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【詐欺メール注意】東京総署を名乗る「捜査協力要請」は偽通知?宿泊予約の異常を口実に不審なアプリへ誘導

【注意喚起】「東京総署からの捜査協力要請」は詐欺メール?宿泊予約の異常を口実に偽アプリへ誘導する不審な通知

2026年11月6日、警察機関を思わせる「東京総署」を名乗り、宿泊予約履歴に異常が確認されたとして、本人確認を求める不審な通知が確認されました。

通知の件名は「東京総署からの捜査協力要請およびご本人様確認手続きのお願い」です。

本文では、宿泊施設「島嶼会館」の予約履歴に問題があると説明し、捜査協力のため1〜3日以内に専用認証アプリをダウンロードするよう要求しています。

警察の捜査を口実に不審なアプリへ誘導する内容であり、フィッシング詐欺や不正アプリのインストールを狙った偽通知の疑いが強いため注意が必要です。

⚠️ 通知内の「専用認証アプリをダウンロード」ボタンは押さず、アプリのインストールや個人情報の入力を行わないでください。

実際に確認された不審な通知画像

以下は、2026年11月6日に確認された通知のスクリーンショットです。個人情報保護のため、氏名などの個人情報は記事本文に掲載していません。

不審な通知の基本情報

※通知に記載された施設名や組織名について、実際の施設・企業・団体が本通知の送信に関与したことを示すものではありません。

実際の不審な通知全文(文字起こし)

以下は、確認された画像から読み取れる本文です。個人名や一部の個人情報は非公開としています。

捜査協力通知:東京総署からの捜査に関するご案内

東京総署からの捜査協力要請およびご本人様確認手続きのお願い

【氏名非公開】会員様

拝啓 平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

さて、【氏名非公開】会員様が以前ご予約なさいました「島嶼会館」(ご宿泊者名:【氏名非公開】様)のご利用履歴に関しまして、東京総署より捜査上の照会および協力要請が下されております。

当該ご予約履歴に記録上の不審点・例外事項(異常)が確認されたため、ご本人様の確認が必要となります。

対象会員様氏名:【氏名非公開】様

対象ご予約施設:島嶼会館

ご登録宿泊者名:【氏名非公開】様

ご登録連絡先:【非公開】

ご登録郵便番号:【非公開】

ご登録住所:【非公開】

通知元機関:東京総署(捜査協力要請)

捜査当局への資料提出および会員様ご本人確認のため、本通知受領後1〜3日以内に下記の専用認証アプリケーションをダウンロードのうえ、本人確認手続きを速やかに完了していただきますようお願い申し上げます。

↓ 専用認証アプリをダウンロード

DOWNLOAD APPLICATION

敬具

SAKURA HOTEL GROUP・顧客コンプライアンス管理室(対象施設:島嶼会館)

※本通知は東京総署からの要請に基づき自動配信されております。

※上記は注意喚起のための文字起こしであり、通知内容が事実であることを示すものではありません。

この通知が詐欺メールと疑われる5つの理由

1. 「東京総署」という不自然な機関名

通知では「東京総署」という名称が使われています。

東京都を管轄する警察組織の正式名称は「警視庁」です。「東京総署」という名称は不自然であり、警察機関を装って信用させようとしている可能性があります。

2. 宿泊予約履歴と警察の捜査を結び付けている

通知では、過去の宿泊予約履歴に「記録上の不審点・例外事項(異常)」があったと説明しています。

しかし、どのような異常なのか、具体的な事件名や正式な照会手続きなどは示されていません。

宿泊予約という身近な情報を利用して、受信者を不安にさせる手口が疑われます。

3. 1〜3日以内という期限で対応を急がせている

通知には「本通知受領後1〜3日以内」と記載されています。

短い期限を設けることで、受信者が十分に確認する前に操作してしまうことを狙っている可能性があります。

4. 専用認証アプリのダウンロードを要求している

今回の通知で特に注意が必要なのが、専用認証アプリのダウンロード要求です。

不審なリンクからアプリをインストールすると、悪意のあるプログラムによって個人情報が盗まれたり、スマートフォンが不正操作されたりする危険性があります。

ただし、今回のダウンロード先URLやアプリの実体は確認できていないため、実際に不正プログラムが配布されているかは不明です。

5. ホテル運営組織と警察機関の名称を併記している

通知の末尾には「SAKURA HOTEL GROUP・顧客コンプライアンス管理室」と記載されています。

ホテル関連組織と捜査機関の名称を組み合わせることで、正式な通知であるかのように見せている可能性があります。

組織名が記載されていても、実際の送信元を保証するものではありません。

警察庁も偽アプリへの誘導について注意喚起

警察庁は、警察庁を装った不審なショートメッセージから偽アプリをダウンロードさせ、マルウェアに感染させる手口について注意喚起しています。

また、警察機関を装う偽サイトや、警察官になりすまして金銭を要求する詐欺にも注意が必要です。

今回の通知が警察庁の公表事例と同一のものかは確認できませんが、警察機関の名称を悪用し、不審なアプリへ誘導するという点で共通しています。

警察庁|警察庁をかたる不審なショートメッセージへの注意喚起(PDF)

不審な通知を受け取った場合の対処法

  1. ダウンロードボタンを押さない:通知内のリンクやアプリを開かないでください。
  2. 個人情報を入力しない:氏名、住所、電話番号、本人確認書類、銀行口座情報などを入力しないでください。
  3. 公式窓口へ確認する:宿泊施設への確認が必要な場合は、通知に記載されたリンクではなく、公式サイトなどで調べた連絡先を利用してください。
  4. 通知を保存する:送信元メールアドレス、受信日時、本文、スクリーンショットなどを記録してください。
  5. 警察へ相談する:不安がある場合は、警察相談専用電話「#9110」または最寄りの警察署へ相談してください。

アプリをダウンロードしてしまった場合

不審なアプリをインストールしてしまった場合は、次の対応を検討してください。

アプリを削除するだけでは安全を確保できない場合もあります。不正操作や情報流出が疑われる場合は、専門窓口へ相談してください。

よくある質問(FAQ)

Q1. 「東京総署」は実在する警察機関ですか?

東京都を管轄する警察組織は警視庁です。今回の通知にある「東京総署」は正式な警察機関名として確認できず、不自然な表記です。

Q2. 宿泊予約履歴が犯罪捜査の対象になることはありますか?

宿泊施設の記録が捜査に関係する可能性自体はあります。しかし、それを理由に届いたメールが本物とは限りません。通知内のリンクを使わず、警察や宿泊施設の公式窓口へ確認してください。

Q3. 氏名や住所が正しく記載されていたら本物ですか?

いいえ。氏名や住所などの個人情報が正確であっても、通知の正当性を証明するものではありません。

Q4. ダウンロードボタンを押しただけで危険ですか?

ボタンを押しただけで必ず被害が発生するわけではありません。ただし、不審なサイトへの移動やファイルのダウンロードが始まる可能性があります。追加の操作や個人情報の入力は避けてください。

Q5. このメールは無視しても大丈夫ですか?

不審なメール内の指示には従わないでください。実際の宿泊予約や捜査に関する連絡が気になる場合は、正規の窓口へ独立して確認することをおすすめします。

詐欺被害ナビ編集部からの注意喚起

今回確認された通知は、宿泊予約履歴の異常と警察の捜査協力要請を組み合わせ、専用認証アプリのダウンロードを求めるものです。

特に、警察機関を思わせる不自然な名称、短い対応期限、不審なアプリの導入要求には十分注意してください。

⚠️ 警察や宿泊施設を名乗る通知であっても、メール内のボタンから安易にアプリをインストールしないことが重要です。

なお、今回の通知の実際の送信者や配信元、アプリの内容は確認できていません。

※当サイトに掲載している情報は詐欺被害防止を目的とした注意喚起であり、特定の企業・団体・個人を詐欺と断定するものではありません。

出典・参考情報

記事作成日:2026年11月6日

記事制作:詐欺被害ナビ編集部

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