【警戒】Amazon「ご注文の返金処理一時保留のお知らせ」はフィッシング詐欺か|返金確認ボタンに要警戒
Amazonを装い、「返金処理が一時保留されている」として、偽のログイン画面へ誘導する不審なメールが確認されています。
メールには「通常とは異なる地域または端末から返金申請が行われた」「返金手続きを再開するには本人確認が必要」などと記載され、「返金の確認」ボタンを押すよう促しています。
Amazonの名前やロゴが使われていても、メール内のリンクからAmazonアカウントへログインしてはいけません。パスワードやクレジットカード情報を盗み取るフィッシング詐欺の可能性があります。
Amazonを装った不審メールの画像

※画像内の「返金の確認」ボタンやメール内のリンクは押さないでください。
不審メールの件名
【Amazon】ご注文の返金処理一時保留のお知らせ
メール本文の内容
返金処理に関する確認のお願い
いつもAmazonをご利用いただき、誠にありがとうございます。
お客様のアカウントに関連する最近のご注文について、返金処理の申請が通常とは異なる地域または端末から行われた可能性が確認されました。Amazonのセキュリティ基準に基づき、第三者による不正操作の疑いを排除するため、該当する返金処理を一時的に保留させていただいております。
返金手続きを再開するためには、お客様ご自身によるご確認が必要となります。
以下の「返金の確認」ボタンよりサインインいただき、内容に誤りがないかご確認をお願いいたします。
お早めにご対応いただけますと幸いです。ご確認が遅れますと、返金処理によりお時間をいただく場合がございます。
返金の確認
手続き期限:2026年08月4日(火)
何卒よろしくお願い申し上げます。
このメールがフィッシング詐欺と疑われる理由
- 返金処理の保留を理由にログインを求めている
- 「返金の確認」ボタンから外部サイトへ誘導しようとしている
- 翌日など短い期限を設定し、受信者を焦らせている
- 具体的な注文番号、商品名、返金額が記載されていない
- 「通常とは異なる地域や端末から操作された」と不安をあおっている
- Amazon公式メールに見せかけた画像やデザインが使われている
フィッシングメールでは、返金、未払い、アカウント停止、不正利用などの言葉を使い、受信者を偽サイトへ誘導する手口が多く見られます。
「返金の確認」ボタンは押さないでください
メール内の「返金の確認」ボタンを押すと、Amazonのログイン画面に似せた偽サイトへ移動する可能性があります。
偽サイトでは、次のような情報の入力を要求されることがあります。
- Amazonアカウントのメールアドレス
- ログインパスワード
- 氏名、生年月日、住所、電話番号
- クレジットカード番号
- カードの有効期限
- セキュリティコード
- ワンタイムパスワードや認証コード
入力した情報は、不正ログイン、クレジットカードの不正利用、なりすましなどに悪用されるおそれがあります。
Amazonから返金に関するメールが届いた場合の確認方法
本当に返金処理が行われているか確認する場合は、メール内のボタンやリンクを使用しないでください。
- Amazon公式アプリを直接起動する
- ブラウザの検索結果やブックマークからAmazon公式サイトへアクセスする
- 注文履歴を開く
- 該当する注文の返金状況を確認する
- メッセージセンターに同じ案内が届いているか確認する
注文履歴やメッセージセンターに該当する情報がない場合は、フィッシングメールである可能性が高いと考えられます。
不審なAmazonメールを受信したときの対処法
メール内のリンクを押さない
本文に表示されたURLやボタンは押さず、メールを閉じてください。
添付ファイルを開かない
不審な添付ファイルには、マルウェアや不正プログラムが含まれている可能性があります。
送信元アドレスを確認する
表示名が「Amazon」であっても、実際の送信元メールアドレスがAmazonとは無関係なドメインである場合があります。
メールを削除する
公式アプリや公式サイトで問題がないことを確認した後、不審メールは迷惑メールとして報告し、削除してください。
リンクを押してしまった場合
リンクを押しただけで、個人情報を入力していない場合は、ページを閉じてください。
念のため、ブラウザの履歴やキャッシュを削除し、端末のセキュリティチェックを行いましょう。
不審なアプリやファイルをダウンロードした場合は、インストールせず削除してください。すでにインストールした場合は、通信を切断し、端末のセキュリティ確認を行ってください。
Amazonアカウント情報を入力してしまった場合
偽サイトにAmazonのメールアドレスやパスワードを入力した場合は、直ちにAmazon公式サイトまたは公式アプリからパスワードを変更してください。
- Amazonのパスワードを変更する
- 同じパスワードを使用している他のサービスも変更する
- Amazonの注文履歴を確認する
- 登録されている配送先や支払い方法を確認する
- 不審な注文やギフトカード購入がないか確認する
- 2段階認証を設定する
不審な注文やアカウント情報の変更があった場合は、Amazonの公式サポートへ連絡してください。
クレジットカード情報を入力してしまった場合
カード番号、有効期限、セキュリティコードなどを入力した場合は、カード裏面などに記載されたカード会社の公式窓口へ至急連絡してください。
カードの利用停止や再発行が必要になる場合があります。利用明細も継続的に確認し、身に覚えのない請求がないか確認してください。
認証コードを伝えてしまった場合
SMSなどで届いたワンタイムパスワードや認証コードを偽サイトへ入力した場合、第三者にアカウントへログインされている可能性があります。
直ちにパスワードを変更し、注文履歴、支払い方法、配送先、ログイン状況を確認してください。
相談窓口
金銭的な被害や不正利用が発生した場合は、カード会社や金融機関へ連絡したうえで、次の窓口への相談を検討してください。
- 警察相談専用電話:#9110
- 消費者ホットライン:188
- 緊急性がある場合:110
メール本文、送信元アドレス、リンク先URL、入力した情報、利用明細などは、削除せず証拠として保存しておきましょう。
よくある質問
Amazonの返金処理が保留されることはありますか?
注文や支払い状況によって返金に時間がかかる場合はありますが、メール内のリンクから個人情報やカード情報の入力を求める案内には警戒が必要です。Amazon公式アプリや公式サイトの注文履歴から確認してください。
送信者名がAmazonなら本物ですか?
送信者名は簡単に偽装できます。「Amazon」と表示されていても、本物とは限りません。送信元メールアドレスや、Amazon公式のメッセージセンターを確認してください。
メールのボタンを押しただけで被害に遭いますか?
ボタンを押しただけで必ず被害が発生するとは限りません。ただし、不正なファイルのダウンロードや、偽サイトへの情報入力には注意が必要です。ページを閉じ、ダウンロード履歴や端末の状態を確認してください。
返金予定があるため判断できません
実際に返金予定がある場合でも、メール内のリンクは使用せず、Amazon公式アプリまたは公式サイトの注文履歴から返金状況を確認してください。
まとめ
「【Amazon】ご注文の返金処理一時保留のお知らせ」というメールは、返金手続きの保留を理由に「返金の確認」ボタンを押させ、偽サイトへ誘導するフィッシングメールの可能性があります。
メール内のリンクやボタンは押さず、Amazon公式アプリまたは公式サイトから注文履歴を確認してください。
アカウント情報やクレジットカード情報を入力してしまった場合は、パスワードの変更、カード会社への連絡、不審な注文や請求の確認を速やかに行いましょう。
本記事の運営
詐欺被害ナビ編集部
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