【重要】ヤマト運輸を装い、「住所不明」「保管期限」「再配達手数料550円」などと不安をあおるフィッシングメールに注意してください。
ヤマト運輸を装った再配達メールに注意
ヤマト運輸株式会社お客様サポートセンターを名乗り、荷物の配達先住所が不明確であるとして、偽の再配達手続きへ誘導するメールが確認されています。
メールには「本日中に手続きが必要」「保管期限を過ぎると返品される」「再配達手数料として550円が必要」などと記載されていますが、リンク先はヤマト運輸の公式サイトではありません。
記載されたリンクにはアクセスせず、個人情報やクレジットカード情報を入力しないでください。
届いたメールの全文
ヤマト運輸株式会社
お客様サポートセンター
ご依頼主番号(お問い合わせ番号):5601-4198-9007
このたびは、ヤマト運輸をご利用いただき、誠にありがとうございます。
重要なお知らせ:ご指定の配達先住所が不明確なため、本日をもって配達を一時中断いたしました。
現在、お荷物は最寄りの営業所にて保管(保管期限:2026年9月2日(火))となっております。
このまま保管期限を過ぎますと、自動的に返品手続きへ移行いたします。
再配達をご希望の場合は、以下のリンクよりログインし、ご住所のご確認および再配達手数料のお支払いを本日中に完了させてください。
再配達手続きはこちら(ログイン必要)
https://3zne80b4ob7epjk3.s3.amazonaws.com/l7nr0fvs.html
※再配達手数料として550円(税込)が別途発生いたします。
※お支払い確認後、翌営業日(2026/9/3)までに再配達を手配いたします。
※上記は注意喚起のために掲載した不審メールの全文です。記載されたURLへアクセスしないでください。
このメールが危険と判断できるポイント
- リンク先がヤマト運輸の公式ドメインではない
- 「amazonaws.com」上の不審なページへ誘導している
- 住所不明を理由に再配達手数料550円を要求している
- 「本日中」と期限を区切り、急いで手続きさせようとしている
- 荷物の具体的な送り主や品名が記載されていない
- 日付と曜日の表記に矛盾がある
特に、リンク先のドメインが「s3.amazonaws.com」となっており、ヤマト運輸の公式サイトではない点は明確な危険信号です。
また、メールには「2026年9月2日(火)」とありますが、2026年9月2日は水曜日です。このような日付と曜日の不一致も、不審なメールを見分ける手掛かりになります。
狙いはカード情報や個人情報の窃取
リンク先では、ヤマト運輸の公式ページに似せた偽サイトが表示される可能性があります。
再配達のためと称して、次の情報を入力させることが主な目的と考えられます。
- 氏名
- 住所
- 電話番号
- メールアドレス
- クロネコメンバーズのログイン情報
- クレジットカード番号
- カードの有効期限
- セキュリティコード
少額の「550円」を提示することで警戒心を弱め、クレジットカード情報を入力させる手口に注意が必要です。
荷物の状況は公式サイトから確認する
荷物に心当たりがある場合でも、メール内のリンクから確認してはいけません。
ブラウザや公式アプリからヤマト運輸の公式サイトを直接開き、送り状番号を入力して配送状況を確認してください。
ヤマト運輸の公式サイトでも、同社を装った迷惑メールや、なりすましサイトへの誘導について注意を呼びかけています。
メールを受け取った場合の対処法
- メールに記載されたURLを開かない
- 返信や転送をしない
- 添付ファイルがある場合は開かない
- 公式サイトや公式アプリから配送状況を確認する
- 不審なメールを迷惑メールとして報告し、削除する
- 同じ送信元から届く場合は受信拒否を設定する
リンクを開いてしまった場合
リンクを開いただけで、個人情報などを入力していない場合は、ページを閉じてブラウザの履歴やキャッシュを削除してください。
不審なファイルやアプリをダウンロードした場合は、端末をネットワークから切断し、セキュリティソフトで確認しましょう。
カード情報を入力した場合の対応
クレジットカード情報を入力してしまった場合は、直ちにカード会社へ連絡し、カードの利用停止や再発行を依頼してください。
- カード会社に不正利用の可能性を伝える
- 利用明細に不審な決済がないか確認する
- カードの利用停止と再発行を依頼する
- 同じパスワードを使用しているサービスも変更する
- 身に覚えのない認証通知を承認しない
個人情報を入力した場合の対応
氏名、住所、電話番号、メールアドレスなどを入力した場合、別の詐欺メールや不審電話に悪用される可能性があります。
今後届く「カード会社」「警察」「配送会社」「通販サイト」などを名乗る連絡にも十分注意してください。
よくある質問
ヤマト運輸から再配達手数料550円を求められました。本物ですか?
今回確認されたメールは、ヤマト運輸とは関係のないドメインへ誘導しているため、フィッシングメールと判断できます。メール内のリンクから支払わないでください。
お問い合わせ番号が書かれていても偽物ですか?
番号が記載されているだけでは、本物である証明になりません。番号を確認する場合は、メール内のリンクではなく、ヤマト運輸の公式サイトを直接開いて検索してください。
「amazonaws.com」はヤマト運輸のサイトですか?
いいえ、ヤマト運輸の公式ドメインではありません。今回のように、クラウドサービス上へ作成した偽ページがフィッシングに悪用される場合があります。
リンクを開いただけなら大丈夫ですか?
情報の入力やファイルのダウンロードをしていなければ、被害に至っていない可能性があります。ただし、ページを閉じ、端末やブラウザに不審な変化がないか確認してください。
まとめ
ヤマト運輸を装う「住所不明」「保管期限」「再配達手数料550円」といったメールは、受信者を偽サイトへ誘導するフィッシングメールです。
「本日中」「荷物を返品する」などと急かされても、メール内のリンクにはアクセスしないでください。
配送状況は、ヤマト運輸の公式サイトまたは公式アプリから確認しましょう。
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詐欺被害ナビ編集部
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