【詐欺注意】国税庁「未納分の差押手続きを開始します」は偽メール|kenko-shopping@nippon-mik.co.jpに注意

国税庁・e-Tax詐欺メール

【詐欺注意】国税庁「未納分の差押手続きを開始します」は偽メール|2026年10月24日確認

2026年10月24日、国税庁を装い「未納分の差押手続きを開始します」と通知する不審なメールが確認されました。

件名は「【国税庁要確認】未納分の差押手続きを開始します」で、所得税の未納を理由に給与・預貯金・不動産などの財産を差し押さえると警告しています。

しかし、メールの送信元は国税庁とは無関係のアドレスで、納付手続きのリンク先も国税庁やe-Taxの公式サイトではありません。

このメールは国税庁を装ったフィッシング詐欺の疑いが極めて高いため、記載されたURLを開いたり、個人情報やクレジットカード情報を入力したりしないでください。

不審メールの基本情報

確認日 2026年10月24日
送信日時 2026年10月24日 19:27
件名 【国税庁要確認】未納分の差押手続きを開始します
差出人 kenko-shopping@nippon-mik.co.jp
偽装対象 国税庁・国税の納付手続き
要求内容 所得税の未納確認・納付手続き
メール記載の期限 2026年10月26日
誘導先 Amazon S3のドメインを使用したURL
危険性 フィッシング詐欺の疑いが極めて高い

実際に届いた国税庁を装うメールの画像

国税庁を装う詐欺メール・未納分の差押手続きを開始します・2026年10月24日

国税庁を装い所得税の未納と財産差押えを警告する不審メール

詐欺メールの全文

以下は、2026年10月24日に確認されたメールの内容です。

差出人:kenko-shopping@nippon-mik.co.jp

件名:【国税庁要確認】未納分の差押手続きを開始します

日付:2026/10/24 19:27


お客様の国税に関し、未納のままの状態が解消されておりません。これまでご案内した内容についても、お手続きの形跡が確認できておりません。つきましては、国税徴収法に基づく滞納処分の執行を予告いたします。

■ 未納内容
・対象税目:所得税
・納付期限:2026年10月26日(残り2日)

10月24日付にて、差押えへ向けた事前の手続きを進めております。期限までにお手続きの確認が取れない場合、給与・預貯金・不動産等の財産を差押えの対象として執行いたします。差押え後はお支払いいただいても、解除には日数を要することがございます。

▶ 未納額の確認・納付手続きはこちら

https://um6b0w1dgaa4.s3-us-east-2.amazonaws.com/a1g5xqzr.ez6?rnd=d8y1uosn

※上記URLは被害防止のため、クリックできない文字列として掲載しています。アクセスしないでください。

送信元「kenko-shopping@nippon-mik.co.jp」に注意

今回のメールで確認された送信元アドレスは、次のとおりです。

kenko-shopping@nippon-mik.co.jp

このメールアドレスのドメイン「nippon-mik.co.jp」は、国税庁の公式ドメインではありません。

国税庁を名乗るメールであっても、差出人の表示名や件名だけで正規の通知と判断することは危険です。

また、送信元アドレスは偽装される場合があります。そのため、このアドレスの正当な所有者がメールを送信したと断定することはできません。

誘導先URLがAmazon S3になっている

今回のメールでは、未納額の確認や納付手続きとして、次のURLへのアクセスを促しています。

um6b0w1dgaa4.s3-us-east-2.amazonaws.com

「amazonaws.com」はAmazon Web Services(AWS)で利用されるドメインであり、今回のURLはAmazon S3の形式です。

Amazon S3自体は正規のクラウドサービスですが、第三者が公開するコンテンツの配信にも利用できます。

今回のURLは国税庁の公式サイトではなく、メールの内容と合わせて判断すると、偽の納付画面などへ誘導する目的が疑われます。

なお、実際のリンク先の表示内容や、現在もアクセス可能かどうかについては確認していません。

今回の詐欺メールに見られる5つの特徴

  • ① 国税庁を名乗る:公的機関からの正式な通知であるかのように装っています。
  • ② 差押えを警告する:給与・預貯金・不動産などの財産を差し押さえると記載しています。
  • ③ 納付期限を短く設定する:「2026年10月26日(残り2日)」と表示し、早急な対応を求めています。
  • ④ 未納金額が記載されていない:所得税の未納を主張しながら、具体的な金額を示していません。
  • ⑤ 外部サイトへ誘導する:国税庁の公式ドメインではないURLから納付手続きを行わせようとしています。

特に、財産差押えという強い表現で不安を与え、確認のためにURLを開かせる手口には注意が必要です。

国税庁やe-Taxからの正式な通知との違い

国税庁やe-Taxからのお知らせを確認する際は、メールに記載されたリンクをそのまま開くのではなく、公式サイトへ直接アクセスしてください。

国税庁公式サイト:https://www.nta.go.jp/

e-Tax公式サイト:https://www.e-tax.nta.go.jp/

国税庁が実際に滞納処分を行う場合があることと、今回の不審メールが正規の通知であるかどうかは別の問題です。

未納税金に心当たりがある場合でも、メールのURLからではなく、所轄税務署などの正規の窓口で確認してください。

不審なメールを受信した場合の対処方法

  • メールに記載されたURLを開かない。
  • 個人情報・口座情報・クレジットカード情報を入力しない。
  • メールに返信したり、記載された連絡先に問い合わせたりしない。
  • 納税状況は国税庁やe-Taxの公式サイトから確認する。
  • 不審なメールは迷惑メールとして報告し、削除する。

URLを開いてしまった場合は?

URLを開いただけで、直ちに金銭被害が発生したと決まるわけではありません。

ただし、偽サイトで情報を入力した場合は、入力内容に応じた対応が必要です。

  • 何も入力していない場合:ページを閉じ、端末やブラウザーを最新の状態にしてください。
  • パスワードを入力した場合:正規サイトから速やかにパスワードを変更してください。
  • カード情報を入力した場合:カード会社に連絡し、利用停止などの対応を相談してください。
  • 振込や決済を行った場合:金融機関や決済事業者へ直ちに連絡してください。
  • 不審なアプリをインストールした場合:利用を中止し、セキュリティー確認を行ってください。

金銭被害や個人情報の悪用が疑われる場合は、警察相談専用電話「#9110」などへの相談も検討してください。

フィッシング詐欺対策にはセキュリティーソフトの活用も

国税庁や金融機関、通販サイトなどを装ったフィッシング詐欺では、不審なリンクから偽サイトへ誘導する手口が使われています。

OSやブラウザーを最新の状態に保つことに加え、危険なWebサイトへのアクセスを検知するセキュリティー対策も有効です。

ただし、セキュリティーソフトですべてのフィッシング詐欺を防げるわけではありません。メール内のリンクを安易に開かないことが重要です。

よくある質問(FAQ)

Q1. 「未納分の差押手続きを開始します」というメールは本物ですか?

今回確認されたメールは、送信元アドレスと誘導先URLが国税庁の公式ドメインではないことなどから、フィッシング詐欺の疑いが極めて高いと考えられます。

Q2. kenko-shopping@nippon-mik.co.jpは国税庁のメールアドレスですか?

いいえ。国税庁の公式ドメインではありません。なお、差出人アドレスが偽装されている可能性もあるため、表示されたアドレスだけで実際の送信者を特定することはできません。

Q3. 2026年10月26日までに支払わないと差し押さえられますか?

今回のメールに記載された期限を、正規の納付期限として信用しないでください。実際の納税状況は国税庁の公式窓口で確認してください。

Q4. Amazon S3のURLはすべて危険ですか?

いいえ。Amazon S3は正規のクラウドサービスです。ただし、今回のように公的機関を名乗るメールから無関係な外部ドメインへ誘導される場合は注意が必要です。

Q5. 同じ件名で別のメールアドレスから届くことはありますか?

はい。フィッシングメールでは、件名や本文を使い回しながら送信元アドレスや誘導先URLを変更する場合があります。今回のアドレス以外から届いた場合も注意してください。

まとめ|国税庁を装う差押え通知メールに注意

2026年10月24日に確認された「【国税庁要確認】未納分の差押手続きを開始します」というメールは、国税庁を装ったフィッシング詐欺の疑いが極めて高い内容です。

特に、送信元「kenko-shopping@nippon-mik.co.jp」と、Amazon S3のURLを利用した納付手続きへの誘導が特徴です。

「所得税の未納」「財産差押え」「納付期限まで残り2日」などの表現に慌てず、メールのリンクから手続きしないよう注意してください。

国税庁やe-Taxを装う詐欺メールは、件名・送信元・誘導先URLを変更して送信されることがあります。不審な通知を受け取った場合は、公式サイトから確認することが被害防止につながります。

本記事の運営

詐欺被害ナビ編集部

詐欺・迷惑電話・SMSの情報を分析し、被害防止を目的に運営しています。