【セゾンカードを装う不審メール】「ご利用可能枠の見直し(減枠)」「現在額保留申請」への誘導に注意

フィッシング詐欺・迷惑メール

セゾンカードを装う「ご利用可能枠の見直し(減枠)」メールに注意

「【SAISON_CARD】【重要】カードご利用可能枠の見直し(減枠)に関するお知らせ」という件名の不審メールが確認されました。

本文では、カードの利用可能枠を引き下げると知らせ、現在の限度額を維持したい場合は「現在額保留申請」を行うよう促しています。

しかし、差出人はMani@trans-ev.netと表示され、画像に表示されたリンク先もセゾンカード公式のログイン先とは異なります。本文には、手続き期限や変更予定日の食い違いもあります。

メール内の申請ボタンは押さず、NetアンサーのID・パスワード、カード情報、認証コードを入力しないでください。実際の利用可能枠は、普段使っている公式アプリや、自分で開いた公式サイトから確認しましょう。

確認されたメールの画像

セゾンカードを装う利用可能枠の減枠通知。現在額保留申請への誘導と10月15日・20日の期限の食い違いがあるメール

セゾンカードの減枠通知を装い、「現在額保留申請」を促す不審メール

件名・差出人・リンク先の情報

  • 件名:【SAISON_CARD】【重要】カードご利用可能枠の見直し(減枠)に関するお知らせ
  • 差出人表示名:ゼゾンカード(画像上の読み取り)
  • 差出人メールアドレス:Mani@trans-ev.net
  • 画像上の受信日時:2026年10月17日(土)6:29
  • 誘導内容:Netアンサーへのログインと「現在額保留申請」
  • 画像に表示されたリンク先:https://kalender.lklebb.info/H80AoO

※提供画像の表示内容を掲載しています。詳細ヘッダーやリンク先の実際の動作は未確認です。差出人表示だけで、アドレスの管理者が送信に関与したと断定するものではありません。

メール本文の全文

以下は画像内のメール本文です。申請ボタンは文字として掲載し、誘導先へのリンクは設置していません。

SAISON CARD

【重要】ご利用可能枠の見直し(減枠)に関するお知らせ

平素はセゾンカードをご利用いただき、誠にありがとうございます。

当社では割賦販売法に基づき、お客様に安心してカードをご利用いただくため、定期的にカードのご利用状況の確認(モニタリング)を行っております。

近年のカードご利用頻度およびご利用状況に基づき、誠に恐縮ではございますが、明日よりお客様のカードご利用可能枠を引き下げ(減枠)させていただく予定となっております。

【現行限度額の維持をご希望の場合】
今後も高額のご利用予定があり、現在の限度額維持をご希望される場合は、お手続き期限(2026年10月15日 23:59)までにNetアンサーより「現在額保留申請」のお手続きを行っていただくことで、従来通りの限度額を継続してご利用いただけます。

見直し予定の内容

対象カード セゾンカード(ご登録のクレジットカード)

予定される変更 ご利用可能枠の引き下げ(減枠)

変更予定日 2026年10月15日より順次

保留申請の受付期限 2026年10月20日23:59 まで

Netアンサーにログインして「現在額保留申請」を行う

ご留意事項
※期限までにお手続きが確認できない場合、自動的に減枠処理が適用されます。
※減枠適用後、ご利用残高が変更後の限度額を超える場合、新たなショッピング利用やキャッシングのご利用が一時的に制限されますのでご注意ください。

お問い合わせ・サポート
株式会社クレディセゾン インフォメーションセンター
ナビダイヤル:0570-064-133(受付時間 9:00~17:00 年中無休)

※本メールは自動配信されております。返信いただいてもお答えできませんのでご了承ください。

© CREDIT SAISON CO., LTD. All Rights Reserved.

※上記の電話番号や受付時間は、不審メールの記載を記録として掲載したものです。現在の公式窓口として案内するものではありません。また、メールに記載されているだけで、その番号自体が詐欺用だと断定することもできません。

今回のメールを見分けるポイント

手続き期限が10月15日と10月20日の2通りある

本文の案内では「2026年10月15日23:59」までに手続きするよう求める一方、見直し予定の内容では受付期限を「2026年10月20日23:59」としています。同じ申請について、異なる期限が書かれています。

受信日は10月17日で、本文中の10月15日の期限はすでに過ぎています。この食い違いは、注意すべき不自然な点です。

「明日より減枠」と「10月15日より順次」が一致しない

10月17日に受信したメールで「明日より」と案内しながら、変更予定日は「10月15日より順次」と記載しています。受信日を基準とする案内と具体的な日付が一致していません。

これらの日付はメールの主張であり、実際の利用可能枠や変更予定を確認できたものではありません。

「現在額保留申請」で限度額を維持できると説明している

「申請しないと減枠される」「手続きすれば従来の限度額を維持できる」という説明で、ログインを促しています。しかし、今回の画像から、この申請がセゾンカードの正式な手続きであるとは確認できません。

法律名や「モニタリング」といった言葉があっても、正規の通知である証明にはなりません。実際の利用可能枠は公式画面やカード会社の窓口で確認してください。

差出人名とメールアドレスが不自然

画像の差出人名は「ゼゾンカード」と読め、正式な「セゾンカード」と異なっています。表示アドレスは「Mani@trans-ev.net」です。

会社名やブランド名に似た表示があっても、それだけで正規メールと判断しないでください。なお、名称が正しくても送信元表示が偽装されている場合があるため、誤記の有無だけで判断することも避けましょう。

申請ボタンのリンク先が公式ログイン先と異なる

画像で確認できるリンク先は次のとおりです。

https://kalender.lklebb.info/H80AoO

このURLは、セゾンカードが公式に案内しているNetアンサー等のログイン先とは異なります。リンク先を開いての検証は行っていないため、最終的な移動先や要求される情報は未確認です。

セゾンカード公式の注意喚起

セゾンカード公式サイトは、実際の案内に似せた不審メールやSMSに注意を呼びかけています。また、Netアンサーへのログイン時に、クレジットカード番号・暗証番号・有効期限・セキュリティコードの入力を求めることはないと案内しています。

メール経由の画面でこうした情報やワンタイムパスコードを求められても、入力を進めないでください。

参考:セゾンカード公式:セゾンカードを騙る不審なメール・SMSにご注意ください

過去記事との重複確認について

詐欺被害ナビを対象に「減枠」「現在額保留申請」、今回の差出人などで検索しましたが、確認できた検索結果では同一事例の記事は見つかりませんでした。検索未掲載の記事まで含めた完全な確認ではありません。

本記事は、減枠を口実にした現在額保留申請への誘導、期限・変更日の食い違い、今回の差出人とリンク先を中心に整理しています。

メールを受信した場合の対処方法

  1. メール内の「現在額保留申請」ボタンを押さない。
  2. メールへ返信せず、ログイン情報・カード情報・認証コードを入力しない。
  3. 普段利用する公式アプリやブックマークから、実際の利用可能枠を確認する。
  4. 不明な点は、カード裏面や公式サイトで確認した窓口へ問い合わせる。
  5. 必要な記録を残し、迷惑メールとして報告・削除する。

実際に契約上の変更があるかどうかは、このメールだけでは判断できません。正規の変更通知を見落とさないためにも、確認は公式の経路で行ってください。

すでに情報を入力してしまった場合

リンクを開いただけの場合

追加の入力やダウンロードを中止して、ページを閉じてください。開いただけで被害が発生したとは断定できません。

ID・パスワードを入力した場合

自分で公式サイトを開いてパスワードを変更し、同じパスワードを使う他サービスも変更してください。

カード情報・暗証番号・認証コードを入力した場合

カード裏面などで確認した公式窓口へ速やかに連絡し、入力した内容と日時を伝えて対応を相談してください。利用明細も確認しましょう。

よくある質問

このメールが届いたら、利用可能枠は本当に下がりますか?

画像やメールの記載だけでは実際の契約状況は分かりません。公式アプリやカード会社の窓口から確認してください。

「現在額保留申請」は行う必要がありますか?

今回のメール内の案内を根拠に操作しないでください。必要な手続きがあるかは、公式画面やカード会社に確認しましょう。

会社名や問い合わせ電話番号があれば本物ですか?

いいえ。実在する会社名や連絡先が転記される場合もあります。記載の有無だけで安全と判断せず、公式の経路で確認してください。

本記事の運営

詐欺被害ナビ編集部

詐欺・迷惑電話・SMSの情報を分析し、被害防止を目的に運営しています。

© 詐欺被害ナビ