サイトアイコン 詐欺被害ナビ|詐欺被害検索サイト

【国勢調査を装う詐欺に注意】「国勢調査員がご自宅を訪問いたします」は偽通知?訪問取り消しを口実に個人情報を狙う手口

【国勢調査を装う詐欺に注意】「国勢調査員がご自宅を訪問いたします」は偽通知?訪問取り消しを口実に個人情報を狙う手口

総務省統計局や国勢調査を装い、「国勢調査員がご自宅を訪問いたします」「ご自宅への訪問調査のご案内」などと題して、自宅への訪問調査を予告する不審な通知が確認されています。

これらの通知では、国勢調査への回答が確認できないことを理由に、調査員が自宅を訪問すると説明しています。

さらに、訪問前にオンラインで回答すれば訪問を取り消せると案内し、回答ボタンを押すよう促しています。

総務省統計局の名称やロゴを使用していますが、正規の通知であることは確認できず、フィッシング詐欺の疑いが強い内容です。

特に、訪問予定日時を具体的に表示し、氏名・生年月日・勤務先などの情報を求める点に注意が必要です。

通知に表示されたボタンから安易に個人情報を入力しないでください。

実際に確認された国勢調査を装う不審な通知画像

今回確認された画面には、総務省統計局を思わせるロゴや「訪問予告」という表示があり、国勢調査員が自宅を訪問すると説明されています。

訪問予定日時は「令和7年11月20日(木)午前10時00分~12時00分」と指定されています。

また、「今すぐ回答して訪問を取り消す」というボタンが設置されており、オンライン回答へ誘導する構成となっています。

公的機関の案内に似たデザインであっても、正規のサイトとは限りません。

新たに確認された不審な通知の全文

今回確認された画面には、以下の内容が記載されていました。

総務省統計局
国勢調査 調査管理センター

訪問予告

国勢調査員がご自宅を訪問いたします

お客様の世帯について回答が確認できないため、国勢調査員によるご自宅への訪問調査が決定いたしました。

訪問予定日時

令和7年11月20日(木)

午前 10時00分 ~ 12時00分

訪問時、調査員が以下について対面で聞き取りを行います。

  • 世帯全員の氏名・生年月日・続柄
  • 就業状態・勤務先の名称と事業内容
  • 住居の種類・建て方・面積

所要時間:約30~60分|ご不在の場合は再訪問

✓ 訪問前にオンラインで回答すれば、訪問は自動的に取り消されます。

約5分のオンライン回答で、対面調査を回避できます。

今すぐ回答して訪問を取り消す

回答期限:令和7年11月30日(日)

総務省統計局 国勢統計課

〒162-8668 東京都新宿区若松町19-1

送信専用|配信停止

※上記は不審な通知画面の内容を紹介したものです。実際に訪問調査が予定されていることを示すものではありません。

以前に確認された類似通知との比較

今回の通知と同様に、国勢調査員の訪問を予告してオンライン回答へ誘導する別の画面も確認されています。

以前の通知では、次のような内容が記載されていました。

総務省統計局
国勢調査 調査管理センター

訪問予告

ご自宅への訪問調査のご案内

お客様の世帯の回答のお手続きが確認できないため、国勢調査員がご自宅を訪問することが決まりました。

訪問予定日時

令和7年11月20日(木)

午前 10時00分 ~ 12時00分

調査員が訪問時にお聞きする主な内容:

  • 世帯員全員の氏名・生年月日・続柄
  • 就業状態・勤務先名・事業内容
  • 住居の種類と建て方・面積

所要時間:約30~60分|留守の際は再訪問

✓ 訪問前にオンラインでご回答いただければ、訪問は取り消されます。

オンライン回答はわずか約5分で完了します。

回答を完了して訪問を取り消す

回答期限:令和7年11月30日(日)

2つの通知は、見出しや説明文、回答ボタンの表現が一部異なっています。

しかし、訪問予定日や回答期限、聞き取り項目などは共通しており、同じような構成の通知が複数存在していることが分かります。

国勢調査の訪問予告が不審な理由

1.自宅への訪問を予告して不安をあおっている

通知では、国勢調査への回答が確認できないため、調査員が自宅を訪問すると説明しています。

実際の国勢調査でも調査員が世帯を訪問することはありますが、今回の通知が正規の訪問案内であることは確認できません。

具体的な日時を指定することで、受信者に早急な対応が必要だと思わせる狙いが考えられます。

2.訪問を取り消すためにオンライン回答を求めている

今回の通知には、次のように記載されています。

「訪問前にオンラインで回答すれば、訪問は自動的に取り消されます。」

さらに、「今すぐ回答して訪問を取り消す」というボタンが設置されています。

自宅への訪問を避けたいという心理を利用して、偽の回答ページへ誘導する手口が疑われます。

3.氏名・生年月日・勤務先などの情報を求めている

通知には、調査員が聞き取る内容として、世帯全員の氏名、生年月日、続柄、勤務先、住居の情報などが記載されています。

これらには実際の国勢調査で扱われる項目も含まれています。

しかし、偽サイトに入力してしまった場合、個人情報が第三者に取得され、別の詐欺や不審な勧誘に悪用されるおそれがあります。

4.2025年の過去の日付が表示されている

今回の通知には、以下の日付が記載されています。

  • 訪問予定日:令和7年11月20日(木)
  • 回答期限:令和7年11月30日(日)

令和7年は2025年です。

2026年11月現在、どちらの日付もすでに経過しています。

過去の日付がそのまま表示されていることは、不審な点の一つです。

5.総務省統計局の名称やロゴを使用している

画面上部には総務省統計局の名称やロゴに似た表示があり、「国勢調査 調査管理センター」と記載されています。

しかし、組織名やロゴは第三者が無断で使用することも可能です。

公的機関の名称が記載されているだけで、本物の通知と判断してはいけません。

6.「約5分で回答できる」と手軽さを強調している

通知では、約5分のオンライン回答で対面調査を回避できると説明しています。

短時間で手続きが終わると強調することで、十分に確認しないまま回答ボタンを押させようとしている可能性があります。

オンライン回答という案内だけで信用せず、正規の回答ページかどうかを確認する必要があります。

国勢調査を装うフィッシング詐欺の見分け方

次のような特徴がある通知には注意してください。

  • 突然、国勢調査員の訪問日時が指定されている
  • 回答しなければ自宅を訪問すると強調している
  • オンライン回答によって訪問を取り消せると案内している
  • メールやSMSのリンクから個人情報の入力を求めている
  • 公式サイトかどうか確認できないURLへ誘導している
  • すでに過ぎた日付が期限として表示されている
  • 公的機関のロゴや名称で信用させようとしている
  • 短時間で回答できると強調し、手続きを急がせている

なお、実際の国勢調査でもオンライン回答や調査員による訪問が行われます。

そのため、訪問案内やオンライン回答という言葉だけで詐欺と断定することはできません。

重要なのは、案内の入手経路やURL、公式情報との一致を確認することです。

不審な通知を開いてしまった場合の対処法

1.画面を表示しただけの場合

不審な画面を開いただけで、氏名や住所などを入力していない場合は、まずページを閉じてください。

画面を表示しただけで必ず個人情報が盗まれるわけではありません。ただし、端末やブラウザの脆弱性が悪用される可能性もあるため、OSやブラウザは最新の状態にしておきましょう。

2.個人情報を入力してしまった場合

氏名、住所、生年月日、電話番号、勤務先などを入力してしまった場合は、今後の不審な電話やSMS、メールに注意してください。

同じ情報を利用して、警察官や行政機関、金融機関などを装う別の詐欺につながる可能性があります。

不安がある場合は、消費者ホットライン「188」や警察相談専用電話「#9110」に相談してください。

3.パスワードを入力してしまった場合

ログインIDやパスワードを入力した場合は、該当サービスの公式サイトから速やかにパスワードを変更してください。

同じパスワードを他のサービスでも使用している場合は、そちらも変更し、多要素認証を設定しましょう。

4.銀行口座やクレジットカード情報を入力した場合

金融機関やカード会社の公式窓口へ直ちに連絡し、不正利用の確認や利用停止などの対応を相談してください。

5.実際に調査員を名乗る人物が訪問した場合

訪問者が国勢調査員を名乗った場合でも、不審に感じたときは調査員証などを確認してください。

その場で個人情報を伝える前に、お住まいの自治体の統計担当部署へ確認することもできます。

国勢調査の正しい情報を確認する方法

国勢調査に関する情報は、総務省統計局の公式サイトで確認できます。

総務省統計局 公式サイト

国勢調査に関する不審な連絡を受け取った場合は、通知に記載されたリンクを使用せず、公式サイトやお住まいの自治体の統計担当部署へ確認してください。

実際に調査員が訪問した場合でも、不審に感じたときは調査員証などを確認し、自治体へ問い合わせることができます。

よくある質問(FAQ)

Q.国勢調査員が自宅を訪問することはありますか?

A.はい。国勢調査では、調査員が世帯を訪問して調査書類を配布したり、回答状況を確認したりする場合があります。ただし、今回の画面が正規の訪問案内であるとは確認できません。

Q.訪問予定日が指定されているので本物ではありませんか?

A.訪問予定日時が具体的に書かれていても、本物とは限りません。今回の画面では2025年11月20日という過去の日付が表示されています。

Q.「今すぐ回答して訪問を取り消す」を押しても大丈夫ですか?

A.誘導先の安全性が確認できないため、押さないでください。正規の回答方法については、総務省統計局や自治体の公式情報を確認してください。

Q.氏名や生年月日を入力してしまいました。どうすればよいですか?

A.今後の不審な電話、メール、SMSなどに注意してください。必要に応じて消費生活センターや警察へ相談しましょう。

Q.国勢調査では勤務先や住居についても質問されますか?

A.はい。国勢調査では就業状態や勤め先・事業所の名称、住居の種類なども調査項目に含まれます。ただし、正規の調査項目が記載されていることだけでは、その通知が本物である証拠にはなりません。

Q.通知を無視すると本当に訪問されますか?

A.今回の不審な通知に記載された訪問が実施されるという根拠は確認できません。国勢調査の回答状況について不安がある場合は、お住まいの自治体に確認してください。

Q.以前の通知と今回の通知は同じものですか?

A.見出しや一部の説明文は異なりますが、訪問予定日時、回答期限、聞き取り項目、オンライン回答への誘導などが共通しています。同様の手口を使用した類似通知と考えられます。

まとめ|国勢調査の訪問予告を装う不審な通知に注意

今回確認された通知は、総務省統計局や国勢調査の名称を使用し、調査員による自宅訪問を予告するものです。

以前に確認された類似通知と比較すると、見出しや説明文を変更しながら、オンライン回答へ誘導する構成が共通しています。

特に、訪問を取り消すために回答が必要だと説明し、個人情報の入力を促す点に注意が必要です。

自宅への訪問を避けたいという心理を利用して、個人情報を入力させようとするフィッシング詐欺の疑いがあります。

不審な通知を受け取った場合は、記載されたリンクから回答せず、必ず総務省統計局や自治体の公式情報を確認してください。

本記事の運営について

本記事は、詐欺被害ナビ編集部が確認した不審な通知画面をもとに、フィッシング詐欺の被害防止を目的として作成しています。

掲載内容は確認時点の情報に基づいており、実際の送信者や誘導先の運営者を特定したものではありません。

詐欺被害ナビは、総務省統計局および国勢調査の実施機関とは関係ありません。

広告・著作権について

当サイトでは、運営費用を賄うために広告を掲載する場合があります。

記事内で紹介する団体名、ロゴ、サービス名などの権利は、それぞれの権利者に帰属します。

掲載画像は注意喚起および被害防止を目的として紹介しています。

Copyright © 詐欺被害ナビ All Rights Reserved.

モバイルバージョンを終了