【特殊詐欺に警戒】秋田市の40代女性が警察官・検事を名乗る詐欺で178万円被害
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秋田市で警察官をかたる特殊詐欺被害が発生
秋田市に住む40代の女性が、警察官や検事を名乗る人物から「詐欺事件の容疑者として疑われている」などとうその説明を受け、現金178万円をだまし取られる特殊詐欺被害が発生しました。
犯人は電話だけでなく、LINEのビデオ通話も使用して女性を信用させ、捜査への協力を装って指定口座への振り込みを要求したとみられています。
詐欺被害の詳しい手口
警察によると、2026年7月、秋田市に住む40代女性の携帯電話に、警察官を名乗る人物から電話がありました。
電話の相手は、女性に対して次のような内容を伝えたとされています。
- 「あなたが詐欺事件の被疑者として疑われている」
- 「主犯格が、あなたから銀行口座を40万円で購入したと話している」
- 「あなたもキャッシュバックとしてお金を受け取っていることが分かっている」
その後、女性はLINEで連絡を取るよう指示され、ビデオ通話を開始しました。
ビデオ通話には検事を名乗る人物も現れ、女性の口座残高を確認したうえで、次のように振り込みを求めたとされています。
「口座にあるお金が犯罪に関係する資金ではないことを証明するため、指定する口座に振り込んでほしい」
女性は相手の話を信用し、指示された口座へ現金178万円を振り込んでしまいました。
その後、相手と連絡が取れなくなったため、女性が警察へ相談し、被害が発覚しました。
警察がLINEで取り調べや送金を指示することはありません
警察官や検察官が、捜査を理由にLINEへ誘導したり、現金を指定口座へ振り込ませたりすることはありません。
また、警察が「資金を調査する」「犯罪に関係していないことを証明する」などの理由で、個人の預金を預かることもありません。
相手が警察官を名乗り、氏名や住所などの個人情報を知っていた場合でも、すぐに信用しないでください。
警察官・検事を名乗る詐欺の特徴
- 「あなたが事件の容疑者になっている」と不安をあおる
- 「逮捕される」「口座を凍結する」などと脅す
- LINEやSNSでの連絡を指示する
- ビデオ通話で警察手帳や逮捕状のようなものを見せる
- 銀行口座の残高や資産状況を聞き出す
- 「資金調査」「安全確認」などの名目で振り込みを要求する
- 家族や周囲の人に相談しないよう指示する
不審な電話を受けたときの対処方法
- 相手の指示に従わず、すぐに電話を切る
- LINEやSNSを追加しない
- 口座残高や暗証番号、個人情報を教えない
- 指定された口座へ送金しない
- 相手から伝えられた番号ではなく、警察署の公式番号へ確認する
- 家族や身近な人、警察へ相談する
警察官を名乗る電話であっても、少しでも不審に感じた場合は、その場で対応を続けず、一度電話を切ることが重要です。
すでに振り込んでしまった場合
現金を振り込んでしまった場合は、時間を置かず、すぐに振込先の金融機関と警察へ連絡してください。
- 警察相談専用電話:#9110
- 緊急性がある場合:110番
- 消費者ホットライン:188
振込先の口座情報、電話番号、LINEアカウント、通話履歴、メッセージ、振込明細などは削除せず、証拠として保存してください。
情報元
本件は、NHKが報じた特殊詐欺被害の情報をもとに、詐欺被害防止の観点から内容を整理しています。
よくある質問
警察からLINEで連絡が来ることはありますか?
警察が突然電話をかけ、LINEを追加させたうえで、取り調べや資金調査を行うことはありません。LINEへの誘導があった場合は、詐欺を疑ってください。
ビデオ通話で警察手帳を見せられました。本物ですか?
画面に映った警察手帳や逮捕状のような書類は、偽造されている可能性があります。映像だけで本物と判断せず、電話を切って警察署の公式番号へ確認してください。
警察官に口座残高を聞かれた場合は答えるべきですか?
電話やLINEで口座残高、暗証番号、インターネットバンキングの情報を聞かれても、絶対に答えないでください。

