重要 警察庁 組織犯罪対策部:あなたはマネーロンダリングの疑いがあります。保釈金として150万を下記の口座にお振り込みください。 株式会社 宿やふみ

架空請求

【注意喚起】「警察庁:マネーロンダリングの疑い。保釈金150万円を振り込み」は詐欺です

|カテゴリー:注意喚起|編集:詐欺被害ナビ編集部

警察庁 組織犯罪対策部」を名乗り、保釈金として150万円を指定口座へ振り込むよう要求するメールが確認されています。
「期限までに送金しないと資産凍結・逮捕する」と脅すのが特徴で、公式機関を装った典型的な前払金詐欺です。

警察庁を名乗る保釈金150万円の振り込み要求メールのスクリーンショット
実際に届いた詐欺メールの例(画像は編集部提供)

今回の詐欺メールに記載されていた具体情報

要求内容保釈金として150万円を指定口座へ振り込み
名目「マネーロンダリングの疑い。捜査終了後に返金」
振込先(記載例)受銀行名:三菱UFJ銀行/支店番号:001/口座番号:1741271/口座名義:株式会社 宿やふみ
記載住所〒100-8974 東京都千代田区霞が関2丁目1番2号(官庁街の住所を装う典型例)
記載電話03-3581-0141(代表番号など実在情報を装うことがあります)
脅し文句「2025年8月20日までに送金しない場合、資産凍結・逮捕」

結論:振り込まない・連絡しない・開かない

  • 公的機関がメールやSMSで保釈金の振り込みを指示することはありません。
  • 保釈金は裁判所の手続で納付します(メール送金指示はあり得ません)。
  • 本文記載の連絡先・URL・添付ファイルには触れないでください。

今すぐできる対処法(保存版チェックリスト)

  1. 送金しない/返信しない。
  2. 証拠を保存:メール本文(原文・ヘッダー)、スクリーンショット、振込指示の画像等。
  3. 相談する:警察相談専用窓口 #9110/消費者ホットライン 188(いやや)。
  4. 口座情報を伝えた・送金した → すぐ金融機関へ組戻し・口座保全を相談し、被害届の検討。
  5. 社内で共有:総務・経理・情シスへ注意喚起、社内フィルタへ登録。

よくある質問

Q. メールに実在の住所や代表番号が書かれていました。信用してよい?

A. ダメです。 実在情報を勝手に引用して信じ込ませるのが手口です。連絡は必ず公式サイトから自分で検索した窓口へ行ってください。本文の番号やリンクは使用しないでください。

Q. 期限が過ぎると本当に逮捕されますか?

A. 逮捕されません。 恐怖心をあおって送金させるための虚偽表示です。

Q. 似た手口の事例・対策をもっと知りたい

以下の記事も参考にしてください(内部リンクを差し替え):

社内・家族へ回せる注意喚起テンプレ(コピペOK)

件名:警察庁名乗り「保釈金150万円」振込要求メールにご注意ください
本文:警察庁等の公的機関を名乗り、保釈金名目で振り込みを迫る詐欺メールが確認されています。
・メール本文の番号・口座・リンクには触れない
・送金しない/返信しない
・不安な場合は #9110(警察相談)・188(消費者ホットライン)へ
・受信時は当部署へ転送して共有してください

編集部から

本記事は、編集部に届いた実物メールの情報(口座名義「株式会社 宿やふみ」、三菱UFJ銀行・支店番号001、口座番号1741271 等)を基に作成しています。
同様の文面・口座が使い回される可能性がありますので、別の名義・別銀行でも同じロジックなら詐欺と考えてください。

本件に関する情報提供・取材のご連絡:info@fraudnavi.com

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