【注意】「お忘れ物の中に書類がございました」不審メール|「物品を確認する」リンクに警戒

SPAMメール・迷惑メール

【注意】「お忘れ物の中に書類がございました」メール|物品確認リンクに警戒を

「貴社関係者のものと思われる書類を預かっている」と伝え、「お預かりしている物品を確認する」というリンクへ誘導するメールに注意してください。

今回のメールは「ご担当者様」宛てで、署名には「田中 帝一」「お忘れ物担当」と記載されています。忘れ物の連絡を受けると、業務上の書類が含まれていないか気になるものですが、心当たりがないメールのリンクは開かず、送信元を確認してください。

確認されたメールの画像

忘れ物の書類を預かっているとして物品確認リンクへ誘導するメール

「お忘れ物の中に書類がございました」と案内するメール

メール本文の全文

以下は画像に記載されたメール本文です。リンクは安全のため、文字のみ掲載しています。

ご担当者様

突然のご連絡失礼いたします。

本日、弊社にてお預かりしたお忘れ物の中に、書類がございました。

記載されている情報を確認したところ、貴社関係者のものと思われたため、ご連絡しております。

お心当たりがございましたら、以下よりお預かりしている物品の内容をご確認ください。

お預かりしている物品を確認する

もしお心当たりがない場合は、本メールはそのまま破棄してください。

よろしくお願いいたします。

田中 帝一
お忘れ物担当

この忘れ物確認メールで注意したい点

  • 会社名や施設名の記載がない:「弊社」と書かれていますが、画像の本文には会社名・所在地・電話番号がありません。
  • 書類を発見した場所が分からない:どこで見つかったのか、どのような書類なのか、具体的な説明がありません。
  • 詳細確認をリンクへ誘導している:「物品を確認する」という表示だけでは、実際のアクセス先が安全か判断できません。
  • 丁寧な文章でも信用しない:自然な日本語や担当者名が記載されていても、それだけでは本物の連絡とは判断できません。

画像には送信元メールアドレスやリンク先URLが写っていないため、この情報だけで詐欺メールと断定することはできません。署名の氏名についても、実在する人物か、その人物が送信したものかは未確認です。

心当たりがあっても、別の連絡先で確認する

最近訪れた施設などに心当たりがある場合は、公式サイトや手元の連絡先を使い、忘れ物の届け出があるか確認してください。メール内のリンクから確認することは避けましょう。

確認先が分からない場合は、不用意に返信して氏名・会社名・電話番号などを伝えず、社内の担当者へ相談してください。

リンク先でメールのパスワード、個人情報、カード情報の入力や、ファイルのダウンロードを求められても、安全性を確認できるまで操作を進めないでください。

リンクを開いた・情報を入力した場合

  • リンクを開いた場合:追加の入力やダウンロードをせず、ページを閉じてください。会社の端末の場合は、情報システム担当者へ状況を共有してください。
  • パスワードを入力した場合:正規のサイトやアプリから速やかに変更してください。同じパスワードを使っている他のサービスも変更し、多要素認証の設定を確認してください。
  • ファイルをダウンロードした場合:開いたり実行したりせず、情報システム担当者へ相談してください。すでに開いた場合は、その事実も伝えてください。

「忘れ物」「書類確認」を口実にしたメールへの備え

「貴社関係者の書類を預かっている」と言われても、すぐにリンクを開かず、送信元と用件を確認しましょう。業務用メールで受信した場合は、社内でも文面を共有して注意を呼びかけてください。

参考:IPA「日常における情報セキュリティ対策」

本記事の運営

詐欺被害ナビ編集部

詐欺・迷惑電話・SMSの情報を分析し、被害防止を目的に運営しています。

© 詐欺被害ナビ