【詐欺メール】「ご近たらかさんただないなす。」で始まる不審メールに注意
「ご近たらかさんただないなす。」という意味不明な日本語から始まる、不審なセキュリティ通知メールが確認されています。
⚠ 特に注意したい文言
「ご近たらかさんただないなす。」
メールには「重要なお知らせ」「ご自身のアカウントから送信されたメールについて」と記載され、「通常とは異なるメールが送信されたことが確認されています」などと、アカウントに問題が発生したかのように通知しています。
さらに、「送信履歴を確認する」「アカウントのアクセス履歴を確認する」というリンクを設置し、外部サイトへアクセスするよう誘導しています。
このようなメールが届いても、本文に記載されたリンクをクリックしたり、リンク先でメールアドレス・ID・パスワードなどを入力したりしないでください。
実際に届いた不審メールの全文
今回確認されたメールには、以下の内容が記載されています。
ご近たらかさんただないなす。
重要なお知らせ
ご自身のアカウントから送信されたメールについて
ご利用のアカウントから、通常とは異なるメールが送信されたことが確認されています。
送信元として記録されているアカウントは、お客様ご自身が現在ご利用のアカウントです。
このメールの送信に心当たりがない場合は、最近の送信履歴をご確認ください。
送信履歴を確認する
https://wasewowe.z28.web.core.windows.net/k2z6gqyu/あわせて、アカウントへの最近のアクセス状況をご確認いただくことをおすすめします。
アカウントのアクセス履歴を確認する
https://wasewowe.z28.web.core.windows.net/k2z6gqyu/セキュリティチーム
「ご近たらかさんただないなす。」という不自然な日本語に注目
今回のメールで特に目立つのが、冒頭に記載されている「ご近たらかさんただないなす。」という文章です。
通常の日本語として意味が通らず、正規の企業やサービスが利用者に送信する重要なセキュリティ通知としては非常に不自然です。
フィッシングメールや迷惑メールでは、機械翻訳や自動生成などが原因とみられる意味の通らない日本語、誤字、不自然な言い回しが含まれているケースがあります。
ただし、日本語が自然だから安全というわけではありません。最近では自然な日本語で作られたフィッシングメールもあるため、文章だけでなく、送信元やリンク先などもあわせて確認することが重要です。
このメールの不審なポイント
- 「ご近たらかさんただないなす。」という意味不明な文章から始まっている
- 具体的な企業名やサービス名が記載されていない
- 差出人が「セキュリティチーム」とだけ記載されている
- どのアカウントで問題が発生したのか明確にされていない
- 「通常とは異なるメールが送信された」と不安をあおっている
- 「送信履歴」と「アクセス履歴」の確認先が同じURLになっている
- メール本文から外部サイトへアクセスするよう誘導している
「web.core.windows.net」のURLだから安全とは限らない
今回のメールに記載されているリンク先は、以下のURLです。
https://wasewowe.z28.web.core.windows.net/k2z6gqyu/
URLには「windows.net」という文字列が含まれているため、Microsoft関連の正規ページだと思ってしまう可能性があります。
しかし、クラウドサービスやWebホスティングサービスでは、第三者がコンテンツを公開できる仕組みが提供されている場合があります。
URLに「windows」など有名なサービスを連想させる文字が含まれていることだけで、リンク先が安全だと判断してはいけません。
「送信履歴を確認する」をクリックしない
メールでは「送信履歴を確認する」というリンクをクリックさせようとしています。
本当に自分のメールアカウントから不審なメールが送信されていないか確認したい場合でも、メール本文に記載されたリンクからアクセスしないでください。
普段利用しているメールサービスの公式アプリを直接起動するか、ブラウザから公式サイトを自分で開き、送信済みメールやログイン履歴、セキュリティ情報を確認してください。
「アカウントのアクセス履歴を確認する」もクリックしない
「アカウントのアクセス履歴を確認する」というリンクについても同様です。
不審なメールから偽のログインページへ誘導し、メールアドレスやパスワードなどを入力させる手口があるため注意が必要です。
セキュリティに関する警告メールが届いた場合は、メールのリンクを使わず、必ず利用しているサービスの公式サイト・公式アプリから確認してください。
リンクをクリックしてしまった場合
リンクをクリックしただけで、個人情報やログイン情報を入力していない場合は、ページを閉じ、それ以上操作しないようにしてください。
また、不審なファイルやアプリのダウンロードを求められても、インストールしないでください。
IDやパスワードを入力してしまった場合
リンク先でメールアドレス、ID、パスワードなどを入力してしまった場合は、速やかに正規サイトまたは公式アプリからパスワードを変更してください。
同じパスワードを複数のサービスで使用している場合は、ほかのサービスについても変更を検討してください。
また、利用できる場合は2段階認証・多要素認証を設定し、ログイン履歴や送信済みメールなどに身に覚えのない操作がないか確認しましょう。
不審なセキュリティ通知メールへの対策
- メール本文のリンクを安易にクリックしない
- 送信元のメールアドレスを確認する
- 企業名やサービス名が明記されているか確認する
- 不自然な日本語や意味不明な文章に注意する
- ログインを求められてもメール内のリンクから入力しない
- 公式サイトや公式アプリからアカウント状況を確認する
- 不審な添付ファイルやアプリを開かない
まとめ|「ご近たらかさんただないなす。」で始まるメールは要注意
「ご近たらかさんただないなす。」という意味不明な文章に続いて、「重要なお知らせ」「ご自身のアカウントから送信されたメールについて」と表示される不審なメールには注意してください。
「通常とは異なるメールが送信された」「アクセス履歴を確認してください」などと書かれていると、自分のアカウントが不正利用されたのではないかと不安になるかもしれません。
しかし、慌ててメール内のリンクをクリックするのは危険です。
心当たりのないセキュリティ通知が届いた場合は、メール本文のリンクを利用せず、利用しているサービスの公式サイトや公式アプリから状況を確認してください。
本記事の運営
詐欺被害ナビ編集部
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