【要注意】電話番号(0101) 21727-98629でのウイルス感染サポート詐欺｜マイクロソフトを装う遠隔操作詐欺の手口と安全な対処法

電話番号(0101) 21727-98629 / 01012172798629を使った詐欺の特徴

最近、インターネット閲覧中に「PCがウイルス感染した」との偽警告が表示され、上記の電話番号に連絡するよう誘導するサポート詐欺が多発しています。連絡すると、外国人オペレーターが「遠隔操作でPCをチェックします」と案内し、TeamViewerなどのリモート操作アプリをダウンロードさせられます。

この手口は、マイクロソフトや正規のセキュリティ会社を装い、利用者を不安にさせてPCを乗っ取り、不正なウイルス対策ソフトの購入や高額なサポート料金の支払いを強要する悪質な詐欺です。

偽警告が表示される原因：広告クリックに注意

パソコンに突然偽のセキュリティ警告が表示されるきっかけのひとつが、ウェブサイト上の広告です。サポート詐欺グループは広告の仕組みを悪用し、「次のページに進むためのボタンに見せかけた広告」や「思わずクリックしたくなる文や画像」を仕掛けます。これらは一見すると通常の広告に見えるため、ユーザーが誤ってクリックしてしまうケースが多く報告されています。

この「罠の広告」をクリックすると、詐欺サイトへ自動的に誘導され、偽のセキュリティ警告が表示されます。これにより、ユーザーはパニックになり、表示されるサポート番号に電話してしまう被害が後を絶ちません。

詐欺の流れ

1. ウェブ広告をクリック → 偽のセキュリティ警告が表示
2. 「PCがウイルス感染した」と表示され、サポート番号(01012172798629)に電話するよう誘導
3. オペレーターが遠隔操作アプリのインストールを指示
4. 架空のウイルス感染を演出し、数万円～数十万円の「サポート費用」を請求
5. 個人情報やクレジットカード情報が盗まれる可能性も

絶対に電話してはいけない理由

• PCを遠隔操作され、データや個人情報が抜き取られる
• 不正ソフトをインストールされ、追加被害のリスクが高まる
• 高額な金銭を騙し取られる被害が報告されている

偽警告画面を安全に閉じる2つの方法

1. ESCキーを長押しする方法： キーボードのESCキーを約3秒間長押しすると、フルスクリーンが解除され、画面右上に「✖」ボタンが表示されます。表示された「✖」をクリックして画面を閉じてください。
2. 再起動する方法： ESCキーを押しても「✖」が表示されない場合は、【Ctrl】+【Alt】+【Delete】キーを同時に押し、表示されたメニューから「再起動」を選択してください。

安全な対処法と予防策

• 不審な広告や警告が表示されても絶対に電話しない
• ブラウザを終了し、履歴やキャッシュを削除
• セキュリティソフトでウイルススキャンを実施
• 公式サイト以外からアプリやソフトをダウンロードしない

日頃から最新のセキュリティ対策を行い、広告や不審な警告に反応しないことが被害防止につながります。

スクリーンショット

被害に遭ってしまった場合の相談窓口

万が一サポート詐欺の被害に遭った場合は、速やかに以下の公的機関に相談してください。

• 警察庁 サイバー犯罪対策ページ（全国の警察への通報・相談が可能）
• 国民生活センター（消費者ホットライン：188）（最寄りの消費生活センターにつながります）
• 消費者庁 インターネットトラブル注意喚起（詐欺の詳細と対処法）

詐欺画面のスクリーンショットや通話記録、請求書などは証拠として必ず保存し、相談時に提出しましょう。