【注意】BTC「bc1qeym0kavvuwr3knvazg7ns0sw9z4p8ws0ev6ga」への送金を要求する脅迫メール
「PCの録画や閲覧履歴を入手した」「48時間以内に対応しなければ全社へ配信する」と脅すメールに注意してください。今回のメールは、身代金の支払い先として次のビットコインアドレスを記載しています。
BTC: bc1qeym0kavvuwr3knvazg7ns0sw9z4p8ws0ev6ga
送金・返信をせず、「証拠動画」を確認するリンクも開かないでください。掲載画像だけでは、実際のデータ流出やアカウント侵害は確認できません。
今回のメールで確認できる特徴
- 自分の差出人アドレスを使用して送信していると主張する。
- Webカメラの録画とブラウザ履歴を外部サーバーへアップロードしたと主張する。
- 「Webcam_Recordings_2026.mp4」「Personal_Browser_History.pdf」というファイル名を示す。
- 48時間という期限を設け、対応しなければ「全社へ配信」すると脅す。
- BTCの送金先と「証拠動画の視聴および公開差し止め手続」というリンクを掲載する。
これらは、データを保有していると思わせて金銭を要求する脅迫メールの特徴です。偽セクストーションメールと共通する手口ですが、今回の本文には性的な内容の明示はありません。
受信したメールの画像
メール全文(画像からの文字起こし)
件名は不自然な文字列を含み、画像で読み取れた範囲を記載しています。伏せられたメールアドレスは[非表示]と表記しています。BTCアドレスは確認後の文字列を掲載しています。
件名:【告告】個人宝デスースの漢法は、アイシスタ比限ます
日時:2026/10/09(金)7:34こんにちは。
あなたの差出人アドレス([非表示])を使用してこのメッセージを送っています。
あなたの PC から抽出されたプライベートデータ(Web カメラの録画ファイル、ブラウザの履歴)が外部サーバーにアップロードされました。
作成されたアーカイブ:
・Webcam_Recordings_2026.mp4
・Personal_Browser_History.pdf身代金の支払期間として、このメールの受信から【48 時間】の猶予を与えます。
支払い先ビットコインアドレス:
BTC: bc1qeym0kavvuwr3knvazg7ns0sw9z4p8ws0ev6ga公開を停止し、アップロードされた動画ファイルを直接確認するには、以下の管理リンクにアクセスしてください。
——————————————————————————–
[証拠動画の視聴および公開差し止め手続] ——————————————————————————–※48 時間のカウントダウンが開始されました。時間内にアクションが確認されない場合、ファイルは自動的に全社へ配信されます。
——————————————————————————–
※本メールへの返信はできません。
「証拠動画」のリンク先にも注意
画像のリンク先表示には、次のURLが見えます。誤アクセス防止のため一部を無効化し、リンクにはしていません。
hxxps://sunilazapo.z6.web.core.windows[.]net/3dt8engsbd/
「動画を確認できる」「公開を止められる」という説明だけで、リンク先の安全性は判断できません。画像からは、そのページの実際の内容や動作は確認できていません。
録画や閲覧履歴を本当に盗まれたのか?
このメールだけでデータ流出を確認することはできません。ファイル名が書かれていても、実際にファイルを保有している証拠にはなりません。「48時間」「全社へ配信」といった表現は、不安を強めて行動を急がせる内容です。
また、メールには送金先がある一方、掲載画像の本文には具体的な請求金額が見当たりません。記載アドレスの所有者や取引履歴も、本記事では確認していません。
自分のアドレスから届いても乗っ取りの証拠にはならない
IPAは、送信元メールアドレスを受信者自身のアドレスに見せかけた偽セクストーションメールを紹介しています。見かけ上の送信元情報は偽装されることがあるため、自分のアドレスが表示されているだけで乗っ取りと判断することはできません。
今回の画像では実際の送信元アドレスやメールヘッダーを確認できないため、送信元偽装の有無も断定できません。
このメールを受け取った場合の対応
- BTCを送金しない。支払いによって公開停止や削除が保証されるわけではありません。
- 返信せず、リンクや添付ファイルを開かない。証拠確認のために誘導先へアクセスすることも避けてください。
- 必要な証拠を保存する。相談が必要な場合に備え、メール原本・受信日時・画面画像を残してください。
- 勤務先のメールなら社内担当者へ相談する。「全社へ配信」という脅しに一人で対応せず、情報システム担当者などへ共有してください。
- 送金済みの場合は利用した暗号資産交換業者と警察へ相談する。送金先アドレス、取引ID、送金日時、金額を保存してください。
リンク先でパスワードを入力した場合は、そのサービスの公式サイトから変更してください。ファイルを実行した場合は、社内担当者などに端末の確認を依頼してください。
よくある質問
48時間を過ぎると本当に全社へ配信されますか?
画像だけでは、そのような配信機能やデータの保有は確認できません。期限の記述を根拠に送金やリンクへのアクセスをしないでください。
メールに書かれたファイル名は流出の証拠ですか?
ファイル名の記載だけでは証拠になりません。実際の端末状況やログなど、別の情報による確認が必要です。
同じ内容のメールが再び届いたらどうすればよいですか?
件名・リンク先・BTCアドレスが変わって届く可能性もあります。同様の脅しに返信・送金せず、必要に応じて迷惑メールとして報告してください。
関連情報・参考資料
過去の同種事例:別のBTCアドレスを記載したセクストーションメールの注意喚起
参考:IPA「メールの見かけ上の送信元情報を安易に信じないで」
本記事は提供されたメール画像に基づき、今回のBTCアドレス、ファイル名、全社配信をうたう文面とリンク誘導を整理したものです。メール本文の主張を事実として認定するものではありません。
本記事の運営
詐欺被害ナビ編集部
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