「保有12,739ポイントの自動消去を回避する限定手続き」はauを装う不審メール
auサービスを利用している人に向けた案内を装い、「保有12,739ポイントの自動消去を回避する限定手続き」と知らせる不審なメールが確認されています。
今回の文面は、ポイントの失効を強調するだけでなく、「au WALLETポイントプログラムのシステム基盤刷新」を理由に移行手続きを求め、さらに「配送先住所の確認・更新」にも言及している点が特徴です。メールの記載だけを信じて手続きを進めたり、個人情報を入力したりしないでください。
確認されたメールの画像
Screenshot
メール本文全文
以下は、提供された画像に写っているメール文を全文転記したものです。画像は「併せてお手続きをお願いいたします。」で終わっており、それ以降の文章やリンクは確認できません。
保有12,739ポイントの自動消去を回避する限定手続き(識別番号:804535)
通知番号:AWP-260923-86434 | 配信日時:2026-09-23 10:33:37
平素よりauサービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。
この度は、au WALLETポイントプログラムのシステム基盤刷新及び関連規約の改定に伴い、重要なお手続きをお願いする運びとなりました。
お客様にご利用いただいておりますポイントは、現行システムから新プラットフォームへ安全に移行する必要がございます。つきましては、下記の期限までにお手続きを完了いただきますようお願い申し上げます。
■ 保有ポイント残高:12,739 pt(約12,739円分相当)
■ 移行手続き期限:2026年9月26日(土) 23:59期限を過ぎますと、ポイントは自動的に失効となり、復旧対応はいたしかねます。また、新システム移行完了後、ポイントによる商品交換サービスをご利用いただく際に「配送先住所の確認・更新」が必要となりますため、併せてお手続きをお願いいたします。
このメールで特に注意したい点
「au WALLETポイント」の移行を理由にしている
メールは「システム基盤刷新」「新プラットフォームへの移行」と説明しています。しかし、auの公式案内によると、「au WALLET ポイント」は2020年5月以降「Pontaポイント」になっています。古い名称を使った移行案内を、今回のメールだけで正規の手続きと判断することはできません。
具体的な残高と期限で手続きを急がせる
「12,739 pt」「2026年9月26日(土) 23:59」と具体的な数字を示し、期限を過ぎると復旧できないと告げています。しかし、画像だけでは、その残高が受信者の実際の保有ポイントであることも、指定された期限に失効することも確認できません。
「配送先住所の確認・更新」にも誘導する
ポイントの移行に加えて、商品交換サービスのための配送先住所の確認・更新を求めています。誘導先で氏名や住所、au ID、パスワードなどの入力を求められても、メール経由では入力しないでください。なお、提供画像には誘導先のURLや入力画面は写っておらず、実際に何の情報を要求するかは未確認です。
ポイント残高を確認する方法
このメール内の案内を使わず、普段利用している公式アプリを開くか、auの公式サイトへ自分でアクセスして確認してください。差出人名や通知番号が記載されていても、それだけで正規のメールとは判定できません。
すでにメールのリンク先でau IDやパスワードを入力した場合は、公式サイト・公式アプリからパスワードを変更し、auの案内に従って不正利用の有無を確認してください。住所やカード情報も入力した場合は、入力内容に応じて関係するサービスへ速やかに相談しましょう。
過去に確認された「12,739ポイント」メールとの違い
詐欺被害ナビでは、すでにKDDI・Pontaを装い「12,739ポイントの自動消去」を知らせる別の不審メールを紹介しています。今回の文面では、au WALLETポイントプログラムの刷新、新プラットフォームへの移行、配送先住所の更新を手続きの理由としている点に注目してください。
関連する事例:「12,739ポイント自動消去の対象」と通知するKDDI・Pontaを装ったメール
まとめ
「ポイントを移行しないと自動消去される」というメールが届いても、記載された期限や残高をそのまま信用しないでください。今回の画像で確認できるのはメール本文の一部画面までであり、送信元や誘導先の詳細は不明です。ポイントの確認や手続きは、メールからではなくauの公式アプリ・公式サイトから行いましょう。
参考:au公式「Pontaポイント統合記念キャンペーン」/au公式「受信したメールやSMSが本当にau/UQ mobileからのものか確認する方法」
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詐欺被害ナビ編集部
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