【注意】「三菱UFJ銀行より総額返還金の振込のお知らせ」不審なメールに注意
「累積返還金 受取窓口」を名乗り、「三菱UFJ銀行より総額返還金の振込のお知らせ」「累計28億円を一括返還」「罰則執行を回避するには受け取りが必要」などと記載した不審なメールが確認されています。
突然、高額な「未受理金」「返還金」「支援金」などを受け取れると案内し、さらに「受け取らなければ罰則が執行される」などと不安をあおる内容は、支援金・当選金・返還金などを装った詐欺で使われる典型的な手口の一つです。
このようなメールを受信しても、本文中のリンクを開いたり、返信したり、個人情報・銀行口座情報を入力したりしないよう十分注意してください。
⚠ 特に注意してください
「28億円を受け取れる」「受け取らないと罰則」「最終救済措置」などと称して、手続きや連絡を迫るメールには応じないでください。

実際に届いた不審メールの内容
今回確認されたメールでは、送信者名として「累積返還金 受取窓口」と表示され、件名には「三菱UFJ銀行より総額返還金の振込のお知らせ」と記載されています。
以下は確認されたメール本文です。
受信メール
From:累積返還金 受取窓口
日付
2026/08/08 12:29
件名
三菱UFJ銀行より総額返還金の振込のお知らせ
本文
◇◇──────────◇◇
あなた様への累積未受理金
≪総額28億円返還決定≫
受取に関する重要通達事項
◇◇──────────◇◇
今回あなた様の現在有効である
▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
支援や給付金等の未受理金
「累計28億円」を一括返還
▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
させていただくことが決定いたしました。
▼本件の経緯▼
あなた様は数々の支援や給付金等の案件を複数されたことにより罰則執行待ちの状態となっており、執行を回避するには「現在の未受理金をすべて受け取る」ことが必須条件となります。
各未受理金の案件を個別に対応し受け取ることも可能ではありますが
・各案件ごとに複数手数料
・各案件ごとに異なる期限
・詐欺に間違えて入金
などリスクが高く罰則執行回避が現実的に難しいものとなります。
そのため・・・
────────────
あなた様が受け取れる
すべての未受理金をまとめて
当局より一括で返還
────────────
させていただく運びとなりました。
こちらの受取により「罰則執行は完全回避」できますのでご安心ください。
▼高額手数料について▼
28億円の累積返還にあたり高額な手数料が発生してしまっては本末転倒ですので…
────────────
複数回・合計数億円の
高額受領手続費用は
当局側で全額代行決済
────────────
させていただきます。
そのためこちらの費用は一切なく≪28億円全額≫をお受け取りいただけます。
▼最終救済措置について▼
すでにあなた様は数々の支援や給付金等を放棄され罰則執行待ちとなっており、これ以上は執行留保ができないため本件が≪最終救済措置≫となります。本件にて累積返還金をお受け取りすることにより罰則が科されることは一切ございません。
つまり・・・
・高額受領手続費用免除で28億円を受け取り罰則回避
or
・本件の28億円すらも破棄しそのまま罰則執行される
どちらかしか選択肢はございません。
ご自身や大切な方のためにもご判断を間違えないようしっかりご対応いただけますことを推奨いたします。
▼累積金の受取方法▼
ただいま本件対象者様の複数回にわたる高額受領手続費用を
「当局が全額代行決済中」
でございますので、完了次第お受け取りについてご連絡いたしますので必ずご確認ください。
────────────
完了予定:明日午前中ごろ
────────────
諸確認認等が28億円の受取には必須となりますので、最後までご対応いただけますことを希望いたします。
以上、重要通達事項となります。
完了のご連絡をお待ちくださいませ。
このメールで注意すべきポイント
1.「28億円」という非現実的な高額返還金
メールでは、受信者が「累計28億円」の未受理金を受け取れると説明しています。しかし、本人が申請した覚えもない支援金や給付金について、突然数十億円もの返還が決定したと通知されることは極めて不自然です。
2.「受け取らないと罰則」と脅している
本文には、返還金を受け取らなければ「罰則執行される」などと記載されています。
これは、受信者に恐怖心や焦りを与え、冷静に確認する時間を与えず手続きを進めさせるための手口と考えられます。
3.「最終救済措置」などと判断を急がせる
「最終救済措置」「これ以上は執行留保ができない」「どちらかしか選択肢はない」など、受信者の判断を急がせる表現が繰り返されています。
「今すぐ」「期限が迫っている」「最後の機会」などの表現で行動を急がせる連絡には注意が必要です。
4.銀行名を利用して信用させようとしている
件名には「三菱UFJ銀行より」と記載されていますが、メールに金融機関名が書かれているだけで正規の連絡と判断することはできません。
実在する銀行・企業・官公庁などの名称を無断で使用し、正規の通知に見せかけるフィッシングメールや詐欺メールも存在します。
今後「手数料」や「電子マネー」を要求される可能性にも注意
今回のメールでは「手続費用は当局側で全額代行決済」と説明されていますが、この後の連絡で、返還金を受け取るためとして「認証費用」「解除費用」「保証金」「送金手数料」など別の名目で金銭を要求される可能性があります。
また、Apple Gift Cardなどの電子マネー、プリペイドカード、暗号資産、銀行振込などで支払いを求められた場合は、特に注意してください。
このようなメールを受信した場合の対処方法
- メールに返信しない
- 本文中のURLやボタンを押さない
- 記載された電話番号へ連絡しない
- 氏名・住所・電話番号・口座番号などを送信しない
- 暗証番号やインターネットバンキングの認証情報を入力しない
- 電子マネーや振込などでお金を支払わない
- 不審なメールは削除し、迷惑メールとして報告する
すでに個人情報を入力してしまった場合
メール内のリンク先で氏名・住所・電話番号・銀行口座情報などを入力してしまった場合は、今後さらに詐欺電話や不審なメールが届く可能性があります。
銀行口座やクレジットカード情報を入力した場合は、利用している金融機関やカード会社の公式窓口へ速やかに相談してください。
パスワードを入力してしまった場合は、正規サイトからパスワードを変更し、同じパスワードをほかのサービスでも使用している場合は、そちらも変更してください。
金銭を支払ってしまった場合
すでに振込や電子マネーなどで金銭を支払ってしまった場合は、相手とのやり取りやメール、振込明細、電子マネーカード、画面のスクリーンショットなどの証拠を保存してください。
そのうえで、警察や消費生活センター、利用した金融機関などへ早めに相談してください。
相談先
・警察相談専用電話:#9110
・消費者ホットライン:188(いやや!)
・緊急性がある場合:110
まとめ|「累計28億円」「罰則執行」に惑わされないでください
今回確認された「三菱UFJ銀行より総額返還金の振込のお知らせ」という件名のメールでは、「累計28億円を一括返還」「受け取らなければ罰則執行」「最終救済措置」など、受信者の期待と不安の両方を利用する内容が記載されています。
身に覚えのない高額な支援金・給付金・返還金を突然受け取れるという連絡には十分注意し、相手から指定された方法で連絡・手続き・送金をしないでください。
「高額なお金がもらえる」「受け取らないと罰則になる」といった連絡を受けても、まずは疑い、公式な窓口から事実確認することが重要です。
よくある質問(FAQ)
Q.「累計28億円」の返還金は本当に受け取れますか?
A.身に覚えのない支援金や給付金について突然28億円を受け取れるとする内容は極めて不自然です。メールの指示には従わず、金銭や個人情報を提供しないでください。
Q.受け取らないと「罰則執行」されるのでしょうか?
A.メールに書かれている内容だけを信用しないでください。「受け取らなければ罰則」などと不安をあおり、手続きを迫る連絡は特に注意が必要です。
Q.「三菱UFJ銀行」と書いてあれば本物ですか?
A.銀行名や企業名が記載されているだけでは、本物と判断できません。確認する場合はメール内のリンクや連絡先を使わず、自分で公式サイトや公式アプリを開いて確認してください。
Q.メールを受信しただけなら大丈夫ですか?
A.受信しただけであれば、メールに返信したりURLを開いたりせず、削除してください。個人情報の入力や金銭の支払いをしていなければ、基本的にはそれ以上相手と接触しないことが重要です。
本記事の運営
詐欺被害ナビ編集部
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