三井住友カードを名乗る「異常検知のお知らせ」に注意|48時間以内の「激活(有効化)」を求める不審メール
三井住友カードを名乗り、「アカウントに異常な利用を検知した」として、48時間以内にログインと「激活(有効化)」の手続きを求める不審なメールに注意してください。
今回の文面は、期限内に手続きしなければアカウントを停止すると説明し、「Vpassで利用明細を確認」などのボタンへ誘導しています。メール内のリンクから操作せず、ご自身でVpassアプリを起動して確認してください。
今回のメール画像
三井住友カードを名乗り、48時間以内の「激活(有効化)」を求めるメール
メール文全文
画像に表示されている全文を掲載します。「激活」などの表現も原文のままです。ボタンの文言は文字として掲載し、誘導先へのリンクは設定していません。
SMBC 三井住友カード
異常検知のお知らせ
平素より三井住友カードをご利用いただき、誠にありがとうございます。
お客さまのアカウントに異常な利用を検知いたしました。
アカウントの安全を確保するため、48時間以内にログインし、アカウントの激活(有効化)手続きを行ってください。なお、期限内に激活が確認できない場合、誠に勝手ながらアカウントを停止させていただきますので、あらかじめご了承ください。
Vpassで利用明細を確認
(アプリで開く)Web版 Vpassでの確認はこちら
このメールで注意したいポイント
1.「激活(有効化)」という不自然な表現
本文には「アカウントの激活(有効化)」「期限内に激活が確認できない場合」という表現があります。「激活」は日本語の案内として不自然で、不審なメールを見分ける手がかりになります。
ただし、不自然な日本語の有無だけで真偽を判断することはできません。自然な文章で書かれたフィッシングメールにも注意が必要です。
2.「48時間以内」「アカウント停止」で操作を急がせる
短い期限を示し、手続きをしなければ停止すると伝えることで、受信者を焦らせる内容になっています。メールに書かれた期限を根拠に、ログイン情報やカード情報を入力しないでください。
今回のメールの記載だけでは、実際に異常な利用があったのか、アカウントの停止が予定されているのかは確認できません。
3.Vpassの表示やロゴだけでは安全性を判断できない
三井住友カードやSMBCのロゴ、「Vpass」「アプリで開く」という表示は、メールが正規のものである証明にはなりません。表示されている文字と実際のリンク先が異なる可能性があります。
三井住友カードの公式注意喚起でも、不正利用検知の通知などを装って偽のVpassログイン画面へ誘導し、ログイン情報やカード情報を盗む手口が説明されています。
なお、今回の画像には差出人アドレスやリンク先URLが表示されていません。そのため、送信元や誘導先のドメインは確認できません。また、「異常検知のお知らせ」は画像内の見出しであり、メールの件名は確認できていません。
メールを受け取ったときの対処法
- メール内のリンクやボタンからログインしない。
- スマートフォンのホーム画面からVpassアプリを起動し、通知や利用明細を確認する。
- 公式サイトを利用する場合は、登録済みのブックマークなどからアクセスする。
- 誘導先でカード番号、VpassのID・パスワード、認証コードを入力しない。
- 判断に迷った場合は、カード裏面や公式サイトで確認した窓口へ問い合わせる。
情報を入力してしまった場合
VpassのID・パスワードを入力した場合は、公式アプリや公式サイトから速やかに変更し、カード会社へ相談してください。同じパスワードを別のサービスでも使用している場合は、そちらも変更してください。
カード番号などを入力した場合は、三井住友カードの公式窓口から速やかにカードの利用停止手続きを行ってください。認証コードを入力した場合も、その事実を窓口へ伝えてください。
利用明細に身に覚えのない取引がないか確認し、見つかった場合はカード会社へ申し出てください。
よくある質問
「異常検知のお知らせ」はすべて偽物ですか?
すべてが偽物とは限りません。三井住友カードは実際に不正利用の確認通知を行っています。ただし、その通知を装ったフィッシングもあるため、メール内のリンクに頼らず、公式アプリや公式窓口で確認してください。
「アプリで開く」というボタンなら押しても安全ですか?
表示だけでは判断できません。メールのボタンを押すのではなく、ご自身でVpassアプリを起動してください。
三井住友カードを持っていないのに届いた場合は?
メールの指示に従ってアカウントを作成したり、個人情報を入力したりする必要はありません。心当たりがなければリンクを開かず、迷惑メールとして処理してください。
参考:三井住友カードの公式案内
本記事の運営
詐欺被害ナビ編集部
詐欺・迷惑電話・SMSの情報を分析し、被害防止を目的に運営しています。
© 詐欺被害ナビ

