【2026年最新版】国税庁・e-Tax詐欺メール一覧|未納税金・督促状・還付金・偽アプリの手口と対処法

国税庁・e-Tax詐欺メール

国税庁・e-Taxを装う詐欺メール総まとめ|2025年・2026年の事例と最新の手口

国税庁やe-Tax(国税電子申告・納税システム)を装い、未納税金、督促状、差押え、所得税の還付金、確定申告、ふるさと納税、医療費控除、寄附金控除、年末調整などを口実にした不審なメールが確認されています。

詐欺被害ナビでは、2025年から2026年にかけて確認された国税庁・e-Tax関連の不審メールを、実際のメール本文、送信元アドレス、画像、添付ファイルなどをもとに紹介しています。

本記事では、国税庁・e-Taxを装う詐欺メールの事例、最新の手口、本物との見分け方、被害を防ぐ方法をまとめています。

最終更新日:2026年10月29日

国税庁・e-Taxの公式情報

国税庁やe-Taxからの案内に不安を感じた場合は、メール内のリンクではなく、公式サイトから直接確認してください。


国税庁・e-Taxを装う詐欺メールの事例一覧|2025年・2026年

詐欺被害ナビで確認された国税庁・e-Tax関連の不審メールを、古い順に掲載しています。日付は原則として事例の確認日・記事公開日を示します。

送信元アドレスや添付ファイル、偽アプリへの誘導など、事例ごとの特徴にも注意してください。

2025年に確認された国税庁・e-Tax詐欺メール

2025年1月14日|未払い税金1,180円・差押え予告

「e-Tax税務署からの【未払い 税金のお知らせ】」という不審メールです。所得税や滞納金1,180円の支払いを要求し、財産や給与の差押えを警告しています。少額の税金を提示し、早急な納付を求める手口です。

2025年3月21日|税金未納に関する重要なお知らせ

国税庁・e-Taxを装い、所得税や延滞金の未納を通知するメールです。滞納金1,180円を記載し、不動産、自動車、給与などへの差押処分を警告しています。未納税金や差押えの通知が届いても、メール内のリンクから支払いを行わないでください。

2026年5月~8月に確認された事例

2026年5月22日|未払い税金8,329円・差押処分

「e-Tax税務署からの【未払い税金のお知らせ】」という件名で、8,329円の納付を要求する不審メールです。納付期限や差押処分を口実に支払いを急がせています。

2026年8月31日|不審な添付ファイル「Etax.oqhkr」

「税務署からのお知らせ【還付金の処理状況に関するお知らせ】」という件名の不審メールです。送信元は「info@mail22.zhenruwy.com」で、不審な添付ファイル「Etax.oqhkr」が確認されています。国税庁やe-Taxを名乗るメールに添付された不明なファイルは開かないでください。

2026年9月に確認された事例

2026年9月21日|還付予定額87,400円

「【e-Tax】メッセージボックスのご確認」という件名で、還付予定額87,400円を案内する不審メールです。Android版アプリのダウンロードを促しています。

2026年9月23日|青色申告特別控除の還付金89,100円

青色申告特別控除による還付予定額89,100円を案内する不審メールです。添付ファイル「5NS4AXu2j2.eie」が付いており、アプリのダウンロードも促しています。

2026年10月に確認された事例

2026年10月1日|住宅ローン控除の還付金156,000円

「所得税還付金のご案内(住宅ローン控除)」という件名で、156,000円の還付金を案内する不審メールです。メール内のボタンからアプリのダウンロードを促しています。

2026年10月2日|還付金の受取手続が未完了

国税庁e-Tax通知センターを名乗り、還付金の受取手続が未完了であると通知するメールです。本文中に96,435円と87,400円という異なる金額が記載され、手続期限にも食い違いがあります。

2026年10月3日|ふるさと納税の還付予定額76,300円

ふるさと納税の還付予定額76,300円を案内し、受取手続を促す不審メールです。ふるさと納税の制度を悪用し、還付金を受け取れると思わせる手口です。

2026年10月4日|住宅借入金等特別控除の申告受付完了

住宅借入金等特別控除の申告受付が完了したと通知し、受付番号を記載してアプリのインストールを促す不審メールです。

2026年10月7日|所得税還付金112,400円

「【重要】所得税還付金受取のアプリ手続のお願い」という件名で、112,400円の還付金を案内する不審メールです。受付番号や還付金の計算明細を記載し、e-Taxアプリでの手続きを要求しています。

2026年10月20日|自動還付処理完了を装うメール

「自動還付処理が完了しました」と通知し、アプリのダウンロードや不審な添付ファイルへ誘導するメールです。送信元ドメインには「tidal.dhbwt.com」が使用され、添付ファイル「Hdwsm.wkvyg」も確認されています。

自動還付処理完了を装うメールの全文・画像・対処法

2026年10月21日|追加還付金・過納額・差押え・延滞税

10月21日には、複数の不審メールが確認されています。

  • 過納額の還付:56,300円の還付を案内
  • 追加還付金:受取期限を強調
  • 財産の差押え:差押手続への移行を警告
  • 所得税の延滞税:延滞税を理由に手続きを要求

還付金を受け取れると思わせる手口と、未納税金や差押えを警告する手口が確認されています。

2026年10月22日|還付金の口座名義確認・振込保留

「【国税庁】還付金の口座名義に関する確認のお知らせ」という件名で、還付金の振込が保留されていると通知する不審メールです。口座情報の確認やAndroid版e-Taxアプリのダウンロードを促しています。

2026年10月23日|確定申告・所得税還付金関連

確定申告の提出期限や所得税の還付金を口実に、手続きを促す不審メールが確認されています。受付番号や具体的な還付金額が記載されていても、正規の通知である証拠にはなりません。

2026年10月24日|医療費控除の還付を装うメール

医療費控除に関する還付金の案内を装い、受取手続や個人情報の入力へ誘導する不審メールです。医療費控除は実在する制度ですが、制度名が正しく記載されていてもメールが本物とは限りません。

2026年10月25日|未納税金・還付金受取案内

国税庁やe-Taxを装い、未納税金の差押手続や還付金の受取手続きを求める不審メールが確認されています。税金の未納を理由に不安をあおるものと、還付金を受け取れると思わせるものがあり、いずれもメール内のリンクから手続きを促す点に注意が必要です。

2026年10月27日|年末調整に使用する証明書のお知らせ

「年末調整に使用する証明書のお知らせ」という件名で、e-Taxを装った不審メールが確認されました。住宅ローン控除などに関係する証明書の確認を装い、外部サイトへ誘導する手口です。

  • 送信元:notorious@notorious.wonderlohas.com
  • 不審なドメイン:siragrandehotel.com
  • 主な手口:年末調整用証明書の確認を要求

2026年10月27日|ふるさと納税の還付金86,400円が確定したとする偽メール

「ふるさと納税の還付金の振込について」という件名で、税務署e-Taxを装う不審メールが確認されました。還付金86,400円が確定したと通知し、振込口座の登録やAndroid版e-Taxアプリのダウンロードを促しています。

  • 件名:ふるさと納税の還付金の振込について
  • 送信元ドメイン:notorious.bdcrh.com
  • 還付金額:86,400円
  • 主な手口:還付金を口実にアプリのダウンロードと口座登録へ誘導

2026年10月27日|住宅借入金等特別控除証明書のお知らせ・マイナアプリ誘導

e-Taxを名乗り、「(特定増改築等)住宅借入金等特別控除証明書のお知らせ」という件名で、年末調整に関する連絡を装った不審メールが確認されました。証明書の確認やアプリの利用を口実に、受信者を外部サイトへ誘導する手口に注意が必要です。

2026年10月27日|国税庁「延滞税に関する2回目のお知らせ」

国税庁・e-Taxを装い、「【国税庁】延滞税に関する2回目のお知らせ」という件名の不審メールが確認されました。送信元は「no-reply@rise.vvgbh.com」です。

「前回の延滞通知後も納付が確認できておりません」と説明し、延滞税の加算や滞納処分を警告しています。さらに、Android版e-Taxアプリのダウンロードを促し、「xMT0D7PmQ.ldapm」という不審な添付ファイルも確認されています。

2026年10月27日|還付金受取期限の延長不可を装うメール

「【要確認】還付金受取期限の延長はお受けできません」と通知し、所得税還付金の受取期限を理由にAndroid版e-Taxアプリのダウンロードへ誘導する不審メールです。期限を強調して受信者を焦らせる手口です。

2026年10月28日|還付金125,600円・Android版e-Taxアプリ誘導

「税務署からのお知らせ【還付金振込手続きのご案内】」を装い、所得税の還付金125,600円を口実に不審なAndroidアプリのダウンロードへ誘導するメールです。送信元は「dpvep@dpvep.zytzqc6.com」です。添付ファイル「e_Tax.qhyb」も確認されています。

2026年10月28日|追加の還付金が発生しています・税制改正を装うメール

「【緊急】追加の還付金が発生しています ― 受取期限にご注意ください」という件名で、国税庁・e-Taxを装う不審メールが確認されました。過年度の申告内容を税制改正に基づいて再計算した結果、追加の還付金が発生したと説明しています。

期限内に手続きを完了しないと受取権が失効すると警告し、Android版e-Taxアプリのダウンロードを促しています。送信元は「pack@pack.lzgkhyy.com」で、不審な添付ファイル「85nZZH6.jwovj」も確認されています。

2026年10月28日|e-Tax「適用可能な控除に関するお知らせ」・医療費控除と寄附金控除

国税庁・e-Taxを装い、「【e-Tax】適用可能な控除に関するお知らせ」という件名の不審メールが確認されました。確定申告で医療費控除や寄附金控除(ふるさと納税を含む)を申告していない人に対し、還付申告を行うことで納め過ぎた所得税の還付を受けられる可能性があると案内しています。

さらに、e-Taxのメッセージボックスに個別の案内が格納されていると説明し、「Android版 e-Tax アプリをダウンロード」というボタンへ誘導しています。医療費控除や寄附金控除は実在する制度ですが、正しい税制の説明が記載されていても、国税庁からの正規の通知とは限りません。

  • 件名:【e-Tax】適用可能な控除に関するお知らせ
  • 名乗っている組織:国税庁・e-Tax
  • 主な内容:医療費控除・寄附金控除による所得税の還付案内
  • 誘導方法:メッセージボックスの確認とAndroid版e-Taxアプリのダウンロード

この事例では、ダウンロードボタンの実際のリンク先は確認できていません。メール内のボタンは操作せず、e-Tax公式サイトから直接確認してください。

e-Tax「適用可能な控除に関するお知らせ」のメール全文・画像・対処法

2026年10月28日|e-Tax「還付金の受領確認が未了です」

「【e-Tax】還付金の受領確認が未了です – ご対応ください」という件名で、国税庁を装う不審メールが確認されました。所得税の還付金について、入金額と申告額の照合確認が必要であると説明し、受信者に手続きを促しています。

送信元は「no-reply@fault.kjxyl.com」です。Android版e-Taxアプリのダウンロードへ誘導し、「Sa007GIH.aphy」という不審な添付ファイルも確認されています。

2026年10月28日|e-Tax「延滞税の算出結果がメッセージボックスに届いています」

国税庁・e-Taxを装い、「【e-Tax】延滞税の算出結果がメッセージボックスに届いています」という件名の不審メールが確認されました。メールでは、延滞税率が年2.4%から年8.7%に引き上げられると説明し、受信者の不安をあおっています。

さらに「Android版 e-Tax アプリをダウンロード」というボタンを表示し、不審なアプリへの誘導が疑われます。送信元には国税庁の公式ドメインとは異なるアドレスが使用されています。延滞税率などの具体的な数字が記載されていても、正規の税務通知とは限りません。

2026年10月28日|税務署「寄附金控除に係る還付金が確定しました」

税務署・国税庁e-Taxを装い、「【税務署より】寄附金控除に係る還付金が確定しました」という件名の不審メールが確認されました。ふるさと納税の寄附金控除により86,400円の還付金が確定したと説明し、「口座登録後7営業日以内」に振り込まれると案内しています。

さらに「Android版 e-Tax アプリをダウンロード」というボタンを表示し、振込先口座の登録へ誘導しています。10月27日の86,400円の事例と金額は同じですが、件名や文面が異なるため別事例として掲載しています。

2026年10月28日|e-Tax「還付金の受取確認が未了です」

国税庁・e-Taxを装い、還付金の受取確認が完了していないと案内する不審メールが確認されています。還付金に関する連絡が届いても、メール内のリンクから個人情報を入力しないでください。

2026年10月28日|税務署「寄附金控除に係る還付金が振り込めません」

寄附金控除に関する還付金の振込ができないと説明し、受信者に確認手続きを求める不審メールが確認されています。寄附金控除や還付金の振込を口実に、口座情報などを入力させる手口に注意してください。

2026年10月29日|国税庁・e-Tax「申告書の不備について-修正・再提出のお願い」

提出された確定申告書に不備があるとして、修正しなければ申告が未提出扱いになり、無申告加算税・延滞税の対象となる可能性があると警告する不審メールです。

メールには「Android版 e-Tax アプリをダウンロード」というボタンがあり、外部サイトへの誘導が疑われます。添付ファイル「logo.png」「faymD.ln」も表示されていました。リンク先や添付ファイルの安全性は確認できていません。

件名:【至急】申告書の不備について-修正・再提出のお願い
受信日時:2026年10月29日 07:46

【詐欺注意】申告書の不備について-修正・再提出のお願い|メール全文・画像・対処法

2026年10月29日|国税庁「年末調整の過不足に関する還付のご案内」

国税庁・e-Taxを装い、「【国 税 庁】年末調整の過不足に関する還付のご案内」という件名で、還付金額のシミュレーションを案内する不審メールが確認されました。「ご自身の還付金額をe-Taxで簡単にお試しいただけます」と説明し、確定申告書等作成コーナーで源泉徴収票や控除情報を入力するよう案内しています。

さらに、「Android版 e-Tax アプリをダウンロード」というボタンから、国税庁の公式サイトとは異なる外部サイトへ誘導しています。

  • 件名:【国 税 庁】年末調整の過不足に関する還付のご案内
  • 受信日時:2026年10月28日 8:18
  • 送信元:no-reply@role.vvpkj.com
  • 不審な誘導先:vvpki.com/deki.jsp
  • 添付ファイル:zyJ2fHF.dqa(117バイト)
  • 主な手口:還付金シミュレーションを装い、不審なAndroidアプリのダウンロードへ誘導

年末調整の還付と確定申告のシミュレーションを組み合わせ、実在する税務手続の案内に見せかけている点が特徴です。送信元と誘導先は国税庁の公式ドメインとは異なります。

国税庁「年末調整の過不足に関する還付のご案内」のメール全文・画像・不審なURL・対処法

2026年10月29日|税務署「還付金のお受取り手続きをお願いいたします」

国税庁・e-Taxを装い、所得税の還付申告に関する追加書類の確認を求める不審メールが確認されました。e-Taxのメッセージボックスに未読のお知らせがあるとして、書類提出の確認やAndroid版e-Taxアプリの利用を促しています。

国税庁のロゴや住所、法人番号に加え、フィッシング詐欺に対する注意喚起文まで模倣している点が特徴です。

  • 件名:税務署より【還付金のお受取り手続きをお願いいたします】
  • 受信日時:2026年10月28日 17:42
  • 送信元:evnes@evnes.quanminxing.com
  • 代理送信表示:info@evnes.quanminxing.com
  • 添付ファイル:e_Tax.hzti(112バイト)
  • 主な手口:所得税の還付申告に関する追加書類の確認を装い、不審なAndroid版e-Taxアプリのダウンロードへ誘導

送信元の「quanminxing.com」は、国税庁・e-Taxの公式ドメインではありません。正規の税務署の連絡先や注意喚起文が記載されていても安全とは限りません。

税務署「還付金のお受取り手続きをお願いいたします」のメール全文・画像・対処法

2026年10月29日|国税庁e-Tax「延滞税が日々加算されています」

国税庁・e-Taxを装い、「【至急】延滞税が日々加算されています – 至急ご確認ください」という件名で、所得税の納付期限超過や延滞税の増加を警告する不審メールが確認されました。

「延滞税は納付が完了するまで日々加算される」「年最大14.6%」などと説明し、預金・給与・不動産などの差押えの可能性を示しています。

  • 件名:【至急】延滞税が日々加算されています – 至急ご確認ください
  • 差出人表示:【国税庁e-Tax】
  • 送信元ドメイン:deep.zjmpb.com
  • 主な内容:所得税の納付期限超過、延滞税の増加、差押えの警告
  • 主な手口:緊急性を強調し、e-Taxメッセージボックスの確認やアプリのインストールへ誘導

国税庁の注意喚起文まで模倣している点が特徴です。送信元は国税庁の公式ドメインではありません。確認された画像ではアプリのダウンロード先URLまでは確認できていません。

国税庁e-Tax「延滞税が日々加算されています」のメール全文・画像・対処法

2026年10月29日|国税庁e-Tax「メッセージボックスに延滞税に関するお知らせがあります」

「【至急】メッセージボックスに延滞税に関するお知らせがあります」という件名で、国税庁・e-Taxを装った別の不審メールが確認されました。所得税の納付期限超過、延滞税の加算、預金・給与・不動産の差押えの可能性を強調し、受信者に対応を急がせています。

この事例では、偽のAndroid版e-Taxアプリをダウンロードさせようとする外部リンクと、内容不明の添付ファイルが確認されています。

  • 件名:【至急】メッセージボックスに延滞税に関するお知らせがあります
  • 受信日時:2026年10月29日 8:52
  • 送信元:e-Taxmails@lured.zjmpb.com
  • 不審な誘導先:zjmpb.com/share/tdlz/download
  • 添付ファイル:r0yqq.ufkbw(91バイト)
  • 主な手口:延滞税や差押えを口実に、メッセージボックスの確認とAndroid版アプリのダウンロードへ誘導

直前の「延滞税が日々加算されています」とは件名・送信元が異なるため、別の事例として掲載しています。両者に似た表現があっても、送信者が同一であるとまでは断定できません。

不審なURLや添付ファイルは開かず、実際の納税状況はe-Tax公式サイトから直接確認してください。

「メッセージボックスに延滞税に関するお知らせがあります」のメール全文・画像・添付ファイル・対処法


国税庁・e-Tax詐欺メールに共通する主な手口

1.還付金を受け取れると思わせる

所得税、医療費控除、寄附金控除、住宅ローン控除、ふるさと納税などを口実に、還付金が発生したと案内する手口です。「還付金が確定しました」「振込が保留されています」「受取確認が未了です」など、さまざまな表現が使用されています。

2.未納税金や差押えを警告する

税金の未納、延滞税、督促状、差押えなどを理由に、早急な納付や確認を求める手口です。具体的な金額や期限が記載されていても、正規の税務通知とは限りません。

2026年10月29日の2つの延滞税関連事例では、「年最大14.6%」という数字や差押えの可能性を強調していました。実際の延滞税率は対象期間などの条件によって異なり、メールに記載された税率がそのまま適用されるとは限りません。

3.偽のAndroid版e-Taxアプリへ誘導する

「Android版 e-Tax アプリをダウンロード」というボタンを表示し、不審な外部サイトへ誘導する事例が複数確認されています。

10月29日の新たな事例では「zjmpb.com/share/tdlz/download」がリンク先として確認されました。国税庁の公式サイトとは異なるドメインからアプリをダウンロードしたり、インストールしたりしないでください。

4.不審な添付ファイルを付ける

これまでに以下のような添付ファイルが確認されています。

  • Etax.oqhkr
  • 5NS4AXu2j2.eie
  • Hdwsm.wkvyg
  • xMT0D7PmQ.ldapm
  • e_Tax.qhyb
  • 85nZZH6.jwovj
  • Sa007GIH.aphy
  • zyJ2fHF.dqa
  • e_Tax.hzti
  • r0yqq.ufkbw(2026年10月29日確認・91バイト)

ファイル名や拡張子、容量だけでウイルスかどうかは断定できませんが、心当たりのない添付ファイルは開かないことが重要です。

5.年末調整や控除制度を悪用する

2026年10月には、年末調整に使用する証明書や還付金額のシミュレーションを案内する不審メールも確認されています。税務制度に関する正しい説明が一部含まれていても、メール全体が正規の案内とは限りません。

6.国税庁の注意喚起文を模倣する

2026年10月29日に公開した複数の事例では、国税庁のロゴや公式情報だけでなく、フィッシング詐欺に対する注意喚起文までメール本文に記載されていました。

「口座情報やカード情報の入力を求めない」「不審なメールに注意」といった文章が掲載されていても、そのメール自体が安全である証拠にはなりません。

国税庁・e-Taxの本物のメールとの見分け方

国税庁やe-Taxを装うメールを見分ける際は、以下の点を確認してください。

  • 送信元メールアドレスが国税庁・e-Taxの公式案内と一致しているか。
  • メール内のリンク先が不審な外部サイトになっていないか。
  • Androidアプリのダウンロードを突然要求していないか。
  • 不審な添付ファイルが付いていないか。
  • 還付金や未納税金を理由に、手続きを急がせていないか。
  • 本文の金額、日付、手続内容に矛盾がないか。
  • 国税庁のロゴや注意喚起文だけで信用していないか。

送信者名やメールアドレスは偽装されることがあります。表示された送信元だけで本物と判断せず、税務手続や還付金の確認は国税庁公式サイトまたはe-Tax公式サイトから直接行ってください。

不審なメールが届いた場合の対処方法

  1. メール内のリンクやボタンを押さない。
  2. 添付ファイルを開かない。
  3. 不審なAndroidアプリをインストールしない。
  4. マイナンバー、口座情報、クレジットカード情報などを入力しない。
  5. e-Tax公式サイトからメッセージボックスを確認する。
  6. 必要に応じて税務署や公的相談窓口へ問い合わせる。
  7. 不審なメールを迷惑メールとして報告する。

偽サイトに情報を入力してしまった場合

不審なサイトに個人情報や金融情報を入力した場合は、速やかに対応してください。

  • 入力したID・パスワードを安全な端末から変更する。
  • 金融機関やカード会社へ連絡する。
  • 不審なアプリをインストールした場合は、追加の権限付与を避け、端末の安全性を確認する。
  • 不正利用や不審な取引がないか確認する。
  • 必要に応じて警察や情報セキュリティの相談窓口へ相談する。

よくある質問(FAQ)

Q.国税庁から還付金に関するメールが届いたら詐欺ですか?

A.すべてが詐欺とは限りません。ただし、メール内のリンクから口座情報の入力や不審なアプリのダウンロードを求める場合は注意が必要です。公式サイトから確認してください。

Q.e-Taxのロゴが表示されていれば本物ですか?

A.いいえ。ロゴやデザインは偽装できます。ロゴだけで正規のメールと判断しないでください。

Q.Android版e-Taxアプリのダウンロード案内は安全ですか?

A.メール内の不審な外部サイトからのダウンロードは避けてください。公式サービスは国税庁・e-Taxの公式サイトから確認してください。

Q.国税庁からのメールに添付ファイルはありますか?

A.e-Taxの通常の「税務署からのお知らせ」メールでは、ファイルを添付しないと案内されています。不審な添付ファイルが付いたメールには注意してください。

Q.年末調整の還付金シミュレーションを案内するメールは本物ですか?

A.今回確認された「no-reply@role.vvpkj.com」からのメールは、国税庁の公式ドメインとは異なる送信元と不審な誘導先が確認されており、フィッシング詐欺の疑いが非常に強い内容です。

Q.「延滞税が日々加算されています」というメールは本物ですか?

A.今回確認された「deep.zjmpb.com」からのメールは、国税庁の公式ドメインとは異なる送信元が表示されており、フィッシング詐欺の疑いが非常に強いものです。実際の納税状況は公式サイトで確認してください。

Q.「メッセージボックスに延滞税に関するお知らせがあります」は本物ですか?

A.2026年10月29日に確認された「e-Taxmails@lured.zjmpb.com」からのメールは、国税庁の公式ドメインではない送信元、外部サイトへのアプリダウンロード誘導、不審な添付ファイルが確認されており、フィッシング詐欺の疑いが極めて高いものです。

Q.国税庁の注意喚起文が書かれているメールは安全ですか?

A.安全とは限りません。詐欺メールの中には、国税庁の正規の注意喚起文を模倣して受信者を信用させようとするものがあります。

Q.メールのリンクを開いてしまった場合はどうすればよいですか?

A.ページを閉じ、個人情報や認証情報を入力しないでください。情報を入力した場合や不審なアプリをインストールした場合は、速やかに関係機関へ相談してください。

まとめ|国税庁・e-Taxを装うメールに注意

国税庁・e-Taxを装う詐欺メールでは、未納税金、差押え、還付金、住宅ローン控除、ふるさと納税、医療費控除、寄附金控除、年末調整など、実際の税務手続に関係する内容が悪用されています。

2025年から2026年にかけて、具体的な金額や受付番号を記載したメール、アプリへ誘導するメール、不審な添付ファイルを含むメールなど、さまざまな事例が確認されています。

2026年10月29日には、以下の5件を記事の事例一覧に掲載しました。

  • 申告書の不備について-修正・再提出のお願い:申告書の不備や未提出扱いを警告し、Android版アプリのダウンロードへ誘導。
  • 年末調整の過不足に関する還付のご案内:還付金額のシミュレーションを装い、不審なAndroidアプリのダウンロードへ誘導。
  • 還付金のお受取り手続きをお願いいたします:所得税の還付申告に関する追加書類の確認を装い、不審な添付ファイルやアプリのダウンロードへ誘導。
  • 延滞税が日々加算されています:所得税の納付期限超過や差押えの可能性を強調し、メッセージボックスの確認やアプリの利用を促す。
  • メッセージボックスに延滞税に関するお知らせがあります:延滞税の加算を警告し、外部サイトからのAndroid版アプリのダウンロードへ誘導。不審な添付ファイル「r0yqq.ufkbw」も確認。

国税庁のロゴや住所、法人番号、フィッシング詐欺に関する注意喚起文まで模倣する手口も確認されています。

国税庁やe-Taxを名乗るメールが届いても、メール内のリンクから個人情報や支払情報を入力しないことが重要です。

詐欺被害ナビでは、今後も新たな国税庁・e-Tax関連の不審メールを確認した場合、本記事の事例一覧へ追加していきます。

セキュリティ対策について

フィッシング詐欺や不正アプリへの対策として、不審なリンクや添付ファイルを開かないことに加え、OSやブラウザーを最新の状態に保つことも重要です。

セキュリティソフトは不正サイトやマルウェアへの対策を補助しますが、すべての詐欺を防げるわけではありません。公式サイトへの直接アクセス、認証情報の適切な管理、不審なアプリをインストールしないことなど、複数の対策を組み合わせてください。

本記事の運営

詐欺被害ナビ編集部

詐欺・迷惑電話・SMSの情報を分析し、被害防止を目的に運営しています。

© 詐欺被害ナビ