Amazonを装う「本日中の配送日時変更」メールに注意
Amazonを装い、「お届け予定の荷物が営業所に戻りました」として、配送日時や受取住所の確認を求める不審なメールが確認されています。
メールには「本日中に変更しない場合は荷物を返送する」などと記載され、受信者を焦らせて偽のログイン画面へ誘導しようとしています。
メール内のボタンやリンクを押したり、添付ファイルを開いたりしないでください。

Screenshot
確認された不審メールの内容
送信者名:自動配信
送信元メールアドレス:rosiy@rosiy.jmshangding.com
件名:本日中の配送日時変更をお願いいたします
受信日時:2026年9月19日(土)14時15分
添付ファイル:
- logo.jpg(9KB)
- Amazon.co.jp.xkfe(1B)
メール本文(全文)
amazon.co.jp
注文履歴 アカウントサービス 再購入
お届け予定の荷物が営業所に戻りました
注文済み 発送済み ご不在・持ち戻り 配達済み
お届け予定の荷物が営業所に戻りました
配送時にご不在だったため、荷物は最寄りの配送営業所にて保管されております。
本日中に配送日時変更または受取地住所のご確認がない場合、荷物は差出人へ返送されます。
お手数ですがアカウントにログインの上、配送設定の変更をお願いいたします。
注文番号:503-3292188-7941208
[アカウントで配送設定を変更]
フィッシング詐欺が疑われるポイント
- 送信元がAmazonとは無関係とみられる「jmshangding.com」ドメインになっている
- 「本日中」と期限を区切り、受信者を焦らせている
- 身に覚えのない注文番号が記載されている
- メール内のボタンから配送設定の変更を求めている
- 「Amazon.co.jp.xkfe」という見慣れない形式のファイルが添付されている
- Amazonのロゴや配送状況の画面を使用し、本物の通知に見せかけている
メールにAmazonのロゴや実在するサービス名が表示されていても、それだけで正規のメールとは判断できません。
添付ファイルは開かないでください
今回のメールには、画像ファイルのほかに「Amazon.co.jp.xkfe」という不審な添付ファイルが含まれています。
身に覚えのないメールに添付されたファイルを開くと、端末への不正プログラムの侵入や、個人情報の流出などにつながるおそれがあります。
ファイルの容量が小さい場合でも安全とは限りません。添付ファイルの保存、展開、実行はせず、メールごと削除してください。
配送状況を確認する場合の安全な方法
本当にAmazonから配送中の商品があるか確認したい場合は、メール内のリンクを使用しないでください。
- Amazon公式アプリを直接起動する
- ブラウザのアドレス欄にAmazon公式サイトのURLを直接入力する
- 「注文履歴」から該当する注文や配送状況を確認する
公式アプリや公式サイトの注文履歴に該当する商品が表示されていなければ、メールに記載された内容を信用しないでください。
メールを受信した場合の対処方法
- メール内のリンクやボタンを押さない
- 添付ファイルを開かない
- メールに返信しない
- 記載された注文番号を信用しない
- 迷惑メールまたはフィッシングとして報告する
- メールを削除する
リンクを開いてしまった場合
リンクを開いただけで、個人情報などを入力していない場合は、ページを閉じてブラウザの履歴やキャッシュを削除してください。
Amazonのメールアドレス、パスワード、氏名、住所、電話番号、クレジットカード情報などを入力してしまった場合は、速やかに次の対応を行ってください。
- Amazon公式サイトからパスワードを変更する
- 同じパスワードを使用している他のサービスも変更する
- Amazonアカウントの注文履歴や登録情報を確認する
- クレジットカード会社へ連絡して利用停止などを相談する
- 不審な請求やログイン履歴がないか継続して確認する
添付ファイルを開いてしまった場合
不審な添付ファイルを開いた場合は、端末をネットワークから切り離し、セキュリティソフトでスキャンを実施してください。
端末の動作に異常がある場合や、ファイルを実行してしまった場合は、使用を続けず、社内のシステム管理者または専門窓口へ相談してください。
まとめ
「本日中の配送日時変更をお願いいたします」という件名で届く今回のメールは、Amazonの配送通知を装ったフィッシングメールの可能性が非常に高いものです。
「荷物を返送する」「本日中に確認が必要」などと急かされても、メール内のリンクや添付ファイルには触れないでください。
配送状況は、必ずAmazon公式アプリまたは自分で開いた公式サイトの注文履歴から確認しましょう。
本記事の運営
詐欺被害ナビ編集部
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