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【国税庁】個人情報の不一致に関する修正のお願いは詐欺!e-Taxを装う不審メール・添付ファイルに注意

【国税庁】個人情報の不一致に関する修正のお願いは詐欺?e-Taxを装う不審メールに注意

2026年10月20日、国税庁・e-Taxを名乗り、「【国税庁】個人情報の不一致に関する修正のお願い」という件名で送信された不審なメールが確認されました。

メールには「確定申告書の記載内容に重大な不備がある」「還付処理を進められない」「加算税の対象となる場合がある」などと記載されています。

さらに、「Android版 e-Tax アプリをダウンロード」というボタンが設置され、添付ファイルも2個確認されています。

【重要】このメールは国税庁を装ったフィッシング詐欺・不正アプリ誘導の疑いが極めて高いものです。メール内のボタンを押したり、添付ファイルを開いたりしないでください。

実際に届いた国税庁・e-Taxを装うメールの画像

2026年10月20日に確認された国税庁・e-Taxを装う不審メール

画像では、e-Taxのロゴや警告表示を使い、国税庁からの正式な通知であるかのように装っています。

不審メールの送信元・件名・添付ファイル

確認項目 内容
確認日 2026年10月20日
差出人名 【国税庁】
送信元アドレス forme-Tax@even.tjpjd.com
件名 【国税庁】個人情報の不一致に関する修正のお願い
メール表示日時 2026年10月20日 17:33
添付ファイル1 logo.png(3KB)
添付ファイル2 myWciv2WB.ooy(18B)
不審な誘導 Android版 e-Tax アプリのダウンロード
危険性 フィッシング詐欺・不正アプリ誘導の疑い

送信元の「even.tjpjd.com」は国税庁の公式ドメインではありません。

国税庁を装ったメール本文全文

以下は実際に確認されたメール本文です。比較・注意喚起のため、文面を掲載しています。

e-Tax
国税電子申告・納税システム

【至急確認】確定申告書の記載内容に不備がございます
このままでは処理を進めることができません。

平素よりe-Taxをご利用いただき、ありがとうございます。

国税庁でございます。

先にご提出いただいた確定申告書を審査したところ、記載内容に重大な不備が確認されました。このままでは還付処理を含む一切の手続きを進めることができません。

不備の詳細と修正方法は、メッセージボックス内のお知らせに記載しております。 修正完了後、速やかに再送信をお願いいたします。

修正が遅れた場合、申告期限に間に合わず、加算税の対象となる場合があります。

e-Taxアプリのご利用について

アプリを起動し、メッセージボックスよりお手続きください。

【Android版 e-Tax アプリをダウンロード】

国税庁 e-Tax(国税電子申告・納税システム)

※本メールは送信専用です。ご返信にはお答えいたしかねます。

※配信停止はe-Taxの「利用者情報の登録・確認・変更」から行えます。

※上記のダウンロードボタンは安全のため文字として掲載しています。リンク先URLは画像から確認できていません。

この国税庁メールが詐欺と疑われる5つの理由

1.送信元が国税庁の公式ドメインではない

今回の送信元はforme-Tax@even.tjpjd.comです。

国税庁の公式サイトは「nta.go.jp」、e-Tax公式サイトは「e-tax.nta.go.jp」です。

送信者名に「国税庁」と表示されていても、それだけで本物とは判断できません。

2.e-Taxを装って添付ファイルを送っている

国税庁は、e-Taxから送信する通常の通知メールにファイルを添付しないと案内しています。

今回のメールには次の2つのファイルが添付されています。

特に「.ooy」は一般的な画像や文書の拡張子ではありません。ファイルの内容や危険性は未解析ですが、不審な添付ファイルを開くことは避けてください。

3.Android版e-Taxアプリのダウンロードへ誘導

メール本文には「Android版 e-Tax アプリをダウンロード」というボタンがあります。

フィッシング対策協議会は2026年9月30日、国税庁を装いAndroid端末向けの不正アプリをインストールさせようとするメールについて注意喚起しています。

今回のボタンの実際のリンク先は未確認ですが、同種の手口である可能性が考えられます。

メール内のリンクからアプリをダウンロード・インストールしないでください。

4.「加算税」という言葉で不安をあおる

メールでは、修正が遅れると加算税の対象になる可能性があると説明しています。

税務上の不利益を強調することで、受信者に十分な確認をさせず、急いで手続きを進めさせようとしている可能性があります。

5.件名と本文の警告内容が異なる

件名は「個人情報の不一致に関する修正のお願い」ですが、本文では「確定申告書の重大な不備」「還付処理の停止」を強調しています。

複数の不安要素を組み合わせ、受信者を偽の手続きに誘導する構成と考えられます。

国税庁公式情報でも不正アプリ誘導を警告

フィッシング対策協議会は、2026年9月30日付で「国税庁をかたり不正アプリのインストールへ誘導するフィッシングメール」を公表しています。

この注意喚起では、還付金、税務署からの通知、メッセージボックス確認など、さまざまな口実が使われていると説明されています。

また、国税庁のe-Tax公式サイトでも、2026年10月16日に不審メールに関する注意喚起が更新されています。

参考:

不審メールを受け取った場合の対処方法

  1. メール内のボタンやリンクをクリックしない。
  2. 添付ファイルを開かない。
  3. Androidアプリのインストールを行わない。
  4. e-Taxの公式サイトに直接アクセスしてメッセージボックスを確認する。
  5. 不審なメールは迷惑メールとして報告する。

e-Tax公式サイト:https://www.e-tax.nta.go.jp/

Androidアプリをインストールしてしまった場合

不審なアプリをインストールしてしまった場合は、被害拡大を防ぐため、速やかに対応してください。

  1. 不審なアプリの利用を中止する。
  2. 必要に応じて通信を遮断する。
  3. 信頼できるセキュリティ製品で端末を検査する。
  4. 安全な別の端末から関連アカウントのパスワードを変更する。
  5. 金融情報を入力した場合は、金融機関やカード会社に連絡する。
  6. 端末の安全性が確認できない場合は、専門窓口に相談する。

不審なアプリには、SMSや通知、認証情報などを不正取得するものもあります。単にアプリを削除しただけで安全になったとは限りません。

スマートフォンのセキュリティ対策も重要

フィッシング詐欺は、偽サイトへの誘導だけでなく、不正アプリのインストールを狙うケースもあります。

日頃からOSやアプリを更新し、Google Playプロテクトなどの保護機能を有効にしてください。セキュリティ製品も対策の一つですが、すべての詐欺を防げるわけではありません。

よくある質問(FAQ)

Q1.「個人情報の不一致に関する修正のお願い」は本物ですか?

今回確認されたメールは、送信元が国税庁の公式ドメインではなく、不審な添付ファイルやAndroidアプリへの誘導があるため、フィッシング詐欺の疑いが極めて高いものです。

Q2.国税庁から確定申告の不備についてメールが届くことはありますか?

e-Taxから通知メールが送られることはあります。ただし、正規の通知メールと今回のような不審メールは区別する必要があります。申告状況は公式のe-Taxにログインして確認してください。

Q3.国税庁はメールにファイルを添付しますか?

国税庁の案内では、e-Taxから送信するメールにはファイルを添付しないとされています。添付ファイル付きのe-Tax通知には注意してください。

Q4.「myWciv2WB.ooy」はウイルスですか?

現時点ではファイル本体を解析していないため、ウイルスと断定することはできません。ただし、送信元やメールの内容が不審なため、開かないことを推奨します。

Q5.メールを開いただけで感染しますか?

一般的には、メール本文を表示しただけで直ちに感染するとは限りません。ただし、添付ファイルを実行したり、不正アプリをインストールしたりすると危険性が高まります。

Q6.Android版e-Taxアプリをダウンロードしてしまった場合は?

ダウンロードしただけなのか、インストール・実行まで行ったのかを確認してください。インストールした場合は端末の検査を行い、必要に応じて専門窓口に相談してください。

まとめ|国税庁・e-Taxを装う「確定申告書の不備」メールに注意

今回のメールは、国税庁の名前やe-Taxのロゴを使用し、確定申告書の不備を理由に受信者を不安にさせる内容でした。

特に注意すべき点は、以下のとおりです。

国税庁を名乗るメールであっても、安易に信用せず、必ず公式サイトから確認してください。

不審なメールやフィッシング詐欺に関する情報は、フィッシング対策協議会などの公的な注意喚起も参考にしてください。

本記事の運営

詐欺被害ナビ編集部

詐欺・迷惑電話・SMSの情報を分析し、被害防止を目的に運営しています。

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