国税庁・e-Taxを名乗る「医療費控除で98,600円還付」の不審メールに注意!

フィッシング詐欺・迷惑メール

国税庁・e-Taxを名乗る「医療費控除の過少申告」「還付金98,600円」の不審メールに注意

国税庁・e-Taxを名乗り、「医療費控除の適用額に誤り(過少申告)が認められた」「還付予定額98,600円」と案内する不審なメールに注意してください。国税庁の名称やロゴ、具体的な計算明細が載っていても、それだけで正規の通知とは判断できません。

今回の画像では送信元アドレスやリンク先を確認できないため、メール単体の真偽は断定できません。還付金の案内をきっかけに、個人情報や金融情報の入力を求められても、メールから手続きを進めず、公式サイトから確認してください。

確認されたメール画像

国税庁・e-Taxを名乗り医療費控除の過少申告と還付予定額98,600円を案内する不審メール

医療費控除の誤りを理由に還付金98,600円を案内するメール画像

メール文の全文(提供画像に写っている範囲)

以下は、画像で確認できる文面の全文です。画像の外に続く文章や送信元情報は確認できていません。

医療費控除 過少申告による還付金のご案内

国税庁
NATIONAL TAX AGENCY
e-Tax

拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素より国税庁e-Taxをご利用いただき、誠にありがとうございます。

✉️ さて、このたびお客様が電子申告された令和7年分の所得税の確定申告書について、国税庁税務当局における審査の結果、下記のとおり医療費控除の適用額に誤り(過少申告)が認められ、還付金が発生することをお知らせいたします。

お客様の申告において医療費控除が適切に反映されておらず、本来よりも多くの所得税を納付いただいておりました。控除適用後の正しい税額と既納付税額との間に過納額が生じております。この過納分について、下記のとおり還付いたします。

📋 医療費控除 還付金計算明細

① 源泉徴収等により納付済みの所得税額 286,000円
② 医療費控除適用後の正しい所得税額 187,400円
③ 差引過納額(①-②) 98,600円

💴 還付予定額 98,600円

「還付金計算明細」があっても信用しないでください

この文面の特徴は、令和7年分の確定申告と医療費控除に触れ、納付済みの税額286,000円、控除適用後の税額187,400円、その差額98,600円を示している点です。計算が合っていても、その数字が受信者本人の申告内容に基づくものとは限りません。

申告した年分や実際の納付額と照合することは大切ですが、数字が一致していてもメールの真正性を保証するものではありません。正式な通知の有無を、e-Taxのメッセージボックスなどで確認してください。

国税庁が公表している不審メールの注意事項

国税庁は、還付金の振込先情報などを入力させるメールから偽サイトへ誘導する事例を公表しています。また、e-Taxの通知メールは公表されたパターンで送信され、ファイルの添付はなく、原則として本文にURLも記載しないと案内しています。

出典:国税庁「不審なメールや電話にご注意ください」

同じようなメールが届いたときの対応

  • メール内のリンクや添付ファイルを開かない。公式サイトは自分で検索するか、普段使っているブックマークから開いてください。
  • e-Taxのメッセージボックスや還付金の処理状況を確認する。メールに表示された金額だけで判断しないでください。
  • 不審な入力画面で情報を送信しない。ログイン情報、口座の暗証番号、カード情報、認証コードなどを求められた場合は操作を止めてください。
  • 確認が必要な場合は、公式サイトに掲載された税務署の連絡先へ問い合わせる。メールに載っている連絡先だけを頼りにしないでください。

情報を入力してしまった場合

パスワードを入力した場合は、正規のサービスから変更し、同じパスワードを使っているサービスも確認してください。カード情報やインターネットバンキングの情報、認証コードを入力した場合は、該当するカード会社・金融機関へ速やかに連絡してください。被害が生じた場合は、メールや画面の記録を保存し、警察へ相談してください。

「医療費控除の誤りが見つかったので98,600円を還付する」という説明を、そのまま信用しないでください。還付に関する確認は、公式の窓口から行いましょう。

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詐欺被害ナビ編集部

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