【注意】「延滞税が日々加算中」国税庁を名乗る所得税524,100円の納付要求メール
「【延滞税が日々加算中】所得税のお早めのご納付をお願いいたします」という件名で、国税庁を名乗る不審なメールが確認されています。今回の画像では、令和7年分の所得税について本税500,000円と延滞税24,100円、合計524,100円の納付を求めています。
メールの案内に従って支払ったり、個人情報を入力したりしないでください。国税庁は、国税の納付の求めや差押えに関して、メール・SMS・LINEによるメッセージは送信しないと案内しています。確認はメール経由ではなく、公式サイトや管轄の税務署を通じて行いましょう。
確認されたメール画像

国税庁を名乗る不審メールの受信画面
メール文の全文(提供画像に写っている範囲)
以下は画像で確認できる内容をすべて文字起こししたものです。画像の下に続きがある場合、その部分は確認できていません。送信元メールアドレスやリンク先URLも画像には表示されていません。
【延滞税が日々加算中】所得税のお早めのご納付をお願いいたします
【国税庁】
To: 中村颯太
Oct 4 at 7:35e-Tax
国税電子申告・納税システム国税庁
【ご案内】令和7年分所得税の未納額および延滞税について
平素より格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。
令和7年分の所得税について、未納額のご納付をお願い申し上げます。ご納付額
524,100円本税 500,000円+延滞税 24,100円
今回のメールで注意したい3つの特徴
「延滞税が日々加算中」と判断を急がせる件名
件名は、対応を遅らせると負担が増えると思わせる内容です。延滞税という制度自体はありますが、その言葉が書かれているだけで正規の通知とは判断できません。不安になっても、メール内の案内から支払いを進めないでください。
本税と延滞税を分けて524,100円と表示
今回の文面は、本税500,000円と延滞税24,100円という具体的な内訳を示しています。計算が合っていても、実際の納税義務を証明するものではありません。この画像だけでは、記載された税額の根拠は確認できません。
国税庁・e-Taxの名称やロゴを使用
送信者表示の「【国税庁】」やe-Taxのロゴは、メールが公式なものだと信じさせる要素です。表示名やロゴは第三者も使用できるため、それだけで信用しないでください。宛先に氏名が表示されていても、正規の通知である証拠にはなりません。
本物のe-Tax通知と見分けるには
国税庁の公式案内によると、e-Taxではメッセージボックスにお知らせ等が格納された際に、公式サイトに掲載されたパターンの通知メールを送信しています。一方、国税の納付を求めるメールは送信しないと説明しています。
今回の画像は本文で所得税の納付を直接求めており、公式注意喚起に照らして、国税庁をかたる不審メールとして警戒すべき内容です。なお、画像ではリンク先や送信元アドレスが確認できないため、特定の偽サイトへの誘導や情報窃取の仕組みまでは断定できません。
納税状況が気になる場合は、普段利用しているブックマークなどからe-Tax公式サイトへアクセスし、メッセージボックスや申告内容を確認してください。必要に応じて、公式サイトに掲載された管轄税務署の連絡先へ問い合わせましょう。
メールを受信した場合・入力や支払いをしてしまった場合
- 受信しただけの場合:返信せず、メール内にリンクや添付ファイルがあっても開かず、迷惑メールとして処理してください。
- リンクを開いた場合:入力やダウンロードを進めず、ページを閉じてください。ファイルをダウンロードした場合は実行しないでください。
- ID・パスワードを入力した場合:正規のサービスから変更し、同じパスワードを使っている他のサービスも見直してください。
- カード情報を入力した場合:カード会社の公式窓口へ速やかに連絡してください。
- 支払ってしまった場合:利用した金融機関・決済サービスへ至急連絡し、メールや取引履歴を保存して警察へ相談してください。
「所得税の未納」「延滞税」のメールは公式窓口で確認を
今回の不審メールを見分ける手がかりは、「延滞税が日々加算中」という件名、令和7年分所得税という記載、524,100円の納付要求です。別の件名や金額で届く可能性もあるため、金額の一致だけで判断せず、メールによる納付要求そのものに注意してください。
本記事の運営
詐欺被害ナビ編集部
詐欺・迷惑電話・SMSの情報を分析し、被害防止を目的に運営しています。
© 詐欺被害ナビ

最近のコメント