【e-Tax詐欺】「申告されていない雑所得がある可能性」に注意!不審な添付ファイル「cddZshQn9.gsq」と偽国税庁メール

フィッシング詐欺・迷惑メール

【注意喚起】国税庁e-Taxを装う「申告されていない雑所得がある可能性」という不審メール

2026年10月、国税庁の「e-Tax(国税電子申告・納税システム)」を装い、雑所得の申告漏れがある可能性を通知する不審なメールが確認されました。

メールの件名は、「【重要】申告されていない雑所得がある可能性がございます – 至急ご確認ください」です。

本文では、法定調書と確定申告書を照合した結果、申告されていない雑所得が見つかった可能性があると説明しています。

さらに、修正申告による加算税の軽減を案内し、e-TaxアプリへのアクセスやAndroid版アプリのダウンロードを促しています。

しかし、送信元は国税庁の公式ドメインではありません。また、「cddZshQn9.gsq」という不審な添付ファイルも確認されており、フィッシング詐欺などを目的としたメールの疑いが極めて高い内容です。

不審なメールの送信元・件名・添付ファイル

項目 確認された内容
件名 【重要】申告されていない雑所得がある可能性がございます – 至急ご確認ください
表示された送信者 【国税庁e-Tax】
送信元メールアドレス e-Tax-Noreply@serve.znhjk.com
送信先 burgerking202401@nyasan.com
詐称された組織 国税庁・e-Tax
添付ファイル cddZshQn9.gsq
主な誘導内容 雑所得の申告漏れ確認、メッセージボックスへのアクセス、アプリのダウンロード
想定される危険性 フィッシングサイトへの誘導、個人情報の窃取、不正ファイルやアプリによる被害

送信元の「serve.znhjk.com」は国税庁の公式ドメインではありません。送信者名に「国税庁e-Tax」と表示されていても、本物である証拠にはなりません。

実際に届いたe-Tax詐欺メールの画像

国税庁e-Taxを装う雑所得の申告漏れ通知メールと不審な添付ファイルcddZshQn9.gsqのスクリーンショット

雑所得の申告漏れを通知する偽e-Taxメール。送信元アドレスと不審な添付ファイルに注意。

国税庁e-Taxを装ったメールの全文

以下は、実際に受信した不審メールの文字起こしです。メールの件名・本文・添付ファイル名を掲載します。

※件名の一部は画面上部で切れているため、本文側に表示された件名から補完しています。

件名:【重要】申告されていない雑所得がある可能性がございます – 至急ご確認ください

送信元:【国税庁e-Tax】<e-Tax-Noreply@serve.znhjk.com>


e-Tax
国税電子申告・納税システム

【緊急確認】雑所得の申告漏れの可能性に関するお知らせ

速やかにメッセージボックスをご確認ください。

このメールの要点

法定調書と確定申告書の照合により、申告されていない雑所得がある可能性があることをお知らせするメールです。自主的な修正申告で加算税が軽減される場合があります。

平素より国税行政にご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。国税庁でございます。

支払者から提出された法定調書とお客様の確定申告書を照合いたしましたところ、申告されていない雑所得がある可能性が認められました。詳細はメッセージボックスに格納したお知らせをご確認ください。

申告漏れがある場合、税務署からの指摘の前にご自身で修正申告をされますと、過少申告加算税が軽減される場合があります。お早めにご確認ください。

お手続きについて

  • メッセージボックスのお知らせで、対象となる所得の詳細をご確認ください。
  • 修正申告は、e-Taxまたは所轄の税務署で行えます。

本メールで口座情報や個人情報の入力を求めることはありません。e-Taxへは、e-Taxアプリからのアクセスをお願いいたします。

ご不明な点は、所轄の税務署までお問い合わせください。

e-Taxアプリのご利用について

既にアプリをお持ちの方は、アプリを起動し、メッセージボックスよりお手続きください。

※アプリをお持ちでない方は、お早めにインストールをお願いいたします。

【Android版 e-Tax アプリをダウンロード】


国税庁

※本メールは送信専用アドレスから配信しています。ご返信いただいてもお答えいたしかねます。

※配信の停止は、e-Taxの「利用者情報の登録・確認・変更」画面から行えます。

添付ファイル:cddZshQn9.gsq

※メール内のダウンロードボタンは安全のため再現していません。

不審な添付ファイル「cddZshQn9.gsq」に注意

今回のメールで特に注意したいのが、「cddZshQn9.gsq」という添付ファイルです。

「.gsq」は、一般的なPDFやExcelファイルとは異なる拡張子です。ただし、拡張子だけでファイルの内容や危険性を断定することはできません。

今回の添付ファイルについては実際のデータ解析を行っていないため、マルウェアが含まれているかどうかは確認できていません。

しかし、国税庁を装う不審な送信元から届いたファイルである以上、開かずに削除することを推奨します。

添付ファイルを開くとどのような危険がありますか?

不正な添付ファイルには、次のような危険性があります。

  • 悪意のあるプログラムを実行させられる。
  • 偽のログイン画面へ誘導される。
  • パスワードや個人情報を盗み取られる。
  • 端末に不正なアプリをインストールさせられる。

これらは不正ファイルに一般的に見られる危険性であり、今回の「cddZshQn9.gsq」に実際に含まれていると確認されたものではありません。

今回の詐欺メールに見られる5つの特徴

1.「雑所得の申告漏れ」を理由に不安をあおる

メールでは、支払者から提出された法定調書と確定申告書を照合した結果、申告漏れの可能性が見つかったと説明しています。

副業収入やその他の雑所得がある人にとって、申告漏れの指摘は不安を感じやすい内容です。

しかし、このメールだけで実際に申告漏れが存在すると判断することはできません。

2.修正申告による加算税の軽減を強調

本文には「税務署からの指摘の前にご自身で修正申告をされますと、過少申告加算税が軽減される場合があります」と記載されています。

実際の税制に関連する説明を盛り込むことで、メールの信頼性を高めようとしている可能性があります。

3.国税庁の公式ではないドメインを使用

送信元アドレスは「e-Tax-Noreply@serve.znhjk.com」です。

「e-Tax」や「Noreply」という文字列が含まれていても、国税庁の公式メールであることを意味しません。

4.Android版e-Taxアプリのダウンロードを促す

メール本文の下部には「Android版 e-Tax アプリをダウンロード」という赤いボタンが設置されています。

ボタンのリンク先は画像だけでは確認できませんが、不審メールに設置されたダウンロードボタンには十分注意してください。

5.不審な拡張子のファイルが添付されている

「cddZshQn9.gsq」という添付ファイルは、今回のメールを見分ける重要な特徴です。

メールの送信元や件名が変更されても、同様のファイル名や不自然な添付ファイルを伴うメールには注意が必要です。

本当に雑所得の申告漏れがあるか確認する方法

確定申告の内容が心配な場合でも、不審メールのリンクや添付ファイルを利用する必要はありません。

  1. 不審メールのリンクや添付ファイルを開かない。
  2. 国税庁の公式e-Taxサイトへ直接アクセスする。
  3. 正規の方法でログインし、メッセージボックスを確認する。
  4. 必要に応じて申告書の控えや収入資料を確認する。
  5. 不明な点があれば所轄の税務署へ相談する。

国税庁e-Tax公式サイト:
https://www.e-tax.nta.go.jp/

添付ファイルを開いてしまった場合の対処法

ファイルを保存しただけの場合

ファイルを実行・展開していない場合は、開かずに削除してください。端末のセキュリティ機能を利用して確認することも重要です。

ファイルを開いた場合

不審なプログラムが実行された可能性がある場合は、ネットワーク接続を切断し、信頼できるセキュリティ対策ソフトで確認してください。

業務用端末の場合は、自己判断で操作を続けず、システム管理者へ連絡してください。

ログイン情報を入力した場合

正規サイトからパスワードの変更など必要な対応を行ってください。他のサービスでも同じパスワードを使用している場合は、そちらも変更してください。

金銭的な被害が発生した場合

金融機関やカード会社へ速やかに連絡し、警察や消費生活センターへの相談も検討してください。

よくある質問(FAQ)

Q.「申告されていない雑所得がある可能性」というメールは本物ですか?

A.今回確認されたメールは、国税庁の公式ドメインではない送信元から届いており、フィッシング詐欺の疑いが極めて高いものです。

Q.e-Tax-Noreply@serve.znhjk.comは国税庁の公式アドレスですか?

A.いいえ。国税庁の公式ドメインではありません。送信者名に「国税庁e-Tax」と表示されていても信用しないでください。

Q.cddZshQn9.gsqはウイルスですか?

A.ファイルの実物を解析していないため、ウイルスやマルウェアであると断定することはできません。ただし、不審メールに添付されているため、開かないことを推奨します。

Q.本当に雑所得の申告漏れがあった場合はどうすればよいですか?

A.国税庁の公式サイトや所轄の税務署で確認し、必要に応じて修正申告などの手続きを行ってください。

Q.同じ内容のメールが別のアドレスから届く可能性はありますか?

A.あります。詐欺メールでは、送信元アドレスや件名を変更して同様の内容を繰り返し送信する手口が見られます。

まとめ|雑所得の申告漏れを装う偽e-Taxメールに注意

今回確認されたメールは、国税庁e-Taxを装い、雑所得の申告漏れや修正申告を口実に受信者へ対応を促す不審なメールです。

特に注意したいのは、以下の3点です。

  • 送信元:e-Tax-Noreply@serve.znhjk.com
  • 添付ファイル:cddZshQn9.gsq
  • Android版e-Taxアプリのダウンロードを促すボタン

不審なメールのリンクや添付ファイルは開かず、税金に関する確認は必ず国税庁の公式サイトから行ってください。

また、同様の内容で送信元や添付ファイル名を変更したメールが届く可能性もあります。件名やアドレスが一致しない場合でも十分注意してください。

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詐欺被害ナビ編集部

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