイン後、ポイント残高をご確認ください。
▼ UCSカード 会員専用サイト ログイン
https://www.ucscard.co.jp/update
※ログイン後、「ポイント照会」メニューより確認・交換いただけます
※パスワードをお忘れの場合は、ログインページより再設定いただけます
■ ご注意事項
・有効期限を過ぎたポイントは再発行できません
・ポイントのご利用は、有効期限が近いものから順に減算されます
・本メールは送信専用です。ご返信いただいてもお答えできません
UCSカード カスタマーセンター
https://www.ucscard.co.jp/
※上記は受信メールの記録であり、記載されたポイント数や失効日が事実であることを保証するものではありません。URLは安全のためリンク化していません。
詐欺メールと疑われる4つの理由
1.差出人がakrso@shushengs.comになっている
最も重要な確認ポイントは、送信元メールアドレスです。
メールの表示名には「UCSカード」と記載されていますが、実際の差出人は次のアドレスです。
akrso@shushengs.com
「shushengs.com」はUCSカードの公式サイトで使用されているドメインとは異なります。
メールの表示名は送信者が任意に設定できるため、企業名が表示されているだけで正規の案内とは判断できません。
2.表示URLと実際のリンク先が異なる
今回のメールで特に注意すべき点は、URLの偽装です。
メールに表示されたURL:
https://www.ucscard.co.jp/update
画像で確認された実際のリンク先:
https://bloodrootproducts.com/content/kvskcpdhbh
表示上はUCSカードの公式サイトに見えますが、リンク先のドメインは「bloodrootproducts.com」です。
これは、正規のURLを表示しながら別のサイトへ誘導する、フィッシング詐欺で使われる典型的な手口です。
リンク先のページ内容や現在の稼働状況までは確認していませんが、公式サイトと異なるドメインへ誘導する時点で十分な警戒が必要です。
3.4,274ポイントの失効を理由に手続きを急がせている
メールでは、2026年10月20日に4,274ポイントが失効すると案内しています。
具体的なポイント数と期限を示すことで、受信者に「今すぐ手続きをしなければ損をする」と思わせる狙いが考えられます。
ただし、メールに書かれた4,274ポイントが実際の保有ポイントであるとは限りません。
ポイント残高や有効期限は、メール内のリンクではなく、利用者自身が確認した公式サイトや公式アプリで調べてください。
4.件名の「CSカード」と本文の「UCSカード」が一致しない
画像に表示された件名は「CSカード ポイント有効期限のお知らせ」となっています。
一方、送信者名と本文には「UCSカード」と記載されています。
この表記の不一致だけで詐欺とは断定できませんが、送信元ドメインやリンク先の相違と合わせると、不審な点の一つといえます。
偽サイトに誘導された場合の危険性
今回のメールは、ポイントの確認や交換を口実に会員サイトへのログインを促しています。
仮に誘導先が偽のログインページだった場合、次の情報を盗み取られるおそれがあります。
- UCSカード会員サイトのログインID
- ログインパスワード
- クレジットカード番号
- カードの有効期限
- セキュリティコード
- 氏名・住所・電話番号などの個人情報
- SMSなどで届く認証コード
これらの情報が第三者に渡ると、カードの不正利用やアカウントへの不正ログインにつながる可能性があります。
不審メールが届いた場合の対処方法
- メール内のリンクをクリックしない
- 添付ファイル「exws.png」を開かない
- メールに返信しない
- ログインIDやパスワードを入力しない
- クレジットカード情報を入力しない
- 迷惑メールやフィッシングメールとして報告する
UCSカードの利用状況を確認する場合は、メールに記載されたリンクを使用せず、ブラウザのブックマークや公式アプリからアクセスしてください。
UCSカード公式サイト:https://www.ucscard.co.jp/
すでにリンクを開いた・情報を入力した場合
リンクを開いただけの場合
リンクを開いただけで、個人情報の入力やファイルのダウンロードなどを行っていなければ、まずページを閉じてください。
不審なアプリやファイルをダウンロードしていないかも確認しましょう。
ログイン情報を入力した場合
速やかに正規の会員サイトからパスワードを変更してください。
同じパスワードを他のサービスでも使用している場合は、そちらも変更する必要があります。
クレジットカード情報を入力した場合
カード裏面などに記載された正規の問い合わせ先へ連絡し、不正利用の確認、カードの利用停止や再発行について相談してください。
身に覚えのない利用明細がないかも確認しましょう。
よくある質問(FAQ)
Q.UCSカードの4,274ポイント失効メールは本物ですか?
A.今回確認されたメールは、送信元がakrso@shushengs.comであり、表示URLと実際のリンク先も異なるため、フィッシング詐欺の疑いが極めて強いものです。
Q.2026年10月20日に本当にポイントが失効しますか?
A.メールに記載された日付だけでは判断できません。実際の保有ポイントと有効期限は、UCSカードの正規サービスから確認してください。
Q.bloodrootproducts.comはUCSカードの公式サイトですか?
A.UCSカードの公式ドメインとは異なります。今回のメールでは、UCSカードの公式URLを表示しながら、この別ドメインへ誘導するリンクが確認されています。
Q.UCSカードを持っていなくてもメールが届きますか?
A.届く可能性があります。フィッシングメールは、実際の契約状況と関係なく、不特定多数に送信される場合があります。
Q.メールに添付されたexws.pngは安全ですか?
A.ファイル名と容量だけでは安全性を判断できません。不審メールに添付されているファイルは、安易に開かないでください。
まとめ|UCSカードを名乗るポイント失効メールはリンク先を確認
今回確認されたメールは、UCSカードを名乗り、4,274ポイントが2026年10月20日に失効すると通知する内容でした。
しかし、送信元のakrso@shushengs.comはUCSカードの公式ドメインとは異なり、メール内のリンクもbloodrootproducts.comへ誘導するものでした。
詐欺被害ナビでは、これまでもカード会社のポイント失効を装う不審メールを紹介していますが、今回の事例は「UCSカード」「4,274ポイント」「2026年10月20日」「表示URLとリンク先の不一致」という具体的な特徴があります。
ポイント失効を知らせるメールが届いても、メール内のリンクからログインせず、必ず正規の方法で確認してください。
本記事の運営
詐欺被害ナビ編集部
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