JCBを装い、「アカウントを介した不自然な現金引き出しを検知した」などと不安をあおるメールが確認されています。
メールには「取引阻止・本人確認はこちら」と記載されており、受信者を偽サイトへ誘導して、カード番号や個人情報、認証情報などを入力させるフィッシング詐欺の可能性があります。
メールに記載されたリンクは開かず、個人情報やカード情報を入力しないでください。
確認されたJCBを装うメールの全文
【重要】JCBのアカウントにおける不審な出金検知に関する緊急のご案内
JCBから会員様へ、緊急のご連絡事項がございます。
弊社の自動防犯ネットワークによる調査の結果、お客様のJCBアカウントを介した不自然な現金引き出しの兆候を捉えました。
厳正な安全性評価を踏まえ、口座が悪用されている恐れが非常に高いと見なされたため、速やかな状況確認が不可欠となります。
【検知されたお取引情報】
発生日時:2026年9月9日 午前9時17分頃
発生場所:東京都内 ATM
取引種別:現金によるお引き出し
取引金額:30,000円
万が一、該当するお引き出しに全く心当たりがない場合は、アカウントの保全を優先するため、以下の専用リンクより直ちにご本人様確認を実施し、出金のブロック処理を完了させてください。
▼ 取引阻止・本人確認はこちら(24時間受付)
このメールがフィッシング詐欺と疑われる理由
- 「緊急」「口座が悪用されている」などの表現で受信者を焦らせている
- 不審な現金引き出しがあったとして、リンクからの本人確認を要求している
- 宛名が個人名ではなく「会員様」となっている
- 「自動防犯ネットワーク」など、仕組みの詳細が分からない表現を使用している
- リンク先でカード番号や認証情報を入力させる可能性がある
詐欺メールは、実在するカード会社の名称やロゴを使用することがあります。見た目だけで本物と判断せず、送信元メールアドレスやリンク先のドメインを慎重に確認してください。
メールを受信した場合の対処方法
- メール本文のリンクを開かない
- 添付ファイルを開かない
- カード番号、暗証番号、セキュリティコードを入力しない
- メールに返信しない
- 利用状況はJCB公式アプリや公式サイトから確認する
- 不審な利用がある場合は、カード裏面に記載された窓口へ連絡する
本当に30,000円の利用があったか確認する場合も、メール内のリンクは使用せず、普段利用しているJCB公式アプリや、ブラウザへ登録した公式サイトから確認してください。
カード情報を入力してしまった場合
偽サイトにカード番号やセキュリティコード、MyJCBのログイン情報などを入力してしまった場合は、直ちにカード会社へ連絡し、カードの利用停止や再発行について相談してください。
また、同じIDやパスワードをほかのサービスでも使用している場合は、それぞれ異なるパスワードへ変更しましょう。不審な決済がないか、カードの利用明細も継続して確認してください。
まとめ
「JCBのアカウントにおける不審な出金検知に関する緊急のご案内」というメールは、受信者の不安をあおり、偽の本人確認ページへ誘導するフィッシング詐欺が疑われます。
「取引阻止」「本人確認」「24時間受付」などと記載されていても、メール内のリンクにはアクセスしないでください。確認が必要な場合は、JCB公式サイトや公式アプリ、カード裏面の連絡先を利用してください。
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詐欺被害ナビ編集部
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