【dカードを名乗るSMS】「お客さま情報の確認手続き」に注意|URLを開く前に送信元を確認
「DOCOMO FG」や「株式会社NTTドコモ・フィナンシャルグループ」を名乗り、dカード利用者に対して、
「お客さま情報のご確認手続きをお願いいたします」
「登録情報に変更がない場合も手続きが必要です」
「手続き期限までにURLへアクセスしてください」
などと案内するSMSが確認されています。
今回確認されたメッセージには、dカードの公式ドメインとみられるURLが記載されています。しかし、SMSに表示される送信者名だけでは、本当に公式から配信されたものかを完全に判断することはできません。
SMS内のリンクをすぐに開かず、dカード公式アプリやブックマーク、検索結果から公式サイトへ直接アクセスして、同じ案内が掲載されているか確認してください。

確認されたSMSの内容
今回確認されたSMSには、次のような内容が記載されていました。
弊社では、お客さまとのお取引の内容、状況等に応じて、定期的にお客さまに関する情報やお取引の目的等を確認させていただいております。
つきましては、以下のURL、又はご自身でdカードサイトへアクセスいただき、お客さま情報のご確認手続きをお願いいたします。
※登録情報に変更が無いお客様もお手続きが必要です。
※行き違いでお手続き完了後にご連絡を差し上げている場合は、ご容赦いただけますようお願いいたします。
■お手続き期限:2026年10月03日
■お手続きはコチラ
[http://fw.dcard.docomo.ne.jp/op/amldm/](http://fw.dcard.docomo.ne.jp/op/amldm/)
■本ご案内に関する詳細はコチラ
[https://dcard.docomo.ne.jp/st/attention/identification/index.html](https://dcard.docomo.ne.jp/st/attention/identification/index.html)
■各種お問い合わせはコチラ
[http://fw.dcard.docomo.ne.jp/cp_mail/info/](http://fw.dcard.docomo.ne.jp/cp_mail/info/)
■発行 株式会社NTTドコモ・フィナンシャルグループ
東京都千代田区永田町2-11-1 山王パークタワー
このSMSは詐欺なのか
画像内のURLには「dcard.docomo.ne.jp」というドメインが使われており、文面だけを見ると公式案内に見えます。
ただし、以下の理由から、SMSだけで安全性を断定することはおすすめできません。
- 送信者名の表示だけでは本物か判断できない
- 公式企業の名称や住所をコピーした詐欺SMSが存在する
- 表示されている文字と実際のリンク先が異なる場合がある
- 転送用URLから偽サイトへ誘導される可能性がある
- 類似した文面を使ったフィッシング詐欺が発生する可能性がある
本物と思われるSMSであっても、メッセージ内のURLから手続きせず、公式アプリや公式サイトの会員ページから確認する方法が安全です。
dカードを装うフィッシング詐欺の目的
dカードやNTTドコモを装った偽SMSでは、受信者を偽のログイン画面へ誘導し、次の情報を盗み取ろうとする場合があります。
- dアカウントのIDやパスワード
- クレジットカード番号
- カードの有効期限やセキュリティコード
- 氏名、生年月日、住所、電話番号
- ワンタイムパスワードや認証コード
これらの情報を入力すると、dアカウントへの不正ログインやクレジットカードの不正利用につながるおそれがあります。
SMSを受信した場合の安全な確認方法
- dカード公式アプリを起動する
- ブラウザのブックマークから公式サイトを開く
- 公式サイトの会員ページにログインする
- お知らせや登録情報確認の案内が表示されているか確認する
- 不明な場合はカード裏面記載の公式窓口へ問い合わせる
検索エンジンを利用する場合も、広告として表示される偽サイトに注意が必要です。可能であれば、普段使用しているdカード公式アプリや登録済みのブックマークから確認してください。
フィッシング詐欺を見分けるポイント
次のような特徴があるSMSには特に注意してください。
- 「本日中」「24時間以内」などと手続きを急がせる
- 利用停止やアカウント凍結をほのめかす
- 本人確認や登録情報更新を理由にログインを求める
- カード番号や暗証番号の入力を求める
- 不自然な日本語や見慣れないURLが使われている
- 短縮URLや意味不明な文字列のURLが記載されている
今回のように文章やURLが自然に見える場合でも、公式アプリなど別の経路から確認することが重要です。
リンクを開いてしまった場合
リンクを開いただけで、直ちに個人情報が盗まれるとは限りません。
ただし、リンク先でアプリやファイルをダウンロードした場合は、端末内に不審なアプリがインストールされていないか確認してください。
また、ブラウザの通知を許可してしまった場合は、ブラウザの設定から不審なサイトの通知権限を削除しましょう。
ログイン情報を入力してしまった場合
偽サイトの可能性があるページでdアカウントのIDやパスワードを入力した場合は、速やかに次の対応を行ってください。
- dアカウントのパスワードを変更する
- 同じパスワードを使用しているサービスも変更する
- 不審なログイン履歴がないか確認する
- 登録メールアドレスや電話番号が変更されていないか確認する
- 公式窓口へ状況を相談する
カード情報を入力してしまった場合
クレジットカード番号、有効期限、セキュリティコード、暗証番号などを入力した場合は、カード会社へ速やかに連絡してください。
利用停止やカード番号変更などの対応が必要になる場合があります。
あわせて、利用明細を確認し、身に覚えのない決済がないか継続的に確認しましょう。
認証コードを伝えてしまった場合
SMSで届いたワンタイムパスワードや認証コードを入力した場合、不正ログインや不正決済が完了している可能性があります。
認証コードは、警察、カード会社、通信会社、金融機関を名乗る相手であっても、電話やメッセージで伝えないでください。
すぐに公式窓口へ連絡し、アカウントやカードの利用状況を確認してください。
不審なSMSの相談先
不審なSMSやフィッシングサイトについては、次の窓口へ相談できます。
- 警察相談専用電話:#9110
- 消費者ホットライン:188
- 緊急性がある場合:110
- フィッシング対策協議会:不審なメールやSMSの情報提供窓口
金銭的な被害が発生した場合は、カード会社や金融機関へ連絡したうえで、最寄りの警察署にも相談してください。
まとめ
「DOCOMO FG」や株式会社NTTドコモ・フィナンシャルグループを名乗り、「お客さま情報の確認手続き」を求めるSMSを受信しても、すぐにメッセージ内のURLを開かないようにしてください。
今回のSMSには公式ドメインとみられるURLが記載されていますが、送信者表示や文面だけで本物と断定することはできません。
dカードに関する手続きは、SMS内のリンクではなく、dカード公式アプリや公式サイトの会員ページから確認しましょう。
家族や知人にも情報を共有し、特にスマートフォンの操作に不慣れな方が、不審なリンクから個人情報やカード情報を入力しないよう注意を呼びかけてください。
よくある質問
「DOCOMO FG」と表示されていれば本物ですか?
送信者名が「DOCOMO FG」と表示されていても、それだけで本物とは断定できません。公式アプリや公式サイトの会員ページから同じ案内が確認できるか調べてください。
URLが「docomo.ne.jp」なら安全ですか?
表示上のURLが公式ドメインに見えても、実際に開くリンク先が異なる可能性があります。SMS内のリンクを使わず、公式アプリなどからアクセスする方法が安全です。
登録情報に変更がなくても手続きは必要ですか?
実際に手続きが必要かどうかは、dカード公式サイトまたは公式アプリ内のお知らせから確認してください。SMSの記載内容だけで判断しないようにしましょう。
SMSのリンクを開いただけですが、どうすればよいですか?
情報を入力していなければ、直ちに被害が発生するとは限りません。画面を閉じ、不審なアプリやファイルをダウンロードしていないか確認してください。
カード情報を入力してしまいました。どうすればよいですか?
すぐにカード会社の公式窓口へ連絡し、カードの利用停止や再発行について相談してください。利用明細も確認し、身に覚えのない決済がある場合は警察にも相談しましょう。
本記事の運営
詐欺被害ナビ編集部
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