【Amazon詐欺メール】「返金処理に関する確認のお願い」に注意!偽サイトへ誘導するフィッシング詐欺
Amazonを名乗り、件名を「【確認待】返金処理に関する確認のお願い」とする不審なメールが確認されています。
メールには「通常とは異なる地域または端末から返金申請が行われた」「返金処理を一時的に保留している」などと記載され、受信者に不正利用への不安を抱かせて、偽のログインページへ誘導しようとします。
このメールは、Amazonを装ったフィッシング詐欺の可能性が極めて高いものです。
メール内の「返金の確認」ボタンやURLは絶対に開かず、AmazonのID・パスワード、クレジットカード情報を入力しないでください。
確認されたAmazon詐欺メールの画像

不審メールの件名・送信元・リンク先
| 件名 | 【確認待】返金処理に関する確認のお願い |
|---|---|
| 表示名 | Amazon |
| 送信元 | akrso@liuhh.com |
| 誘導先URL | jinzaoyuan.comを含む不審なURL |
| 手続き期限 | 2026年7月25日 |
※安全のため、不審なURLの一部を省略して記載しています。アクセスしないでください。
メールに記載されている内容
返金処理に関する確認のお願い
いつもアマゾンをご利用いただき、誠にありがとうございます。
お客様のアカウントに関連する最近のご注文について、返金処理の申請が通常とは異なる地域または端末から行われた可能性が確認されました。
アマゾンのセキュリティ基準に基づき、第三者による不正操作の疑いを排除するため、該当する返金処理を一時的に保留させていただいております。
返金手続きを再開するためには、お客様ご自身によるご確認が必要となります。
以下の「返金の確認」ボタンよりサインインいただき、内容に誤りがないかご確認をお願いいたします。
ご確認が遅れますと、返金処理が取り消される場合がございます。
手続き期限:2026年07月25日
※上記は注意喚起を目的として、不審メールの内容を掲載したものです。
このメールがフィッシング詐欺と判断できる理由
1.送信元メールアドレスがAmazonと無関係
メールの表示名は「Amazon」となっていますが、実際の送信元は「akrso@liuhh.com」です。
メールの表示名は送信者が自由に設定できるため、「Amazon」と表示されているだけでは正規メールと判断できません。
2.リンク先がAmazonのドメインではない
画像で確認できる「返金の確認」ボタンのリンク先には、「jinzaoyuan.com」というAmazonとは関係のないドメインが使用されています。
Amazonを名乗るメールであっても、リンク先がAmazonと無関係なドメインの場合は、偽サイトへ誘導するフィッシング詐欺を疑ってください。
3.返金処理の取り消しを示唆して急がせている
メールでは「確認が遅れると返金処理が取り消される場合がある」「手続き期限は2026年7月25日」などと記載されています。
期限や不利益を強調し、受信者を焦らせてリンクを押させるのは、フィッシング詐欺で多く見られる手口です。
4.「返金の確認」ボタンからサインインを求めている
不審なリンクを開くと、Amazonのログイン画面に似せた偽サイトが表示され、メールアドレス、電話番号、パスワードなどの入力を求められる可能性があります。
さらに、氏名、住所、クレジットカード番号、カード有効期限、セキュリティコードなどを盗み取られるおそれがあります。
このメールを受信した場合の対処方法
- 「返金の確認」ボタンを押さない
- メール内のURLを開かない
- メールに返信しない
- 添付ファイルがある場合は開かない
- AmazonのIDやパスワードを入力しない
- クレジットカード情報を入力しない
- 迷惑メールまたはフィッシングメールとして報告する
- メールを削除する
返金状況を確認したい場合
実際にAmazonで返品や返金の手続きを行っている場合でも、メール内のリンクから確認してはいけません。
Amazonの公式アプリを直接起動するか、普段使用しているブラウザのブックマークなどからAmazon公式サイトへアクセスし、「注文履歴」や「メッセージセンター」を確認してください。
注文履歴に該当する返金手続きが表示されていなければ、メール自体が偽物である可能性があります。
リンクを押してしまった場合
リンクを開いただけで、パスワードやカード情報を入力していない場合は、ページを閉じてください。
不審なファイルやアプリをダウンロードした場合は、開いたりインストールしたりせずに削除し、端末のセキュリティチェックを行いましょう。
Amazonのパスワードを入力してしまった場合
- Amazonの公式アプリまたは公式サイトからパスワードを変更する
- 注文履歴や登録住所、支払い方法に不審な変更がないか確認する
- 身に覚えのない注文がないか確認する
- 可能であれば2段階認証を設定する
- 同じパスワードを使用している他のサービスも変更する
偽サイトに入力したパスワードと同じものを、メール、通販サイト、SNSなどでも使用している場合は、それらのパスワードも速やかに変更してください。
クレジットカード情報を入力してしまった場合
クレジットカード番号、有効期限、セキュリティコードなどを入力した場合は、カード会社へ直ちに連絡してください。
- カードの利用停止を依頼する
- カードの再発行を相談する
- 利用明細を確認する
- 身に覚えのない請求をカード会社へ申告する
カード会社へ連絡する際は、不審メールに書かれた電話番号ではなく、カード裏面や公式アプリに記載された正規の連絡先を利用してください。
不正な注文や請求が確認された場合
Amazonアカウントに身に覚えのない注文がある場合は、Amazonの公式窓口へ連絡してください。
クレジットカードや銀行口座に不審な請求がある場合は、カード会社や金融機関にも速やかに相談しましょう。
警察相談専用電話
#9110
消費者ホットライン
188
緊急の被害が発生している場合
110
まとめ
「返金処理に関する確認のお願い」というAmazonを名乗るメールは、返金処理が保留されていると不安をあおり、偽サイトへ誘導するフィッシング詐欺の可能性があります。
今回確認されたメールでは、送信元にAmazonとは無関係な「liuhh.com」、リンク先に「jinzaoyuan.com」というドメインが使用されています。
メール内のボタンやURLは押さず、返金や注文の状況はAmazon公式アプリまたは公式サイトから直接確認してください。
よくある質問
「返金処理に関する確認のお願い」はAmazonからの正規メールですか?
今回確認されたメールは、送信元やリンク先がAmazonと無関係なドメインであるため、フィッシング詐欺の可能性が極めて高いものです。
Amazonと表示されているので本物ではありませんか?
メールの表示名は送信者が自由に設定できます。「Amazon」と表示されていても、実際のメールアドレスやリンク先を確認する必要があります。
返金処理が本当に保留されているか確認する方法はありますか?
メール内のリンクは使用せず、Amazon公式アプリまたは公式サイトを直接開き、注文履歴やメッセージセンターを確認してください。
リンクを押しただけでも被害になりますか?
情報を入力していなければ、直ちに被害につながるとは限りません。ただし、不審なファイルがダウンロードされていないか確認し、ページを閉じてください。
パスワードを入力してしまいました。どうすればよいですか?
Amazon公式サイトから直ちにパスワードを変更し、注文履歴や登録情報に不審な変更がないか確認してください。同じパスワードを使用している他のサービスも変更しましょう。
本記事の運営
詐欺被害ナビ編集部
詐欺・迷惑電話・SMSの情報を分析し、被害防止を目的に運営しています。

