【注意喚起】iPhoneに「Apple iPhoneがハッキングされました」と表示される偽警告に注意

ウイルス感染の偽警告

【注意喚起】iPhoneに「Apple iPhoneがハッキングされました」と出る警告は“偽の脅し画面”の可能性があります

重要

iPhone操作中に突然、「Apple iPhoneがハッキングされました」「データリークに表示されました」「App Storeに移動」
などの表示が出ても、慌ててタップしないでください
多くの場合、これは不安を煽って外部サイトへ誘導する詐欺広告(フェイク警告)です。


iPhoneの偽警告(Apple iPhoneがハッキングされました)

表示例:
「Apple iPhoneがハッキングされました」
「あなたのデータがデータリークに表示されました」
「App Storeに移動してください」

※この種の画面は、Safari閲覧中の広告枠やリダイレクトで表示されることが多く、iPhone本体がハッキングされた証拠とは限りません

今回確認された誘導URL(例)

※同一ドメイン・似たURLに変えて繰り返し出ることがあります。

https://protect-deviceservice.com/click?key=1cadd789ed5c718c3f2c&click_id=3BcCS8_UjR_1252HlthUuZC_mnANWFE9grk&cost=0.0021&campaign_id=83799&creative_id=221177&source_id=73467474&spot_id=&country=JP&ad_type=inpage&auction_id=13281451800346085873&utm_campaign=73467474&utm_source=bcr&utm_medium=f48356ccfec80754:2025-12-22:83799:73467474:1

絶対にやってはいけないこと

  • 画面内の「App Storeへ」などのボタンをタップする
  • 誘導先でプロファイル構成/アプリのインストール/通知許可を行う
  • Apple IDやパスワード、クレカ情報、電話番号などを入力する
  • 「ウイルス除去」「セキュリティ診断」名目の課金・購入をする

今すぐできる対処(iPhone)

  1. タブを閉じる(Safari右下のタブボタン → 該当タブを閉じる)
  2. 閉じられない場合:Safariを強制終了(AppスイッチャーでSafariを上にスワイプ)
  3. 再発防止:設定 → Safari → 「履歴とWebサイトデータを消去」
  4. 通知が許可されている場合:設定 → 通知 → Safari → 通知をオフ
  5. 不審な構成プロファイルがないか確認:設定 → 一般 → VPNとデバイス管理(心当たりがなければ削除)

確認チェックリスト(該当するほど危険度UP)

  • 「ウイルス感染」「ハッキング」「データ流出」など強い脅しが出た
  • Apple公式っぽい文言でApp Storeへ誘導してきた
  • 見慣れないドメイン(例:protect-deviceservice.com)へ飛んだ
  • 「許可」「続行」「今すぐ保護」などを押させようとした

上記は詐欺広告でよくあるパターンです。本物のAppleセキュリティ警告は、Webページ上の派手な広告風UIで突然出ることは基本的にありません

もし入力・インストール・購入してしまったら

  • Apple IDを入力した → すぐにパスワード変更、可能なら2ファクタ認証を有効化
  • クレカ情報を入力した → カード会社へ連絡し利用停止・再発行、不正利用の有無確認
  • 不審アプリ/プロファイルを入れた → 削除し、必要に応じて端末の設定見直し
  • 課金した → 取引履歴(領収/スクショ)を保存し、返金手続き・相談窓口へ

金銭被害が疑われる場合は、最寄りの警察署(または#9110)/消費生活センター(188)へ相談も検討してください。

再発防止のポイント

  • Safariの「ポップアップブロック」「詐欺Webサイトの警告」をオン(設定 → Safari)
  • 不審サイトはブックマークしない/URLを安易にタップしない
  • 「急がせる・脅す・今すぐ」系の表示はまず疑う

© 詐欺被害ナビ編集部