【注意】e-Tax「還付金確定通知書を格納いたしました」を装う詐欺メール|公式アドレス表示でもucyvrnc.cnへの誘導に警戒

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【注意】e-Tax「還付金確定通知書を格納いたしました」メール|公式アドレス表示でも不審なリンクに警戒

「【重要なお知らせ】還付金確定通知書を格納いたしました」という件名の、e-Taxを装う不審メールが確認されています。画像では差出人がinfo@e-tax.nta.go.jpと表示されていますが、リンク先表示にはucyvrnc.cnという公式とは異なるドメインが写っています。

差出人が公式アドレスと同じ表示でも、安全とは判断できません。メール内の「ご利用確認はこちら」やアプリのダウンロード案内を操作せず、公式e-Taxサイトを自分で開いて確認してください。

今回確認されたメール画像

e-Taxを装う還付金確定通知書メール。公式アドレスと同じ差出人表示とucyvrnc.cnへのリンク先表示が写っている

e-Taxを装う還付金確定通知メール。受信日より前の確認期限と不審なリンク先が確認できる

今回のメールの特徴

件名 【重要なお知らせ】還付金確定通知書を格納いたしました
表示上の差出人 e-Tax <info@e-tax.nta.go.jp>
受信日時の表示 2026年10月11日(日)9:31
本文の確認期限 令和8年10月1日(2026年10月1日)
対象としている期間 令和8年1月1日~令和8年12月31日
画像内のリンク先表示 https://ucyvrnc.cn/?qhgksctv
主な誘導 Android版e-Taxアプリのダウンロード、「ご利用確認はこちら」

不審な点① 差出人は公式と同じ表示でも、リンク先が違う

e-Tax公式が案内するお知らせメールの送信元表記はinfo@e-tax.nta.go.jpです。今回の画像も同じ表記ですが、公式は送信元アドレスや表示名を装ったなりすましメールに注意を呼びかけています。

画像内のリンク先表示はhttps://ucyvrnc.cn/?qhgksctvとなっており、国税庁・e-Taxの公式ドメインではありません。差出人表示だけで判断せず、案内先も確認する必要があります。

メールヘッダーが提供されていないため、実際の送信者や送信元IP、SPF・DKIM・DMARCの認証結果は不明です。「表示アドレスが一致する」ことと「国税庁が送信した」ことを混同しないでください。

不審な点② 確認期限が受信日より10日前になっている

画像の受信日時は2026年10月11日ですが、本文には「ご確認の期限は令和8年10月1日まで」とあります。受信時点で、記載された期限を10日過ぎています。

それにもかかわらず「必ず期限内に」と操作を促しており、受信日時と案内内容が整合していません。この期限を理由に焦って操作しないでください。

不審な点③ 年末までの申告分について10月に還付金が確定したと説明している

本文は「令和8年1月1日~令和8年12月31日」の所得税確定申告に係る還付金が確定したと説明しています。しかし、受信日は2026年10月11日で、本文が示す対象期間はまだ終了していません。

通常の年分の所得税確定申告の案内として、期間と確定の説明に不整合があります。個別の例外的な申告事情についての説明もなく、今回のメールを疑う材料になります。

長い公式説明や公的サイトのURLがあっても信用しない

本文後半には、個人情報保護方針、マイナンバーカード方式、デジタル庁の案内などが長く掲載されています。公的サイトのURLらしい文字列が並んでいても、それだけでメール全体が本物になるわけではありません。

表示されているURLと、クリックした際の接続先は異なる場合があります。画像だけでは、本文中の各リンクの実際の接続先までは確認できません。今回確認できた不審なリンク先を踏まえ、メール内のリンクは使用しないでください。

過去の類似記事と今回の違い

詐欺被害ナビでは、2026年10月2日に、還付金の受取手続が未完了と称してアプリへ誘導し、金額や期限が食い違うメールを紹介しています。

関連記事:国税庁e-Taxを装う還付金メール|「受取手続が未完了」でアプリへ誘導、金額・期限に矛盾

今回は、公式アドレスと同じ差出人表示、受信日より前の期限、ucyvrnc.cnへのリンク、長い公的制度の説明という特徴に焦点を当てています。同じ件名・ドメインの記事は今回の検索では確認できませんでしたが、サイト内に存在しないと断定するものではありません。

受信したメール全文(画像で判読できる範囲)

以下は画像の文字起こしです。リンク先表示に隠れている部分は推測で補完していません。本文内のURLは記録用の文字列として掲載し、クリックできるリンクにはしていません。

件名:【重要なお知らせ】還付金確定通知書を格納いたしました
差出人:e-Tax <info@e-tax.nta.go.jp>
受信日時:2026/10/11(日)9:31

平素よりe-Taxをご利用いただき、誠にありがとうございます。

この度、令和8年分(令和8年1月1日~令和8年12月31日)所得税確定申告に係る還付金の金額が確定し、還付金確定通知書をe-Taxメッセージボックスに格納いたしました。

通知書の詳細につきましては、e-Taxアプリ内メッセージボックスよりご確認くださいますようお願い申し上げます。

ご確認の期限は令和8年10月1日までとなっておりますので、必ず期限内にご確認いただきますよう重ねてお願い申し上げます。

なお、Android版e-Taxアプリをまだインストールされていない場合は、下記ボタンよりダウンロードの上ご利用くださいますようお願いいたします。

アプリをダウンロード[後続部分はリンク先表示に隠れているため判読できません]

■ご利用確認はこちら

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Android版 e-Tax アプリのインストールはこちら 還付金に関する通知はアプリ内メッセージボックスでのみご確認いただけます。

【ご注意事項】メッセージボックスの内容確認には、マイナンバーカード等の電子証明書による認証が必要です。

還付金の振込には、別途お手続きが必要な場合がございます。詳細は通知書をご参照ください。

e-Taxのご利用可能時間は、e-Taxホームページにてご確認いただけます。本メールは送信専用です。

ご返信いただいてもご対応いたしかねますのでご了承ください。

e-Taxホームページにおける個人情報保護方針

1. 基本的考え方
国税庁では、e-Taxホームページ(ドメイン「www.e-tax.nta.go.jp」)において提供するサービス(情報提供、各種意見の受付等)の円滑な運営に必要な範囲で情報を収集しています。
収集した情報は利用目的の範囲内で適切に取り扱います。

2. 収集する情報の範囲
当サイトでは、インターネットドメイン名、IPアドレス、閲覧情報等を自動的に収集します。一部サービスにおいてクッキーを使用する場合がありますが、個人を特定する情報は取得いたしません。

https://net.kojinbango-card.go.jp/SS_SERVICE_OUT/FA01S001Action.do

(※)マイナンバーカード方式について

マイナンバーカード方式の概要

e-Taxへのログインにあたっては、利用者識別番号(数字16桁)及びパスワードの入力が必要ですが、マイナンバーカード(※)を事前に登録するだけで、利用者証明用電子証明書の暗証番号(数字4桁)を入力することでe-Taxへログインが可能になります。

(※)「スマートフォンのマイナンバーカード」も利用可能です。

https://www.e-tax.nta.go.jp/kojin/mycd_login.htm#anc05

マイナンバーカード方式のメリット

利用者識別番号(数字16桁)及びパスワードの管理が不要です。

マイナンバーカード方式でログインした場合、利用者識別番号は「マイページ」の「基本情報」メニューから、パスワードは「マイページ」の「その他の登録情報」メニューから確認できます。

https://net.kojinbango-card.go.jp/SS_SERVICE_OUT/pages/ssf/FG01S001.jsp

e-Taxを利用するために事前準備として必要であった電子証明書の登録が不要です。

マイナンバーカードの電子証明書(有効期限:5年間)が失効した場合は、市区町村の窓口で電子証明書の更新を行うことで、e-Taxをご利用いただけます。

https://services.digital.go.jp/mynumbercard-android/

「スマートフォンのマイナンバーカード」も利用可能です。

マイナンバーカードを取得されている方は、お持ちのスマートフォンにマイナンバーカード(Android™については「スマホ用電子証明書」のみ対応(※)。)を搭載することができます。

「スマートフォンのマイナンバーカード」を利用すれば、マイナンバーカードをスマートフォンにかざすことなく、申告書の作成・e-Tax送信が可能となります。

また、利用者用電子証明書に設定したパスワード(4桁の数字)を入力する代わりに、生体認証が利用できます。(機種によって異なります。)

詳細や申し込み方法については、デジタル庁HPの「スマートフォンのマイナンバーカード」をご確認ください。

https://www.digital.go.jp/policies/mynumber/smartphone-certification

(※)Android™に搭載できる「スマホ用電子証明書」には、マイナンバーカードに記載された氏名、住所、生年月日及び性別並びにマイナンバー(基本4情報等)は搭載されていません。そのため、e-Taxのマイページから初めて「給与所得の源泉徴収票情報の取得希望」の手続を行う場合など、基本4情報等をe-Taxへ提供していただく際には、マイナンバーカードを読み取る必要があります。

画像内のリンク先表示:

https://ucyvrnc.cn/?qhgksctv
クリックまたはタップしてリンク先を表示します。

受信した場合の対応

  • メール内のリンクやダウンロード案内を操作しない。
  • メールへ返信せず、利用者識別番号、暗証番号、マイナンバー、金融情報を入力しない。
  • 確認が必要な場合は、e-Tax公式サイトを自分で開き、ログインしてお知らせを確認する。
  • 認証情報を入力した場合は、信頼できる端末から公式サイトへアクセスして変更する。使い回しているパスワードも見直す。
  • カード情報や銀行の認証情報を入力した場合は、金融機関・カード会社の公式窓口へ連絡する。
  • 不審なアプリを導入した場合は追加操作を止め、端末の正規サポート窓口へ相談する。業務用端末は社内のシステム管理者へ報告する。

よくある質問

info@e-tax.nta.go.jpと表示されていれば本物ですか?

表示だけでは判断できません。送信元アドレスは偽装される場合があります。今回の画像には、公式とは異なるリンク先と日付の不整合が確認できます。

期限を過ぎているので、急いで操作した方がよいですか?

このメールの案内に従って急ぐ必要はありません。実際の通知や期限は、公式e-Taxサイトから確認してください。

リンク先が不正アプリを配布していると確定していますか?

確定していません。リンク先へのアクセスやファイル解析は行っていません。本記事は画像で確認できる情報と公式案内との違いに基づく注意喚起です。

公式の注意喚起・参考情報

本記事は提供されたメール画像と公式情報に基づいて作成しています。実際の送信者、リンク先の運営者、配布ファイルの内容は特定していません。引用したメール内の制度説明を、最新の公式案内として保証するものではありません。

本記事の運営

詐欺被害ナビ編集部

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