【詐欺SMS】「未対応でカード停止」AEONカード緊急セキュリティアラートに注意

フィッシング詐欺・迷惑メール

【詐欺SMS】「未対応でカード停止」AEONカード緊急セキュリティアラートに注意

「【未対応でカード停止】AEONカード_緊急セキュリティアラート」という件名で、イオンカードを装った不審なSMSが確認されています。

「カード紛失・盗難届や再発行に関する架空の申し出を確認した」「1時間以内に対応しなければ補償対象外になる」などと不安をあおり、Amazon S3上に設置された不審なページへ誘導する内容です。

これは、イオンカードの本人確認を装ってカード情報や認証情報を盗み取ろうとするフィッシング詐欺です。SMS内のURLにはアクセスしないでください。

未対応でカード停止と通知するAEONカードを装った詐欺SMS
危険なポイント
送信元は「saru0330@tanaka-t….」と表示され、イオンカードの公式連絡先とは確認できません。また、本人確認先として案内されているURLは、イオンカードの公式ドメインではなく「s3.amazonaws.com」です。

確認された詐欺SMSの全文

送信元:saru0330@tanaka-t….

【未対応でカード停止】AEONカード_緊急セキュリティアラート
AEONカード会員の皆様へ緊急のご案内

当サービスをご愛顧いただき、厚く御礼申し上げます。

当グループの不正取引対策システムにより、2026年9月5日午前9時17分、お客様のカード情報を標的とした異常な「カード紛失・盗難届」および「再発行」に関する架空の申し出を確認いたしました。この状況のまま処理が進められますと、カードが利用停止となった直後、部外者による不正な悪用被害に直面するリスクが一段と高まります。

つきましては、アカウントの保護を最優先とするため、至急下記の指定専用URLより確実なご本人様照会をお済ませいただき、当該の不正な申し出を無効にするための処置を講じてください。

▼ 申出の破棄・本人確認のお手続きはこちら(24時間対応)

https://rk9y7amhgl8fi5jt.s3.amazonaws.com/n9f3dujp.html

【注意事項】
本通知を受け取られてから1時間以内に所定の対応が行われない場合、不慮の不正利用による損害が補償適用外となる恐れがございます。心当たりのない不審な状況にお気づきの際は、早急にすべての対応を完結させてくださいますようお願い申し上げます。

AEONカード株式会社 セキュリティ対策本部(発行元:イオンクレジットサービス株式会社)

このSMSがフィッシング詐欺と判断できる理由

今回のSMSには、イオンカードからの正規通知とは考えにくい特徴が複数あります。

  • 送信元がイオンカードと無関係なメールアドレスになっている
  • 「未対応でカード停止」と強い言葉で不安をあおっている
  • 「1時間以内」と極端に短い期限を設けている
  • 「架空の紛失・盗難届」という不自然な理由を使用している
  • 本人確認先がイオンカードの公式ドメインではない
  • Amazon S3の「s3.amazonaws.com」へ誘導している
  • 「対応しなければ補償適用外」と脅すような説明がある
  • 「確実なご本人様照会」など、不自然な日本語が使われている

Amazon S3のURLでも安全とは限らない

SMSに記載されたURLには「amazonaws.com」が含まれていますが、これはAmazonやイオンカードが送信したことを意味しません。

Amazon S3は、さまざまな利用者がファイルやWebページを公開できるクラウドサービスです。攻撃者がフィッシングサイトの設置場所として悪用するケースもあるため、URLに有名企業名が含まれているだけで信用してはいけません。

今回のURLはイオンカード公式サイトのドメイン「aeon.co.jp」ではありません。絶対にアクセスしないでください。

イオンカード公式も不審なSMSに注意喚起

イオンカード公式サイトでは、「イオンカード」「イオンフィナンシャルサービス」「イオン銀行」などを装い、個人情報を入力させようとする不審なメールやSMSが確認されているとして注意を呼びかけています。

不審なSMSを受信した場合は、本文中のURLを開かず、速やかに削除してください。

イオンカード公式:メールやSMS、不審な通知の見分け方

このSMSを受信した場合の対処方法

  1. SMSに記載されたURLを開かない
  2. 送信元へ返信しない
  3. SMSを迷惑メッセージとして報告する
  4. 送信元をブロックする
  5. メッセージを削除する
  6. カードの状況は公式アプリや公式サイトから確認する

カードの利用状況を確認したい場合は、SMS内のURLを使用せず、普段利用している公式アプリを直接起動するか、ブラウザからイオンカード公式サイトを開いてください。

イオンカード公式サイト「暮らしのマネーサイト」

偽サイトを開いてしまった場合

URLを開いただけで、カード番号やパスワードなどを入力していない場合は、画面を閉じてください。念のため、ブラウザの履歴やダウンロード履歴に不審なファイルがないか確認しましょう。

偽サイトで次の情報を入力した場合は、早急な対応が必要です。

  • カード番号
  • カードの有効期限
  • セキュリティコード
  • 氏名・住所・電話番号
  • AEON Pay IDやパスワード
  • SMSで届いた認証コード

カード情報を入力した場合は、イオンカード公式窓口からカードの利用停止・再発行を行ってください。IDやパスワードを入力した場合は、正規サイトから速やかに変更し、ほかのサービスで同じパスワードを使用している場合は、そちらも変更してください。

「1時間以内に対応」は信用しない

フィッシング詐欺では、「カードが停止される」「補償対象外になる」「至急本人確認が必要」などと表示し、受信者に考える時間を与えず操作させる手口が使われます。

正規のカード会社から緊急通知が届く場合もありますが、SMSに記載されたURLから本人確認を行う必要はありません。心当たりのない通知が届いた場合は、公式アプリやカード裏面に記載された窓口から確認してください。

まとめ

「【未対応でカード停止】AEONカード_緊急セキュリティアラート」というSMSは、イオンカードを装ったフィッシング詐欺です。

「架空の紛失・盗難届」「再発行」「1時間以内」「補償適用外」などの表現で不安をあおり、イオンカードとは無関係なAmazon S3のURLへ誘導しています。

SMS内のURLにはアクセスせず、カードの状況はイオンカード公式アプリまたは公式サイトから直接確認してください。

本記事の運営

詐欺被害ナビ編集部

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