東京ガスを装う「未納料金による供給停止予告」に注意|3,200円の支払いを求める不審メール
「東京ガス」を名乗り、未納料金3,200円を支払わないとガス供給を停止すると案内する不審メールが確認されました。今回の画像では、送信元に110448.1108@i.softbank.jpと表示され、本文中の「内容を確認して次へ進む」から手続きを求めています。
フィッシングが疑われるため、メール内のリンクから支払い・情報入力を進めないでください。請求の有無は、東京ガスの公式サイトや普段利用しているmyTOKYOGASから確認しましょう。
今回確認されたメールの特徴
| 件名 | 【お知らせ】 |
|---|---|
| 送信者の表示名 | 東京ガス |
| 表示された送信元 | 110448.1108@i.softbank.jp |
| 受信日時の表示 | 2026年9月30日 23:40 |
| 本文の見出し | 【重要】未納料金による供給停止予告 |
| 通知番号 | EP-13706201-4249682528 |
| 請求区分・使用量 | 前回分(未払)・26m³ |
| 請求額 | 3,200円 |
| 誘導文 | >> 内容を確認して次へ進む |
※上記は受信画像に表示された情報です。送信元の表示だけで実際の送信者を特定することはできません。リンク先のURLは画像から確認できていません。
受信メールの画像
※掲載画像は複数の受信画面を合成したものです。メール本文は下記に全文を掲載しています。
メール本文全文
以下は受信画像の文字起こしです。リンクの文言は文字として掲載し、リンク先への接続機能は付けていません。
東京ガス
Tokyo Gas Co., Ltd.【重要】未納料金による供給停止予告
平素は東京ガスのサービスをご利用いただき、厚く御礼申し上げます。
これまで、ガス料金のお支払いについて書面および電子メールにて重ねてご案内してまいりましたが、現時点におきましても、ご指定の口座よりお引き落としが完了していない料金(未収分)がございます。
本通知は、ガス需給約款に基づき、お支払いの確認が取れないお客様へ対し、供給停止に向けたお手続きの開始を事前にお知らせするものです。
内容を至急ご確認のうえ、お手続きをお願い申し上げます。通知番号:EP-13706201-4249682528
■ 請求区分:前回分(未払)
■ ご使用量:26 m³
■ お支払金額合計:¥3,200本通知の期限までに確認されない場合は、規約に基づき、誠に不本意ながら順次、利用停止(ガス供給停止)の手続きを開始いたします。
一度供給が停止されますと、再開までにお時間をいただく場合や、別途手数料が発生する可能性がございますのでご注意ください。
内容の確認およびお支払いのお手続きは、下記の専用ページよりお願いいたします。>> 内容を確認して次へ進む
※本通知は規約に基づき、重要なお知らせとして自動送信されています。
※既にお支払い済みの場合は、行き違いですのでご了承ください。東京ガス株式会社
© Tokyo Gas. All Rights Reserved.
不審な点と確認のポイント
- 表示名と送信元が一致しない:表示名は「東京ガス」ですが、アドレスのドメインは「i.softbank.jp」です。企業名や本文のロゴだけで信用しないでください。
- 供給停止と追加手数料で手続きを急がせる:生活に必要なガスが止まるという不安を利用し、リンクを開かせようとする文面です。
- 支払期限の具体的な日時がない:「本通知の期限まで」と書かれている一方、掲載された本文には具体的な期限が示されていません。
- 番号や使用量があっても正規請求とは限らない:通知番号、26m³、3,200円といった具体的な記載も、契約情報と照合する必要があります。
画像ではメールが迷惑メールに分類されています。また、「標準的な暗号化(TLS)」の表示は通信の暗号化についての案内であり、送信者が東京ガスであることや請求の正当性を保証するものではありません。
「供給停止予告」という言葉だけで詐欺と決めつけない
東京ガスの公式FAQでは、2026年2月から料金未払いに関するメール・SMSを配信していると案内されています。そのため、未払い通知という理由だけで偽物と判断せず、送信元と実際の契約・請求状況を公式窓口で確認することが大切です。
東京ガスは、同社を装ったフィッシングメール・SMSについて注意喚起し、メール内のリンクを直接クリックせず、公式ホームページやmyTOKYOGASから確認するよう案内しています。
参考:東京ガス公式「フィッシング詐欺(東京ガスを名乗るメールやSMS)にご注意ください」
東京ガス公式FAQ:供給停止予告を含むSMSについて
このメールが届いたときの対応
- メール内の「内容を確認して次へ進む」を押さず、返信や支払いを控える。
- 普段利用している公式サイト・アプリ・ブックマークから請求状況を確認する。
- 不明な場合は、公式サイトに掲載された窓口へ問い合わせる。
- 不審メールとして報告し、必要な証拠を保存したうえで削除する。
リンク先でID・パスワードを入力した場合は、正規サービスから速やかにパスワードを変更してください。同じパスワードを使うサービスも変更しましょう。カード情報を入力した場合はカード会社へ、送金した場合は利用した金融機関へ速やかに連絡してください。
「3,200円なら払ってしまおう」と判断せず、まず正規の請求か確認してください。今回と似たメールでも、送信元・金額・通知番号が変わる可能性があります。
本記事の運営
詐欺被害ナビ編集部
詐欺・迷惑電話・SMSの情報を分析し、被害防止を目的に運営しています。
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